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高校生の就職試験の結果が出る時期と内定後の過ごし方

2018.4.21

高校生になると、進学か就職か進路の選択をしなければなりません。就職を希望した場合は就職試験を受け、その結果が出るまで不安が募ることと思います。

高校生の就職試験の結果が出る時期とは?高校生が内定後にすべきこととは?

就職試験のポイントも合わせてご覧ください。

高校生の就職試験の結果が出る時期とは?

高校生の就職活動は、求人が学校に来る7月くらいから始まります。7月頃に、企業から学校に求人が届きますが、応募出来るのは9月になってからです。

求人が来てから応募できるまでの2か月間は、募集要項などを見て吟味したり、職場見学などを行いましょう。

多くの企業では、9月中には合否を決定すると言われています。そのため、高校3年生の9月中に就職先が決まる高校生も多いです。

高校生の就職活動は、最短で7月から9月の間で済んでしまいます。しかし、それ以前の準備期間もいれると、最短の人でも実際はもう少し長くなるかもしれません。

また、皆が最短で就職先が決まるとは限りません。就職活動をスタートするのが遅い人や慎重な人はもう少し長くかかる場合もあります。

もちろん、7月以降に求人を出す企業もありますし、募集期間が長い企業もあります。就職活動が長引いてしまうことも珍しくありません。

高校生が就職するときは、地元企業などが主で就職率はたかいのですが、しっかりと対策をしておかないと苦戦してしまう可能性もあります。

高校生の就職試験の結果がわかる時期の目安とは?

毎年1名~数名の高校生を新卒で受けている企業も多いです。大企業よりも地方の中小企業で比較的歴史ある企業にその傾向が強いように思います。

実際、知り合いの社長さんは毎年ハローワークから高校生の新卒で1名採用をしてきました。毎年ハローワークに相談して支持されるまま学校側に求人を出してきたので、特に就職試験や結果を出すのがいつかどうかということを細かく考えたことはなかったと言います。

ここで、その社長さんは高校生の採用には時期が決まっているのか?と改めて疑問に思ったそうです。高校に求人を出すのは7/1からで応募開始は9月からです。選考や入社試験を行うのは9月中旬ころになるでしょう。そして、多くの企業では選考結果発表までは1週間かかります。はやい企業で9月中に採用者が決まります。

就職試験の結果合格!高校生が内定後にすべきこととは

卒業前に無事に内定をもらって就職先が決まったら、あなたはどんな風に過ごしますか?

働きだしたら今ほど遊べなくなるので思いっきり遊ぼうと考えている人も少なくないと思います。しかし、遊んで過ごしていると、働きだしたときから同期との間に差がついてしまっている可能性もあります。

内定をもらったら、その仕事に関係するスキルを身に付けるようにしましょう。会社がきまっているので、やるべきことも見えてきやすいと思います。

また、ほとんどの仕事に共通するのは電話対応とパソコン操作です。基本的なパソコン操作は出来るつもりでも、ワードでビジネス文書をつくったり、エクセルで表計算をしたり実際に操作すると分からなくて苦労する場合もあります。

電話対応も新社会人の前に立ちはだかる壁のひとつです。職場の電話機によって使い方が違うので、電話機での練習は出来ませんがトーク練習などは出来ると思います。

敬語を勉強したり、電話対応の基本トークを声に出して練習しましょう。

高校生の就職試験で失敗しやすいこととは?

就職試験の失敗!ドアを開けた時目が合う

ドアを開けた瞬間、面接官と目が合ってしまうことも多いです。すると緊張して、ドアを開けながら失礼しますと言いお辞儀もしてしまいます。目が合っているのでそうしたくなる気持ちは分かりますが、これは本来1つずつやらなければいけない動作を一気にやってしまうので、マナー違反です。この失敗だけが合否に関わるわけではありませんが、目が合っても落ち着いて1つ1つの動きを丁寧にこなしましょう。

就職試験のあいさつに失敗

ドアを閉めたあとに挨拶をしますが、この時の印象は強く残ります。ドアを閉めた後、シーンとしていて緊張感が漂っている空気に焦って挨拶を急いでしてしまう場合も多いです。すると、雑な印象になってしまうので注意が必要です。

ドアを閉めて体の向きを直し、しっかりと直立してからハキハキと「失礼します」と言い、言い終えてからお辞儀をします。上体を戻す時は少しゆっくりめに戻すようにします。

一つ一つの動作の間に一瞬間を開けると、丁寧な印象になります。

就職試験で姿勢に失敗

入室の挨拶などがちゃんとできても、姿勢が悪いと印象が良くありません。ふにゃふにゃしたりゆらゆら動いたり、猫背になっていないか鏡の前に立って自分でチェックしてみましょう。

就職試験の結果が不合格・・・面接で落ちてしまう原因は?

就職試験の志望動機

書類選考や面接で落ちてしまう人の多くは、志望動機が他の応募者に比べて不足していることが多いです。仕事や会社に対する熱意、この会社で働きたい理由などが伝わらないとライバルに負けてしまいます。

人事担当者は何人もの志望動機を聞いていますし、どんな考えの人が入社後活躍しているかも分かります。ですから、お手本のような無難な志望動機では印象に残りませんし、他の応募者と差を付けられません。

また、志望動機が弱いと些細な事でも会社を辞めてしまうリスクがあると判断されてしまう可能性があります。会社としては人を採用するのにお金と時間を使っていますので、すぐに辞めてしまう人を採用するのは避けたいところです。

そのため、志望動機が明確でしっかりしている人の方が、面接官の高評価につながります。とはいえ、何を言えばいいか分からないという人は会社のホームページなどを隅々までチェックします。

志望動機は、「自分はこの会社で○○がしたい。」ということを伝えると良いのですが、単純に自分のやりたい事を伝えるのではなく、会社の求める人材はどんな人なのか考えて、自分の強みと合わせた志望動機を考えます。

この記事の編集者

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