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バスケのミニバス練習メニュー!子どもが楽しめる練習メニューを

2019.3.27

小学生のバスケといえば「ミニバス」ですが、その練習メニューに悩んでしまう指導者の方も多いのではないでしょうか。
試合に勝つためにはどのような練習メニューがいいのかをまず考えてしまいますが、その前にもっと大切なことがあります。
それは、子どもを飽きさせない楽しめる練習メニューにすることです。
シュートの楽しさを教えながら、やる気をアップさせる声掛けも大切です。

バスケのミニバスは飽きさせない練習メニューを考えることが大切

小学校で始めるスポーツの中で、ミニバスは人気のスポーツです。

動きが激しいスポーツなので体力面も鍛えられますし、仲間と共に試合で戦うという達成感も感じることが出来ます。ミニバスは、一般的なバスケットボールよりもルールが多少異なり、コートの面積やゴールの高さ、そしてボールも小さめなど小学生が動きやすい大きさになっています。

ミニバス初心者がはじめに覚えるのは、ボールの扱い

コート上では常にボールをドリブルしながら動くため、ボールを上手く扱うことが動きのバリエーションを増やします。

でもドリブルが基本とは言え、毎日毎日ドリブルばかり練習させるとミニバスの楽しさを感じる前に、ドリブル練習に飽きて練習が嫌になってしまうこともあります。

そのため、小学生にミニバスを指導する時には、楽しみながら練習できるような工夫をすることがポイントになります。

特に、ミニバスでは「シュート」「ドリブル」「パス」という3つの脅威の動きにすばやく移行できる体勢”トリプルスレット”をマスターすることが上達の近道です。

基本練習だけではなく、1対1や2対1など攻めや守りの数を変えたりして応用練習も同時に行いましょう。

ミニバスを始めたばかりの子どもにとっては、技術を覚えるよりもまずはミニバスという競技自体を楽しいとかやってみたいと思えるということが大切です。

練習のバリエーションを増やし、子どもが集中して取り組めるようなメニューを取り入れましょう。

バスケのミニバスで最初に練習したいのはレイアップシュート

バスケにおいて、シュートは華形の動きです。

ミニバスは、シュートが決まった時の爽快感も楽しさを感じることのひとつですよね。ゴールのネットにスパッと綺麗に決まった時の気持ちよさは最高です。

自分もカッコよくシュートを決めたいと思って、ミニバスを始めた子はたくさんいるでしょう。

シュートの練習、覚える順番

いきなり3Pシュートの練習では応用が効きにくいため、まずはゴールと自分との距離感を掴みやすい”レイアップシュート”から始めるのがおすすめです。

レイアップシュートは、ボールを下から上に浮かせてゴールを狙うシュートなので、初心者でもコツさえ掴めば決めやすいシュートです。

まずはドリブルなしで、ゴール下から2歩走ってシュートという練習から始めましょう。

ボールをゴールのどの位置に当てればシュートが決まるのか、どのくらいの位置で踏み込めば動きやすいのかということを実際に体に覚えさせます。

そして、シュートが決まることの達成感やミニバスの楽しさを感じさせられると良いですね。

バスケのミニバスの練習で少人数しかいなくてもできる練習メニュー

ミニバスの試合は、1チーム5人対5人で行います。

ミニバスを活動しているチームの中には、元々の人数が少なくて試合が出来る人数が揃わないというチームもあるでしょう。

それでも、ミニバスの実践練習はすることが出来ます。

おすすめの練習メニューは”パス練習”

1対1の対面パスよりも、3人や4人で定位置を決めずにパス練習をすることで、キャッチする時の姿勢や位置をより考えながら動けるので、実戦に応用する動きを習得することができます。

パスの種類にも様々なやり方があります。

この位置から出すパスは、オーバーヘッドパスで飛距離を伸ばそうとか、ワンバウンドパスで相手の隙を付こうなど、自分なりに考える力も身につくはずです。

ミニバスが上達するボールハンドリングの練習メニューもおすすめ

ミニバスでは、コート上では常にボールを持ってドリブルやパスを行うため、ボールに慣れるということはミニバスが上達するためには必要なことです。

ドリブルの前にハンドリング練習でボールの持ち方をマスター

ドリブルは、バスケの練習メニューの中でも基本中の基本とも言える練習ですが、ボールをただ付くだけのように見えてドリブルにもコツがあるため、ドリブルが上達するためにはボールに慣れるということが前提です。

ボールに慣れるためには、ボールハンドリングの動きをマスターすることがおすすめ

ミニバスで、相手からのパスをキャッチする時やリブルをする時、シュートをする時などすべての動きで重要となるのが、ボールの持ち方です。

左右10本の指をそれぞれしっかりと広げ、指の腹を使ってボールを支えます。この時、手のひらはボールから浮いている状態になっているかをしっかり確認しましょう。

ミニバス初心者の子どもで小学校低学年くらいの子では手が小さくてボールを指だけで支えるのが難しいということもありますので、その場合は手のひらがボールに触るのは仕方ありませんが、あくまでもボールを支える中心になるのは指ということを理解させましょう。

このミニバスの手の基本となる使い方をマスターするためには、体の腰あたりでボールを回したり、広げた足の間を通して回す動きなどが効果的です。

ドリブルの前に、まずハンドリングの練習をして正しい手の使い方を体に覚えさせることがミニバスにおいては大切なポイントです。

自宅でできるバスケの練習メニュー

私がミニバスを始めたのは小学校4年の時でした。

親に買ってもらったミニバスのボールを使って、練習が終わって帰ってきても寝るまでずっとボールに触っているような、今考えるとミニバス浸けの日々を過ごしていました。

そんな私が家で練習していたのが、仰向けに寝転がってボールを真上に投げ、キャッチするという練習です。

仰向けになるので、ボールの軌道がしっかり分かり、手首の返し方も確認出来、良い練習になっていました。

この練習方法には、もうひとつ良い点があります。

それは、腕の筋肉が鍛えられるということです。

普段は、膝の屈伸や下半身の力を使ってシュートを打ちますが、この練習法では腕の力だけを使うため、腕のトレーニングになります。

腕に力が付くと、ボールの飛距離が伸びるため、今まで届かなかった距離からもボールが届くようになるのです。

家で簡単にできる練習が実戦に役立つのはまさしく一石二鳥と言えますね。

この記事の編集者

INTELIVIA

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