絵の構図が浮かばない。構図ではなくアイディア元の多さが重要
2019.3.7
絵の構図が浮かばない!!
描きたくて描きたくてウズウズしているのに、形にならないのってイライラしますよね。
そんな時私はフィギュアをクネクネさせポーズを取らせなんとなくイメージを作っていきます。
そうしているうちに、パソコンでのお絵かきを始めることができてきます。
思いの外、よく書き上がったキャラに背景をつけようとすると、またまた書けなくて悩んでしまうんですよね。
とにかく、ペンを走らせる!
形になっていくと、何が良くて何がダメなのかもわかってくると思います。
絵の構図が浮かばない時に、私がとっている対策についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
絵の構図が浮かばない
絵を描くことは好きなのに、いざ描こうとすると構図が浮かばないことってありますよね。
描きたいことはたくさんあるのに、描けないことにウズウズしてしまうでしょう。
描きたい絵がスムーズに描けるよう試行錯誤してみましょう。
絵の構図が浮かばない時は構図集やポーズをチェックしてみましょう。
苦手な絵の構図を避けて考えていませんか。
もしくは、無意識にその構図やポーズを避けてしまっているかもしれませんね。
構図やポーズは山程ありますが思い浮かばないのは苦手な事を避けていることで自分の画力の範囲を狭めてしまっていることがあります。
構図集や様々なポーズをチェックし、自分に苦手な絵を克服しましょう。
足の形、手の形、顔のパーツ、服装ならニットやシャツなど苦手分野があると思います。
一つ一つ練習をして描ける絵のレパートリーを増やしましょう。
絵の構図が浮かばないのは、描きたいものに焦点を当てすぎるから
絵を描く時、なかなか構図が浮かばない原因は「どんな絵を描くか」に焦点を当てすぎているからかもしれません。
描きたいキャラまではなんとか描けてもその背景が思い浮かばない事が多いでしょう。
絵を描く時の考え方
描く絵を何に使うかを考える
- ポストカード
- 小説や雑誌の表紙
- CDジャケット
- 映画のポスター など
2その中で2つ選ぶ
描いた絵を何に使うか考えたらその中の2つ選びましょう。
2つ選ぶことで描く絵を限定しすぎない、そして想像力を高める効果があります。
絵を描く
描きたい絵のキャラクターやどんなポーズにするか、そして背景まで描きやすくなります。
このように、1つのことに焦点を当てすぎてしまう考えが固執されてしまい想像力が閉ざされてしまいます。
絵の想像力や視野を広められるよう、このような方法を意識してみてくださいね。
絵の構図が浮かばない時にはフィギュアに動いてもらおう
絵の構図が浮かばない時は実際にフィギュアを動かして、そのポーズをチェックしてみましょう。
人物の絵を描く時、構図集や画面上を参考にして描く時があると思いますがどれも平面的です。
それに比べ実物のフィギュアは立体的です。
平面的な絵を想像して立体的に描いても上手く描けないことがあります。
絵が上手い人の特徴として絵の奥行きを上手に表現できているということが挙げられます。
フィギュアを様々な形に動かしてみながら人物の動きを上手に表現出来るようになりましょう。
こうすることで絵を描く時の苦手なポーズや体のパーツを克服することもできますね。
人物の絵は書けたけど背景の構図が思い浮かばない時には
描きたい絵の人物は描けたけど背景の構図が浮かばない場合
ペルソナを考える
ペルソナとはその人物についてリアルな情報
- 性別
- 年齢
- 住んでいる地域
- 職業
- 家族構成
- 趣味
- 特技
- 生い立ち など
描いた人物のペルソナを設定することで背景や色合いなどが想像しやすく、そして描きやすくなります。
趣味が歌うことやダンスであれば明るい印象を持つことができますし、家族構成が3人姉妹の長女ならしっかり者、姉妹ということで女性らしいイメージがありますよね。
背景の模様や景色、そして色合いなどに明るく柔らかい構図を作成することができると思います。
またペルソナを設定することは、関係者間で共有しやすく認識のズレが発生することなくスムーズに仕事を進めることができます。
縦?横?そこが大事
絵を描く時に用紙は縦に使うか横に使うかで印象がガラリと変わります。
- 縦の場合
用紙を縦に使う場合は、描く絵の個性を引き出すことができます。
また空間の遠近法や高さなど強く表現することができます。
人物を描く時は、前進を描くならS字で手や足に動きをつけることで躍動感を表現できます。 - 横の場合
左右を大きく使えるため、背景を強調したい時や情報をより多く取り入れたい時に効果的です。
用紙をどう使うかでも人物や背景の表現の幅が広がります。
絵を描くことに慣れてきたら用紙の使い方も意識してみると、見る相手にとってあなたが意図することを伝わりやすくなりますね。
上手な絵を描くことは描き手として素晴らしいことですがきっと描いた絵によって相手に伝えたいこともあるでしょう。
それが伝わらなければ描き手として十分とが言えません。
実際にフィギュアの動きを観察しながら苦手なポーズを克服すること、そして人物にペルソナを設定すること、描きたい絵に焦点を当てすぎないこと、用紙の使い方によって効果が変わること、これらを意識し、何度も絵を描きながら、想像力をつけて絵の構図をすらすら浮かぶよう力をつけていってくださいね。