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おひなまきのやり方は?夏でも大丈夫?注意点や効果とは

2018.6.27

新生児の赤ちゃんをおひなまきしてあげると、グッスリと眠ってくれる効果があるそうです。

では、このおひなまきのやり方とはどうすればいいのでしょうか?夏の暑い時期にはどんな工夫をしたらいいのでしょうか?

また、おひなまきをするときに気をつけたいこととはなにか?

そこで、おひなまきのやり方と夏の工夫や注意点、また、おひなまきの効果などについてもまとめてみました。

夏の時期も大丈夫?おひなまきのやり方といつまでできる?

おひなまきをする時に赤ちゃんはどうなっているの?

  • 赤ちゃんの手は曲がった状態
  • 足はあぐらの状態または足を曲げ足のうらをくっつけた状態

どんな布を使うの?

一般的に布は綿100パーセントの伸縮性があるものが使われ、夏の時期ですと生地は風通しや汗を含みやすいメッシュやガーゼがよいでしょう。
大きなタオルで代用もできますが、ほどけやすいのでしっくりこないことがよくあります。

おひなまきはいつまで?

3ヵ月~4ヵ月頃が目安です。
おひなまきの体勢は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときの体勢です。
そのため赤ちゃんはその体勢でいる事が居心地良いのです。
ですが、成長するにつれ動きが少し活発になってくると自然に嫌がりますので、その時期がやめどきでしょう。

夏におひなまきをするときのやり方やおすすめ素材

赤ちゃんがおひなまきが落ち着くといっても、夏の暑い時期にくるんでも赤ちゃんが熱くて居心地が悪かったら意味がありませんよね。

おひなまきを夏にする場合には、布の通気性が良い物を選びましょう。

おひなまきを夏にする時におすすめな素材

ガーゼ素材

赤ちゃんの肌にはタオル生地よりもガーゼ生地のほうが安心ですよ。

汗が含んでも乾きやすいひんやり素材

汗をかきやすい夏ですので、こまめに洗って、すぐ乾く素材のものがいいですね。
いずれも装飾品がついてないシンプルな薄での布を選びましょう。

布のサイズ

赤ちゃんが小さいうちは布のサイズは正方形のほうがよいでしょう。
だいたい90×90以上のもの。
長方形ですとサイズが合わなく体を手足の固定がうまく出来ない事もあります。
赤ちゃんはしっかり固定される事により安心感を得ているので巻きがゆるいと居心地に問題がでてきます。

夏におひなまきをする時の対策

いくら涼しい布をつかっていても、汗はかきます。
長時間のおひなまきは避け、いっぱい汗をかいているのなら水分補給をさせましょう。
また汗を放置しておくと、汗疹の原因になりますのでこまめに拭くなどして清潔を保ってあげましょう。

おひなまきのやり方や疑問!夏の熱いときは素っ裸の上から?

夏におひなまきをする時に布のバスタオル代用は可能?

バスタタオルの形や大きさにもよりますが、可能です。

しかし、サイズ感があってないと、赤ちゃんの手足が固定されず、居心地が悪くなって泣いてしまうこともあります。
抱いた感じも正方形の布のほうがしっくりくると思います。

赤ちゃんはみんなおひなまきが好き?

個人差があります。
必ずしも赤ちゃん全員が好むとはいえません。

よく可哀想、苦しそうと言われる。

両親や友達に本当にそれは居心地良いのか、苦しくないのか、窮屈そう など言われますが、おひなまきが好きな赤ちゃんの顔をよくご覧ください。
穏やかな顔でスヤスヤ眠っていませんか?
赤ちゃんがなにか不快に思えば泣きますので、そうでなければ、安心している証拠でしょう。
また赤ちゃんが泣きやまない時、おひまなきをしてあげると落ち着いて泣き止んだりしますよ。
試してみてください。

夏は暑そうだし蒸れてしまうのでは?

夏使用の素材を使ってください。
あまりにも暑い日だと、おむつ1枚でも良さそうですね。
赤ちゃんの肌に直接あたっても安心な素材の布を選んでください。

危険ではないの?

長時間手足を固定していると、乳幼児突然死症候群になる恐れがあるそうです。
長時間のおひなまきは辞めましょう。

おひなまきをするときの注意点とは

  • 赤ちゃんの体勢
    赤ちゃんの体勢を間違うと、先天性股関節脱臼になる恐れがあります。
    足を曲げ足の裏をしっかりと合わせるか、あぐらをかいた状態にしてからくるんであげましょう。
  • 長時間は避ける
    布で体を締めた状態になるため、先天性股関節脱臼になる恐れがあります。
    お昼寝の時のみ、または寝付くまでの間、少し家事をしている間、など時間を見てくるんであげましょう。
  • 目を離さない
    赤ちゃんを仰向けで寝かせ、寝返りが出来ない状態になるため、乳幼児突然死症候群になってしまう可能性があります。
    もし赤ちゃんが寝返りしてしまった場合、窒息してしまう事もありますので、必ず赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
  • 無理にはしない
    赤ちゃんにも好みあり、嫌がっている場合には無理にすることはやめましょう。

おひなまきとは?おひなまきの効果とは?

おひなまきは、布で赤ちゃんの手足を固定しくるむことで、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいた体勢で安心感を与えるといわれています。

おひなまきは、日本では「いじこ」、欧米では「スワリング」と言われています。

効果

  • 機嫌をよくする
  • 寝つきがよい
  • モロー反射の抑える(赤ちゃんが寝ているときにビクッと反射し目を覚ましていまうのを防ぐ)
  • 肺や筋力の発達につながる
  • 乳幼児突然死症候群の予防

育児で大変だと感じた時には、一度試してみてはいかがでしょうか?おひなまきをする時には、必ず短い時間で行うようにしましょう。

この記事の編集者

INTELIVIA

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