鏡と写真、どっちが本当の自分?違って見える理由について
2018.5.29
鏡に映る顔と写真に写っている顔が違う・・・。そう感じる方は少なくないのでは。実際にはどっちが本当の自分の顔なのでしょうか?
そしてなぜ違って見えるのか?その理由についてご紹介いたします。
意外にも理由は一つではなく多数が存在しているよう、よくよく考えてみると思い当たる節があなたにもあるかもしれませんね。
この記事の目次
鏡と写真はどっちが本当の自分?鏡での見え方について
言われてなくても、誰でもわかっていることですが、鏡に写っている自分と実際の自分ですが、全て右と左が左右非対称に写ります。
そして、実際に、私たちの顔を微妙に左右対称ではありません。
例えば、左目の方が若干小さく、右より少し下あごの位置がずれている、など、人により顔だけではなく、体の部分部分が違いや歪みがあります。
逆に、顔について100%左右対称という人は、たった100万分の1の確立といわれています。綺麗な方が多い芸能界でも、完全に左右対称という方はたった一人しか居ないと言われています。
左右逆にすると印象は変わる。
前髪を変えただけでも印象が変わりますし、何気なく左わけから右わけにしただけでも、いつも以上に若く見られたという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
また、左、右、どちらから見られた方が美人に見えると分かっている方もいるようで、特に外見を売りにしているモデルさんや女優さんは、写真を取るときはどちらからとられるか、より美しい方面から取れれるよう、気にしている方も多いです。
鏡と写真ではどっちがよく見える?その理由は?
鏡と写真ではどちらがかっこよく見えるのでしょう。その理由を3つほど見てみたいと思います。
鏡と写真では「無意識キメ顔」はどっちがよく見える?
鏡の前で自分の顔を見ると、私は綺麗だ、綺麗に見える顔を自然に作ってしまうようです。
写真を撮るときは、それを確認できないので、普段、鏡の前で作っている自分が好む顔を作ることができないので、写真の中の自分の顔はさほどという結果になります。
鏡と写真では、鏡との距離感はどっちがよく見える?
鏡で自分の顔を見るとき、写真と比べて鏡との距離は近くなります。そのため、鏡の場合は顔の中でもパーツはよく見ることができても、全体的なバランスは見えずらくなります。また、鏡で自分の顔を見ているうちに、自分の顔のパーツばかりに目がいってしまいます。
写真と比べてみると、自分がいつもみている鏡の顔と印象が異なっているので、写真の自分の顔は自分の期待以下なようです。
鏡と写真ではライトアップするとどちらがよく見える?
明るさにより、肌が綺麗に見えたり、シミを隠せたりと、印象に大きな変化を与えます。鏡の前では完璧に化粧をしても、鏡の前の光の明るさと写真を撮るときの光の明るさが違い、明るさのおかげで、写真を見てがっかりすることもあります。
どっちが本当?鏡よりも写真の顔が違って見えるのはナゼ?
写真の場合ですが、今はスマホがよく使われているので、スマホを使って自撮りすることも多いのではないでしょうか。
スマホですが、広い範囲を撮影することができ、近くのものが遠く見え、遠くのものが小さくみえる広角レンズを使用しています。
ですので、スマホで自撮りする場合は、広角レンズの関係で、顔が伸びて写ったりと歪みが出てしまいます。これは、レンズが原因で現れる歪みですが、特にスマホのカメラは高性能ではないので、歪みが格段、強調されてしまいます。
また、スマホのレンズにより生じる歪みだけではなく、写真と鏡においても、光や角度により、印象が大きく変わってきます。光に関していえば、例えば、真上からの光は、老けて見え、オレンジ色の光だと、シミやしわが消えてみえて、肌色が良く見えて写ります。
対策としては、レンズは距離が写真の写り方の問題になっているので、距離を調節して撮れば、撮りたい自分の姿に近いものをとることができます。
鏡と写真、実際にはどっちも本当の自分
鏡で見える自分と写真で見える自分、どちらが本来の自分になるでしょうか。
自分の視点から見ると、写真の自分は鏡の自分と違ってみえますが、第三者からみれば、鏡とあなたと写真のあなたの違いはありません。
この違いがどうして起こるかというと、自分の写真を見るときは、自分の顔に集中してみますが、他の人からみれば、あなたの全体をみているので、どんな形で写真に写っていても、写っている人物があなただとわかれば、それがあなたになるのです。
また、写真に写っている自分では気にしている点も、第3者は意識していないことも指摘できるしょう。
写真の自分、鏡の自分、どちらがかわいいか。
実は、鏡に写った自分は、自分を鏡に移すときに、自然とかわいい表情を意識するので、写真の自分より鏡の自分の方が約2倍かわいく写るといわれています。
自分でかわいいと思われる表情、例えば目を少し大きくするなど、無意識に自分を綺麗に写そうという気持ちが働いているので、鏡の前では、自分が綺麗に見える表情や角度を意識せずに行ってしまっています。
そのため、逆に自分が全く何も意識しない時に鏡に写る自分がいつもより老け込んでいたり、自分が思ったより、ぶさいくにみえてしまいます。
でも、その自分が全く意識していない状態が、本来の自分の素の状態だと言えます。
写真の顔が嫌だという方はこんな方法を試してみて!
写真に写った自分の顔がいやな方が試せる方法
写真を撮る時に違和感を感じる時は、明るい光、場所で撮る
自分で撮る場合ですが、綺麗な照明、明るい光を意識すると、肌の色が明るくなり、綺麗な写真移りを期待できます。明るい光をつかうことにより、しみがくまを飛ばし、実年齢より若く写ることができます。
ただし、光はひかりでも、直射日光や照明でも、光の場所によります。光が真上になるようでは、逆効果になります。目の下にくまができたりと逆に不健康にみえたりするので、綺麗に写りたいなら、光の場所に注意しましょう。
綺麗に写る照明ポイント
夜は蛍光灯ではなく、白熱灯で撮影する
昼の部屋の中では、レースのカーテンを引いた窓の近くで撮影する
また、写真移りを良くするために、光の位置が、顔と同じ位置か、少し下にくるよう、スタンド等をうまく使って光の調節をしてください。光は真上からあてると、ニキビや肌荒れなどが写真に写ってしまいます。
写真を撮るのに最善な光をあてる場所が見つからない場合は、光に関して高技術を持っているプリクラ機での方法を試してください。
写真を撮る時には、あごの引き具合に気をつける
姿勢の良し悪しも写真の写り加減に影響を与えます。背中を伸ばすことも重要ですが、気をつけたいのが顎の位置です。顎が前に出すぎると顔が大きく写って台無しになり、逆に顎を引きすぎると、2重顎に見えてしまうので、姿勢をよくしていても、移りが台無しになってしまいます。
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