知識に知恵を与える

知識に知恵を与える│INTELIVIA

ウサギに赤ちゃんが生まれたら人間が絶対にしてはいけないこと

2019.3.10

家で飼っているウサギのお腹が大きくなってきたら、妊娠している可能性もあります。
飼い主として、どのようなサポートができるのでしょうか?

ウサギの妊娠期間や、生まれた赤ちゃんウサギの成長についてご紹介します。

つい触りたくなってしまう赤ちゃんウサギですが、始めのうちは絶対に触ってはいけません。
赤ちゃんウサギに人間の臭いを付けてしまうのは非常に危険です。

ウサギの妊娠期間は

ウサギを飼っていて、妊娠して、赤ちゃんが生まれる。そうすると、人間の赤ちゃんと同様、何か特別なサポートが必要なのかしら?

まず、はじめにウサギの妊娠期間をみていきたいと思います。

うさぎの妊娠は妊娠期間は30日です。

妊娠してから、出産するまで要する時間は30日程になります。また、出産するとなると、人間にとっても同じだとは思いますが、ウサギも体力を使います。妊娠をコントロールできるのであれば、なるべく夏や冬は避けてあげましょう。

あまりウサギに負担のかからない時期を選んで、出産をさせてあげて、母子共に元気な状態にさせてあげて下さい。出産した後に、お母さんウサギが弱くなっていって、万が一亡くなるなんてことがないように、配慮してあげて下さい。飼い主としては、最善な季節に飼っているウサギに妊娠してもらうよう、コントロールさせてあげるべきだと思います。

ウサギの妊娠中と赤ちゃんが生まれた後もエサは十分に

ウサギが妊娠中の時や出産後も、エサは十分に与えていきます。

ウサギが妊娠している最中(お腹が大きい時)エサの量は倍にする

この時期は、ウサギにはいつも以上のエサが必要になります。大体、いつもより倍位の量のエサをあげていって下さい。

この時期のお母さんウサギにはタンパンク質が必要になります。アルファルファという牧草がありますので、それを与えてあげると、必要なタンパク質がカバーされると思います。

出産の為の巣箱を用意してあげること

出産後のお母さんウサギには、水分や食べ物を十分に与えるようにして下さい。

この時期のお母さんウサギですが、食べ物の量が鍵になるようです。体調不慮にならないように、エサの量には気をつけましょう。特に、生まれてから3日の時期に特に配慮が必要になってきます。

赤ちゃんウサギが生まれたら絶対に触らない

飼っているウサギが妊娠していたら、出産後の事も考えなくてはいけません。赤ちゃんが生まれたら絶対に赤ちゃんウサギには触れない、その事を頭に入れておいて下さい。

生まれたばかりの赤ちゃんには絶対触れないこと

どうしてだと思いますか?

その理由には、実はウサギのお母さんは、人間のような第三者が介入してしまい、赤ちゃんを育ててしまうと、「自分は育てる必要はない」と自分が産んだ赤ちゃんを育児放棄に起こしてしまうことがあります。

そんな姿みたくないですよね?その為、生まれたての赤ちゃんを見たくても我慢しましょう。
まずは、お母さんに赤ちゃんの世話をさせてあげるように誘導させてあげて下さい。

エサのコントロールは飼っている人間がしてあげることができますが、育児に関しては、完璧にお母さんウサギに任せるべきです。それがウサギの世界のルールのようです。

生まれた赤ちゃんウサギの成長

飼っているウサギが妊娠をして、順調に赤ちゃんウサギが生まれた。そうすると、赤ちゃんウサギの成長を心待ちにしていると思います。

生まれたてのウサギの赤ちゃんに関しては、人の介入は避けるべきです。ですが、生まれてから10-14日たつと、赤ちゃんウサギもあなたが作ってあげた巣箱から出てきたりします。そうしたら、巣箱に戻してあげましょう。どこかに挟まってしまう心配もありますので、この時期になったら、少し飼い主からのサポートが必要になってくると思います。

生まれてから20日位たつと、赤ちゃんも大人になってくるので、巣箱も不必要になってきます。巣箱をとってあげるなどのサポートをしてあげましょう。

生まれたての時期は、完璧にお母さんウサギに育児も任せるべきですが、時間がたつと、飼い主からのサポートも必要になってきます。ちょっとしたことだとは思いますが、赤ちゃんウサギが成長するにつれて、飼い主が適切に育児を手伝ってあげましょう。

ウサギが一度に生む赤ちゃんの数は

人によっては、猫を飼ったり、犬を飼ったりしますよね。ウサギを飼っている場合、妊娠すると、一度にどの位の赤ちゃんを出産するのか、興味ありませんか?

1-10と数には少し幅がある

大体の平均は7匹位ですが、上記のように、赤ちゃんウサギが生まれてくる数には、少し幅があります。

どうして割と多くの赤ちゃんを産むのか

ウサギは割と沢山子供を生みます。その理由ですが、赤ちゃんウサギも他の外敵の餌になりやすいので、親ウサギがなるべく多くの赤ちゃんウサギを産んで、自分の遺伝子を残す傾向があるからだと思います。

里親に出す時期

沢山産んだので、里親に出したい。そう考えているのであれば、産まれてから40日後の方が良いと思います。その理由ですが、この時期の赤ちゃんウサギだと、乳離れしています。里親に出すには、この「乳離れ」をしている時期にするのが、最善だと思います。その前の時期は、お母さんウサギからのサポートがまだ必要な時期なので、里親に出すには、まだ早すぎると思います。

ウサギを飼っている方は、妊娠されると、どんな面のサポートが必要になってくるのか、気になると思います。上記では、生まれたばかりの赤ちゃんには触らないこと、生後14日後位から飼い主が色々と介入すべきであると説明してきました。あなたの参考にはなりましたか?生まれたばかりの赤ちゃんには絶対に触れずに、お母さんウサギに育児をさせることの重要さを知ったと思います。適切なサポートで、赤ちゃんウサギを上手に成長させてあげて下さい。妊娠中の餌の量にも配慮してあげて下さいね。

この記事の編集者

INTELIVIA

INTELIVIAでは日々の生活の中から学ぶことを大切にすることで、知識を知恵にプラスする情報を少しづつですが更新しています。

WEB SITE : http://intelivia.jp/

 - 動物やペットの知恵