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車のシートのシミ取り術!合成皮革シートのシミを綺麗にする方法

2019.3.23

大切にしている愛車のシートにシミがついてしまったら、とってもショックを受けるものです。しかも、そのシミがついてから時間が経ってしまったら、なかなかシミ取りができません。

ここでは、車の合成皮革シートにシミが付いてしまった時のシミ取り方法についてお伝えします。

時間が経ってしまったシミを綺麗にする方法をいくつかご紹介しますので、自分に合った方法でシミを綺麗に取りましょう。

また、車のシートを汚してしまったときは、シミができる前に綺麗に拭き取ることも大切です。

大切な愛車を綺麗な状態に保つためにも、お手入れ方法を知って上手にお掃除をしましょう。

合成皮革の車のシートに付着した時間が経ったシミのシミ取り方法

車のシートは汚れてしまってことができません。合成皮革ならシミの落とし方にも困りますよね。合成皮革についたシミを落とす方法をご紹介します。

シミの落とし方

  1. 蒸しタオルと乾いたタオルを用意してください。蒸しタオルは電子レンジを使って簡単に作ることが出来ます。タオルを濡らして絞ってから、600Wの電子レンジなら1分加熱してください。
  2. シミの上に蒸しタオルを置き、しばらくそのまま放置します。蒸しタオルに汚れが吸収されていきます。タオルでシートを擦ってしまうと、シートの素材を傷めてしまうので気をつけてください。
  3. 最後に乾いた布で拭いてください。力を入れずに軽く拭くようにします。

時間が経ったシミは蒸しタオルでは落とすことができない場合もあります。この場合は酸素系漂白剤を使うと落とすことができます。
使用するのは色柄物に使うことができる液体の酸素系漂白剤です。塩素系漂白剤だと色が抜けてしまいますので使わことはできません。十分注意をしてください。

時間が経ったシミの落とし方

  1. 乾いた布に酸素系漂白剤を少しだけ垂らし、シミを拭き取るか、トントンと叩いてシミを落としてください。シミが取れないようなら、乾いたタオルではなく蒸しタオルを使ってみてください。
  2. 最後に乾いた布で乾拭きをします。

酸素系漂白剤を使うとシートの色が薄くなってしまう場合があります。心配な場合はシートの目立たない場所で試してから使うか、酸素系漂白剤を少量だけ使って軽くシミを落とすようにして、様子をみながら使ってください。

車のシートについた油汚れやたんぱく質汚れは重曹でシミ取り

車のシートについてしまった食べ物のシミには重曹を使ってとる方法が効果的です。
重曹は弱アルカリ性なので、油汚れにも強く、食べ物のタンパク質を溶かす作用があります。食べこぼしの他にも血液の汚れや手垢なども落とすことができます。

車のシートの汚れが何によるのかがわからない場合は、とりあえず重曹を使うと良いでしょう。重曹は日常のお掃除全般に使うことができますので、車の中の掃除の際も重曹を使うことができます。
一度の掃除に使う重曹の量はほんの少しなので、重曹を1袋買って車の掃除に使うだけだと量が多すぎると感じるかもしれません。ですが、重曹は1袋が200~300円程度と価格も安く、家の中の掃除やキッチンの油汚れにも使うことができますので無駄になることがありません。

重曹はベーキングパウダーとしてお菓子作りにも使うことができる食品添加物のひとつです。天然成分からできているので体に無害なので、通常の洗剤を使うよりも安心して使うことができます。

重曹を使った車のシートのシミ取り方法

車の掃除に重曹を使うときは、重曹を水に溶かして重曹水を作り、スプレーボトルに入れてスプレー式にしておくと使いやすく便利になります。

重曹水の作り方

スプレーボトルに水200mlを入れたら、重曹を小さじ2杯入れて、よく振って溶かします。これだけで掃除用の重曹スプレーが出来上がります。
作るのが面倒という場合は市販品もありますので、そちらを購入すると良いでしょう。

重曹を使って掃除をする方法

  1. 重曹を使って掃除をする前に、シートの上のゴミやホコリを取り除いておきます。
    掃除機を使っても良いですし、あまり汚れていないのなら粘着ローラーで髪の毛やチリなどを取り除いてください。
  2. 重曹水を使って掃除を始めます。
    雑巾やいらないタオルに重曹水をスプレーして湿らせたら、シートを拭いていきます。擦ってしまうとシートの素材を傷めてしまいますので、軽い力で丁寧に拭いてください。気になる汚れがある場合は、汚れの上からトントンと軽く叩いて汚れを落とします。
  3. 拭き掃除が終わったら、換気をして乾かしてください。
    シートが湿ったままだとカビができてしまうことがありますので、必ず乾かすようにしてください。

車のシート全体ではなく、部分的に気になる汚れがあるだけなら、汚れの部分に重曹を粉のまま振りかけ、歯ブラシで汚れを擦って落とすことができます。汚れが浮き上がってきたら、掃除機で重曹を吸い取ってから、水で濡らして固く絞った雑巾で拭いてください。重曹には研磨作用がありますので、粉をそのまま拭き取ってしまうとシートに傷をつけてしまいますので気をつけてください。

車のシートの頑固なシミ取りは中性洗剤でもOK

拭いても取れないシミがある場合は、食器洗い用の中性洗剤を使ってシミを落とすことができます。

中性洗剤を使ってシミを落とす方法

  1. バケツに水をためたら、食器用洗剤を5%の割合で溶かしてください。水1リットルに対して食器用洗剤を50cc溶かします。
  2. 雑巾やいらないタオルを浸して絞ったら、シミの上からトントンとたたいてシミを浮き上がらせます。シミがキレイになるまで繰り返してください。
  3. 次に浮き上がったシミを拭き取っていきます。キレイな水を含ませて絞ったタオルで拭き取ってください。拭き残してしまうとカビができてしまうことがあります。丁寧に拭き上げるようにしましょう。最後に乾拭きをしておくと良いです。
  4. きちんと乾燥させます。シートが湿ったままだと臭いを発生させたりカビの原因になりますので、必ず乾かすようにしてください。
    車のシートの掃除をするときはカラッと晴れた天気の良い日を選ぶと、すぐに乾かすことができます。

合成皮革の車のシートのシミ取り・汚れたばかりのときはまず応急処置を

車のシートが合成皮革の場合、シートに飲み物をこぼしたて汚してしまったら、すぐに汚れを取ることでシミを防ぐことができます。汚れは時間がたてばたつほど落としにくくなってしまいます。汚れをつけてしまったらすぐに応急措置をするようにしましょう。

車の中ではジュースやコーヒーといった飲み物をこぼしてしまうことが多いと思います。シートの上にこぼしてしまったら、すぐにウェットティッシュで拭き取るようにしてください。これだけでシミを作らずに、汚れが落ちる場合があります。もしもシミが残ってしまったら、蒸しタオルを用意して汚れを落とすようにしてください。

ちょっとした飲み物の汚れならウェットシートで落とすことができますので、車の中にウェットシートを常備しておくと便利です。

大切な車もシートが汚れたままだと、掃除にも気持ちが入りませんよね。シミはコツさえつかむとキレイに落とすことができます。ぜひ試してみてください。

この記事の編集者

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