高校の生徒会選挙で勝てる演説!大切なのはインパクトを残すこと
2018.4.21
高校の生徒会役員選挙に立候補をしようと考えている学生とって重要になるのが演説です。いかにインパクトを残すかも重要ですし、勝つために意識すべきポイントもいくつかあります。
演説の例文を参考に、どんな学校にしていくか具体的な内容を取り入れて演説に挑んでください。
また、実際に生徒会役員を経験した人たちが感じる「生徒会あるある」もご紹介します。
この記事の目次
高校生徒会の選挙で勝てる演説内容とは?
演説する際のポイントは、具体的に話すことです。
まずはあなたが、どうして立候補したいと思ったのか、この学校をどうしていきたいのかということをザッと書き出してください。
そして、そこに具体的な情報を入れていくことがとても重要になるのです。
「この学校を良くしていきたい」だけでなく、その為に具体的にどのようなことをするのか?や、「色々な問題がある」だけでなく具体的にどのような問題があるのか?を伝えるのです。
ポイントは、演説を聞く生徒が自分の身近な問題として共感できるような内容であることです。
自分の想いを上手く文章にするのが苦手という人は、以下の例文を参考にしてみてください。
高校生徒会選挙の演説の例文
この度、生徒会に立候補した○○(自分の名前)です。
私は今まで、~~ということを経験してきたうえで、もっと~~になればより良い学校生活が送れると考えてきました。
これを実現させる為には、自分が生徒会に入るしかないと思い立候補いたしました。
私は△△(役職)に選ばれた暁には、~~を必ず実行します!
高校生徒会の選挙で勝つために意識すべきことは?
高校生徒会選挙に勝つために顔見知りレベルの同級生には遠慮しない
選挙活動でまず最初にやったのが、同学年の人たちへの声掛けです。と言っても、同学年にライバルがいるので結構やりにくかったんですけどね。
私は、顔見知りレベルの人であれば遠慮しないで頼みました。「私に投票して!」とそのまま。
とにかく選挙で負けたくないという思いが強かったので、躊躇せずとにかく声を掛けていきました。最終的には、一つひとつのクラスを回って選挙活動しました。言い換えると、売名行為です(笑)
高校生徒会選挙に勝つために部活の先輩後輩に協力依頼
私は部活に入っていたので、部活の先輩後輩にも協力をお願いしました。自分の学年ならまだしも、さすがに他の学年の教室に突然行って選挙活動をするのはキツイので・・・。
でも、そのクラスに部活の知り合いがいれば教室に入っていく事だって出来ます!そんな風に周りに協力して貰って、他の学年でも選挙活動をすることが出来たのです。
そして何より、部員はみんな自分に投票してくれるので心強かったです。
高校の生徒会選挙の演説でインパクトを残すには?
高校生にもなると生徒の人数も多く、同じ学年でさえ知らない人がいます。そんな中で他学年ともなると、見たことも無い人が生徒会に立候補しているなんてことも少なくありません。
票を集めたい場合、まずは名前を知ってもらうことと印象付けることが大切になります。その為、演説する際にはある程度の工夫をしなくてはいけません。
例えば、
- 「私は」というのを、全て「私○○(自分の名前)は」と言い換える
- 定期的に名前を繰り返す
といったことが効果的かと思われます。
具体的な使用例を見てみましょう。
「私、山田太郎は、高校生活で悔いが残らぬよう、何としてでも生徒会に入りたいと強く思っています。
是非、やまだたろう、山田太郎に!皆様の温かい一票を宜しくお願い致します!
ご清聴、ありがとうございました。(お辞儀)」
といった感じでしょうか。名前を繰り返すことで、人の記憶に残りやすくなります。そして名前の印象が残っているだけで、投票用紙に「○」をつけたくなるのです。
立候補者が多い場合などは特に、それぞれの演説内容を覚えている人は正直少ないでしょう。
その為、とにかく全校生徒にインパクトを与えることが重要になるのです!
高校の生徒会の選挙に出るのは内申を良くするため?生徒会にまつわる「あるある」ネタとは
生徒会に立候補する人はただ内申点を上げる為にしている。
確かに、それを狙って生徒会に入る人がいるのも事実でしょうね。
生徒会室が憩いの場になりすることが無いのに部屋へ行ってしまう。
ある意味、部活みたいな感じですよね。
生徒会に入っているからという理由で人前に立たされがち。
みんな頼ってしまうんですよね・・・。
選挙演説で、現実的に考えて無理な内容を掲げる人が一人はいる。
私が小学生の頃、蛇口からコーラが出るようにすると公約している人がいました(笑)
周りから『生徒会って何してるの?』と聞かれる。活動内容が知られていない。
確かに、普段は何をしているのか謎です。
盛り上がるのは生徒会の中だけ。学校全体ではあまり影響がないことが多い。
何をするにも、基本的に先生の許可が必要になりますからね。
副会長は仕事が無い。
いやいや、会長を支えるという重要な仕事がありますよ・・・!
高校の生徒会活動のメリットとデメリット
まずはメリットをご紹介します。みなさんが思い浮かぶのは、きっと「入試で有利になる」ということでしょう。
確かに高校受験や大学入試で推薦を貰いたい場合なんかは、多少有利になるかもしれません。
しかしそれ以上に「生徒会役員でなければ味わえない、貴重な経験が出来る」という大きなメリットがあります。
例えば全校集会の際に大勢の人の前で話をしたり、学校の校則を作るといったことは、生徒会に入らなければ経験が出来ないことです。
このような経験を経て「将来は政治家になって日本をより良くしたい」と考える人も出て来るでしょう。
また、高校受験や大学受験の際には、生徒会での経験を話すことも出来ます。
しかし、メリットばかりではありません。一番大きなデメリットというのは、生徒会活動に時間が取られてしまうということです。
1・2年生の時と言うのは、生徒会活動で部活に出られないということも出てくるでしょう。3年生になると、受験勉強をする時間が減ってしまうなんてこともあります。
家でやらなくてはいけない課題が出ることもあり、勉強する時間が減ってしまうのです。もし、生徒会よりも他にやりたいことがあるという場合にはおすすめしません。
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