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横綱の引退する年齢について平均や理由と力士引退の覚悟とは

2019.3.31

横綱の引退する年齢には決まりはありません。相撲ファンの中には横綱や力士の引退に対しての条件などが気になるという人もいるでしょう。もちろん、年齢によって引退を覚悟する力士もいます。

そこで、横綱の引退する年齢について、引退する平均年齢や横綱が引退する理由、協会からの解雇処分の場合や力士の引退の覚悟などお伝えしていきましょう。

横綱というのは、それ以上上がなく絶対的に強くなくてはいけない立場です。そんな横綱の引退の理由というのは、年齢だけでは語ることができません。ぜひ参考にしてみてください。

横綱が引退する平均年齢について

大相撲の力士たちにとっては、誰もがいつかは自分もなりたいという憧れの存在と言えば、横綱の他にいないでしょう。努力と勝星を重ねてその地位に上り詰めたとしても、早い段階で引退を迎える横綱も少なくはないのです。

横綱引退の平均年齢とは?

プロ野球やプロサッカーの世界では40代を迎えてもなお現役で活躍している選手も珍しくはありませんが、こと相撲界においては40代まで現役を続けている力士、ましてや横綱はほぼいないと言って良いでしょう。

横綱として現役を引退する平均年齢は30歳だということからも、大相撲がいかに厳しい世界かということがお分かりいただけるかと思います。30歳前後といえば、その他のスポーツではまだまだ現役バリバリどころか、これからますます活躍が期待できる年齢だということを考えると、現役力士として横綱の地位に君臨し続けることの難しさを実感せずにはいられません。

横綱の引退には年齢よりも絶対的な条件がある

横綱が引退を決意するうえで、もっとも大きな原因となるのが、やはり勝星がつかなくなったということでしょう。一度横綱の地位に着いてしまうと、たとえ負け越しが続いたとしても、横綱以下に降格されるということはありません。それゆえに、横綱たるものが何場所も優勝から遠ざかり、勝つことが難しくなったと感じた時点で、自ら潔く引退を決断するしかないのです。

横綱とは、その名に恥じぬだけの強さと品格を兼ね備えた人物でなければなりません

ケガなどによる不振や欠場が続いたとしても、長期に渡って横綱不在の状態にしておくことは避ける必要があるのです。

横綱が引退するにあたっての、明確な基準というものがあるわけではありませんが、過去には「横綱は12勝以上するのが当然である」といった相撲協会理事からの発言もあったように、常に優勝争いに絡むことができるレベルでなくなった時が、横綱引退の時期だと考えるのが自然のようです。

このように横綱が引退を決断する背景には、年齢的な面よりも、やはり気力と体力の衰えや、勝つことができなくなったことが大きなウエイトを占めているようです。

横綱が引退する理由は年齢だけでは判断できない

年齢的には30代前半と、世間で言えばまだまだ若い部類に入る時期に、横綱であればすでに引退を決意しなければならない大相撲の世界ですが、横綱以外の力士たちのとっては、また別の引退理由があるようです。

「横綱相撲」と言う言葉に込められた意味

横綱という最上位に君臨する力士にとっては、まさに横綱にふさわしい相撲が取れなくなった時点で、引退を決意することこそが、相撲界の美学とされています。それは、力士としてはまだまだ戦っていけるだけの力が残っている段階であっても、横綱としてはすでに頂点を過ぎているということなのでしょう。

一方、その下の大関にとっては、力士としての最終目的地である横綱の地位を目の前にしながら年齢を重ね、徐々に体力が落ちて負け越しギリギリの状態が続いてくると、やがて降格の危機が迫ってきます。その時点で、格下に転落してまで相撲を続けることへの、力士としての意地から、引退を決断するケースが少なくないようです。

引退ではなく協会からの解雇処分の場合もある

横綱に限らず、大相撲の各部屋に在籍する現役力士たちにおいては、自ら引退を決断する以外にも、力士を廃業するケースがあります。力士が自分たちの意思に関わらず引退を余儀なくされるのは、相撲協会などからの「解雇」や「除名」処分を受けた場合です。

過去には、現役の力士が八百長に加担した問題で、関わった力士たちが解雇処分を受けたというニュースによって、大相撲界全体を巻き込んだ大問題へと発展したのは、記憶に新しいところではないでしょうか?

「解雇」と「除名」の大きな違いとは、退職金が支払われるかどうかという点と、過去の戦歴が残されるかどうかでしょう。「解雇」の場合は、解雇される力士本人からの申し出があれば退職金が支払われるのに対して、「除名」の場合は退職金は支払われません。また、除名処分となった力士は過去の戦歴に関しても、全ての記録が抹消されてしまうという、非常に重たい罰が与えられることになっています。

力士の引退には年齢以上に覚悟の決断がある

ここまでご紹介したように、大相撲の世界では、どのタイミングで力士を引退するのかは、本人の決断によるところが大きいようです。

中学校卒業と同時に大相撲の道に進み、20代前半で早々にこの道を諦めて引退してしまう力士たちも数多くいます。
それに対して、40代となっても現役力士であることにこだわり続ける力士も存在します。

もちろん、ケガや故障によって引退を余儀なくされるケースもありますが、やはり若い力士がどんどん増えてくる中で、どこまで現役を続けるべきか、これ以上続けることへの気力がなくなってしまったことが、引退のきっかけとなることも少なくないと考えられます。

横綱としての美学を貫くためにも、横綱たちは勝ちにこだわりつつも、いつかは来る横綱引退という選択肢を、常に頭のどこかに置いて今日も戦っているのではないでしょうか?

この記事の編集者

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