アパートへの引越。挨拶回りをしない方がいいのかの疑問について
2018.7.4
アパートへの挨拶回り。
最近は『しない』という方も多いようです。
家族世帯なら、最低でも上下左右の住人の方へ挨拶されたほうがいいと思いますが、最近では「気がつくと住んでいた」ということも多いようです。
逆に、単身世代なら挨拶回りをしない方が、防犯対策になることもあるようですが「遠くの親戚より近くの他人」です。
大家さんに確認して、挨拶されてみてはいかがですか?
この記事の目次
アパートへの引っ越し。引越は、挨拶回りをしないのがいいって本当!?
各世代に引っ越し後、近所へ引っ越しの挨拶をしているか調査したところ、30~40代は挨拶をしたと回答した人が全体の平均以上で、10代や50代は平均以下しか挨拶していないことが分かりました。
30~40代が近所へ挨拶をする理由としては、働き盛りな世代は人間関係を新しく構築していく機会も多く、10~20代よりもその場所で長く住む可能性が高くなるため、近所の人間関係も円滑にすることを考慮している人が多いです。
逆に引っ越しの挨拶をしないという人は、初めての引っ越しなどで挨拶をするというところまで気が回らないか、あえてご近所との関係に一定の距離を置きたいと考えている場合もあるようです。
最近では、一人暮らしの引っ越しの場合はセキュリティの側面から挨拶をしないことを選ぶ人も増えています。
アパートに家族で引越するなら挨拶回りはしたほうが良い。しないとトラブルのもとに!?
単身者の引っ越しの場合は、引っ越しの挨拶をしない人も多いですが、家族で引っ越しする場合は引っ越しの挨拶をするとしている世帯が8割を超えています。
家族で引っ越しをする場合、単身者よりもその場所で長く住む傾向があり、近所とのトラブル回避のためにも挨拶をして良好な関係を築くようにしている世帯が多いようです。
最近は必要以上の付き合いをしたくないとあえて挨拶回りをしない人も増えているようですが、家族で引っ越してきた場合は引っ越しの挨拶をする人が多いため、挨拶をしないとご近所からの印象が悪くなってしまう可能性もあります。
引っ越し先の挨拶回りをするときは、どこまで挨拶をするべきか迷うと思います。アパートやマンションなど集合住宅の場合は、自分の部屋の上下左右の部屋に行います。挨拶をするときは、時間帯などに注意しましょう。
また、引っ越しの挨拶は引っ越した先だけとは限りません。ご近所づきあいがあった場合は、引っ越し前のご近所に対しても引っ越しする旨伝えるように挨拶をしておくと良いでしょう。引っ越しの際にはトラックや搬出などでご迷惑をおかけする可能性もあるので、そのことも断っておくことをおすすめします。
アパートで挨拶回りをする・しないを見極める方法
アパートに引っ越しをした時、挨拶回りをするのが正解とは言えません。状況によっては挨拶回りをしない方が良い場合や遠慮した方が良い場合もあります。以下のような場合は、挨拶を避けた方が無難でしょう。
- 単身者向け住宅で住民が異性の部屋
- 郵便受けに郵便物やチラシがたまっている部屋
- 表札を出していない部屋
- どんな人が住んでいるかわからない部屋
挨拶に行ってみないとどんな住民が住んでいるかわからない事の方が多いと思います。出来れば事前に大家さんや管理会社に住民について探りを入れておいて、怪しいと思ったら挨拶を避けましょう。
また、挨拶に行っても留守の場合があります。中には居留守をつかわれているケースもありますし、2回行っても挨拶できなかったときはそれ以上はあきらめましょう。
せっかくご近所づきあいを円滑にしたいと挨拶をしたのに、トラブルになってしまう可能性もあります。
単身者なら、防犯上、引越のあいさつをしないこともあるようです。
単身者用のアパートの場合、引っ越しの挨拶をしない人も増えています。地方ではまだ引っ越しの挨拶するのが常識と考える人も多いですが、都市部では特に挨拶をしない人の方が多いです。
あえて引っ越しの挨拶を避けるような都市部では、挨拶に行く方が迷惑に思われてしまうケースもあります。
特にあなたが女性の場合は、引っ越しの挨拶をすることで「○○号室は女性の一人暮らし」と教えているようなものですから、防犯上、避けた方が無難な場合もあります。
セキュリティがしっかりしているアパートや女性専用物件なら挨拶しに行って大丈夫だと思いますが、他の住人がどんな人かわからない場合は挨拶をするべきかよく考えた方が良いでしょう。
引っ越しの挨拶をしなかった場合でも、共用部分で人と会った場合は「おはようございます」などの挨拶はするようにしましょう。防犯上、引っ越しの挨拶をしないこともありますが、ご近所の方に良い印象を与えておけば何かあったときに助け合えるメリットもあります。
迷っているなら、挨拶回りはしたほうがいい。
引っ越しの挨拶をするときは、相手のことも考えて簡潔に済ますのがポイントです。挨拶するときには、どこの部屋に引っ越してきたのかと、これからよろしくということを伝えます。
まずは最初に「隣(上、下)に引っ越してきた○○と申します。ご挨拶よろしいでしょうか」等、訪問の用件を伝えて出てきてもらいましょう。インターフォン越しで相手が出てきてくれない場合は、すぐに引き下がりましょう。
相手が出てきてくれたら、改めて「隣(上、下)の○○号室に引っ越してきた○○と申します。ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、よろしくお願いいたします。」と伝え、引っ越しの挨拶の品を用意している場合は手渡ししましょう。
引っ越しの挨拶は自分の部屋の上下左右に行いますが、大家さんが近くにいる場合や同じ建物内にいる場合は、大家さんにも挨拶に行きましょう。大家さんにはお世話になることも多いと思いますので、良い印象を与えられるように明るく挨拶するのがおすすめです。
何かあったときは、隣近所や大家さんが助けになってくれる場合もあります。無理に挨拶することはありませんが、ファミリー向け物件の場合は出来るだけ挨拶しておくのが良いでしょう。