バスケのシュート練習はゴールなしでも可能!その方法を解説
2019.3.26
バスケ上達のために家に帰ってからシュート練習をしたいと思っても、ゴールなしでは練習できないと感じている人も多いのではないでしょうか。
しかし、シュート練習はゴールなしでも可能です。効果的な練習方法はあるのです。
今回は、ゴールなしでもできるバスケのシュート練習方法について説明します。ゴールの成功率を高めるために、フォームを固める練習をしましょう。
また、バスケ上達のためにはフィジカルトレーニングも大切です。スタミナが必要なバスケの試合のために、走り込みも忘れずに行うようにしましょう。
この記事の目次
ゴールなしでもできる2つのバスケのシュート練習方法をご紹介します
バスケはゴールがないとシュート練習が出来ないと思ってあきらめていませんか?確かに実際のゴールに向かってシュート練習をした方が、感覚は掴みやすいし改善点も分かりやすいと思います。でも、身近にゴールがない場合はそのまま練習をするしかありません。
しかし、ゴールなしのシュート練習でも、明確な目的をもって行えばバスケのシュート練習になります。
ゴールが無ければゴール以外の物をゴールに見立てて、シュート練習をしましょう
例えばゴミ箱にゴミを投げ入れるのも、距離や角度などから力加減などを変えると思いますが、ゴールに見立てた物や場所に正確にボールを当てる事を目的にします。
目標物は自宅の壁や公園の遊具など何でも構いません。ココに当てると決めたら、決めた場所に正確に当てる練習をしましょう。角度や距離を変えたり、ドリブルからのシュートなど、状況を変えても目標物に正確に当てる練習です。
慣れてきたら、イメージトレーニングも併せて行います。こんな選手になりたい、こんな活躍したいというぼんやりとしたイメージではなく、パスを受けてからシュートするまでの具体的なイメージをしてください。
ゴールなしのシュート練習でも、今は試合中で相手選手いると想定してパスを受けてからシュートするまでの一連の動きとして練習しましょう。
そうすることで、様々な角度、距離、体勢など色々な状況下でも正確に目標にボールを当てる練習になります。
ゴールなしのシュート練習でフォームを固めましょう
目標物をゴールに見立ててシュート練習しても、本当のゴールと位置や大きさが違ったら意味がないと思った人はいませんか?
ゴールなしでの練習は、ただイメトレや力加減を覚えるだけではありません
バスケのゴールの成功率を上げるには、シュートフォームが大切ですが、ゴールなしのシュート練習はフォームを覚えるのにも向いています。
ゴールがあるとゴールに入れることに意識が向きがちですが、ゴールがないからこそシュートフォームに意識を向けることが出来ます。
スマホなどで自分のシュートフォームの動画を撮って、改善点を確認しながらシュートフォームを固めましょう。
シュートフォームが崩れると、大切な場面でゴールを外してしまう原因になってしまいます
シュートフォームが崩れなくなるくらいまで練習出来れば、自信にも繋がります。何度もシュートフォームを意識したシュート練習をすることで、体に正しいシュートフォームを覚えさせましょう。
ゴールなしで自分の部屋でできるシュート練習もあります
ゴールなしでも家の中で出来るバスケのシュート練習もあります。
バスケでゴールを決めるには、手首の強化も大切です
手首のスナップ力を付けると、パスやシュートで力を発揮します。
手首のスナップ力を鍛える練習方法は簡単で、仰向けに寝転がった状態で顔の前でボールを真上に向かってシュートします。ボールを真上に上げられれば、手の中にボールが戻ってくるので、上へのシュートを繰り返します。
この時、ボールが上ではなく左右にずれてしまう場合は、手首のスナップ力や指先の使い方が不十分です。バックスピンをかけて、手の中にボールが戻ってくるように意識しましょう。
投げたボールが左右にずれるのは、ゴールから外れてしまうことを示しています。投げた瞬間はわずかなずれでも、ボールがゴールリング場所に届くころには大きなずれになっています。シュートを放った地点からゴールまでの距離が遠ければ、遠いほど左右へのずれは致命的な失敗になります。
なお、この練習は最初は失敗する可能性が高いので、周りに壊れる物がないか確認して、顔面にボールを落としたりして怪我しないように注意してください。
バスケのシュートの成功率を上げるためのコツについて
バスケはゴールの得点数で決まり、勝敗がはっきりと分かりやすいです。そのため、ゴールが決まるシュート練習をすることがとても重要です。
ゴールなしのシュート練習として、フォームの固定をお勧めしましたが、あなたは何をもって正しいシュートフォームだと思って練習しますか?
基本的なシュートフォームはこういう形というのはありますが、その基本のシュートフォームをマスターすれば完璧というわけではありません。
基本のシュートフォームは覚える必要がありますが、その基本のシュートフォームから自分なりのフォームを見つけ出す必要があります。
上手い選手や憧れの選手のシュートフォームを真似る人も多いですが、身長や筋肉量、手の大きさや指の長さなど人それぞれ違うため、上手い人のフォームを真似るのが良いとは限りません。
基本のシュートフォームを軸に、自分が打ちやすいシュートフォームやゴールの成功率が高いシュートフォームを見つけるようにしましょう。そのためにも、何度も何度もシュートフォームを意識して練習する必要があります。
また、シュートフォームばかり意識していても、ボールの軌道がめちゃくちゃではゴールは決まりません。手から解き放たれたボールが綺麗に山なりの軌道を描くシュートがゴールリングに吸い込まれやすくなります。
そのためには、手から離れたボールが左右にぶれることがなく、バックスピンがかかった状態にする必要があります。前述の手首強化トレーニングを参考にしてください。
バスケ上達のためにはフィジカルトレーニングも必要です
バスケではゴール数が勝敗を分けるため、ゴールなしでもシュート練習が大切ですが、シュート以前に体力が持たなければ意味がありません。そのため、ゴールなしで出来る練習が限られているときは、フィジカルトレーニングをしましょう。
ランニングで体力強化をするのが基本です。走るときは、出来るだけ足に負担がかからないように、グラウンドの土の上や公園や運動場などの柔らかいクッション性のある舗装を施されている場所で走るようにしましょう。
他にも、基本的な筋トレも大切です。全体的にバランスよく鍛えるようにしましょう。
なお、急激な運動は怪我のもとです。必要以上に頑張りすぎず、ストレッチなどもしっかり行いましょう。