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高校のテスト期間でも部活動は当たり前?その実態を調査!

2018.4.21

最近ではブラック企業だけではなく、中学や高校にはブラック部活もあると言われていますが、実際にはどうなっているのでしょうか?

高校のテスト期間は部活中止となっていますが、大会が近いからとそれを無視して部活動を行っているというところもあるようですが、問題にはならないのでしょうか?

中学や高校の部活動の実態について調べてみました。

高校や中学ではテスト期間直前まで部活があるのは当たり前?

  • 私たちの市では、土曜休みが導入された時から「部活は週に1回休みにする」「中間テストは3日前から、期末テストは7日前から休みにする」と決められました。しかし、実際のところこのルールを守らない部活ばかりなのです。はじめのうちは、生徒の自主練だとか練習試合だとか言っていましたが、今では完全無視です。風邪で学校を休んでいる生徒に電話をかけ、部活には来させたという部活もあるようです。塾に行くと言って部活を早退すると、レギュラーから外されるなんてことも・・・。勉強を頑張りたい子が犠牲になっているような気がしてなりません。

  • 私の子供が通う学校では、テストの2週間前から部活は休みになります。でもその期間にきちんと勉強しているのかと言うと・・・実際は違います。ただただ遊びの時間になっているだけなのです。テスト直前でも夜まで練習するのは無しだと思いますが、普通に放課後の部活は良いのでは?と思ってしまいます。勉強は量より質です。身体を動かした方が勉強も捗るのではないでしょうか。

高校のテスト期間中も部活?そんなブラック部活の実態とは?

「テスト期間中も部活をやる。」

ある母親が、子供からそう聞かされたのは入学した年の1学期、中間テストの時期です。

この息子の入部する部活というのは、過酷なものでした。もちろん平日に休みがあるはずもなく、帰宅はいつも夜8時半。土日も練習か遠征、試合などで休みはありません。

学校の規則としては、テスト期間中の部活は禁止しています。しかし「自主練」と称して朝練や放課後の練習が普段通りに行われているのです。さすがに土日は休みだろうと思っていたら、顧問から無料の観戦チケットを渡され見に行くこととなりました。

教員が部活によって残業や休日出勤を強いられる「ブラック部活」が問題となっていますが、逆にこういったタイプの顧問もいるのです。そんな部活に我が子が入っているとなると、親も不安でたまりません。学業の妨げになっているのです。

しかし、顧問は『部活をやりきることで志望校へだって行ける』という訳のわからないことを言います。休む暇も与えずに部活をし続けることが問題だと捉えていないようです。それ自体が問題な気がします。

高校で部活をしていても、テスト期間に向けて勉強することはできます!

  • 私がテスト勉強を始めていたのは、いつも一週間前からでした。忙しい部活に入っておりましたが、部活終わりの19時~21時頃までは最寄り駅にある地区センターの自主室で勉強をするように決めていました。あまり長時間勉強をしてもダラけてしまうだけだと思ったので、この短い時間に集中して勉強しようとスケジュールを細かく決めて取り組んでいました。
  • 私は、テスト2週間前くらいから勉強をスタートさせていました。テスト前に一気に覚えるのは大変なので、普段から授業の予習をし、わからないことは授業が終わった後に先生に聞いて解決していくというスタイルでした。その為、授業中に大体のことは理解して、それでもわからなかったことややり残してしまったことをテスト前にもう1回やるという感じです。テスト前は、演習問題をたくさん解くように心がけていました。
  • 数学の問題集なんかは全て解かないと気が済まなかったので、3週間くらい前から始めていました。暗記するものはギリギリになって詰め込んだりすることも多かったです。部活の自主練をしつつも、朝は早く起きて勉強したりしていました。朝は家族も起きてないから静かですし、学校に行くまでのタイムリミットがあるので集中することが出来ました。

部活で頑張っている生徒の方が受験に成功する?

部活をしている子の方が、受験に必要な自己管理能力を身につけられていると考える人も多くいます。

例えば、部活で疲れて遅くに帰宅しても、寝るまでの短い時間の中で優先順位をつけながら勉強をしたり、通学時間や休み時間などの隙間の時間に効率的に勉強をすることが出来るようになります。そうすることで、部活を引退した後も計画的に勉強する能力が身に付くということです。

もし、あなたのお子様が自分で「目標の為に部活を辞めて勉強時間に充てる」というのであれば、その気持ちを尊重してあげて良いでしょう。ただ、親から「勉強する為に部活を辞めなさい!」というのはちょっと違うということです。

部活と勉強を両立させるためのコツですが、まずは帰宅したら着替える前にそのまま机に向かい、宿題を終わらせてしまうことをおすすめします。部屋着に着替えることでついリラックスして、テレビなどを見始めてしまいがちです。

もし平日の勉強が難しいというのであれば、練習が休みの日に頑張るというのも良いでしょう。平日疲れている中で夜中の1時まで勉強するという目標を立てるよりも、平日は30分しかやらない代わりに土日は挽回する!という意気込みでやってみると良いのではないでしょうか。

部活で疲れて眠い・・・そんな時の勉強方法!

帰ったらすぐに勉強机へ!

帰宅した後はすぐに勉強を始めるべきです。一度ゆったりしてしまうと、一気に眠気がやってきます。気持ちが張りつめている間に勉強を終わらせてしまいましょう。この時に、やらなくてはいけない宿題などを片付けてしまいましょう。

頑張りすぎないこと!

家に帰ったらすぐに勉強を始めて、毎日夜の0時過ぎに就寝・・・。でも、無理をしてはいけません。もう少し勉強しておきたいと思うかもしれませんが、休むことも大切です。疲れたままでは集中だって出来ませんよ。頑張ることも大切ですが無理せず、お風呂でリラックスして早めに寝ることも大事です。

朝の時間を有効利用!

早めに寝ると、勉強時間が減ってしまうことが心配になりますよね。そこでおすすめなのが、朝に勉強をすることです。

朝起きて、まずはコーヒーを飲むだとか洗顔をするだとか儀式を決めておくことで目が覚めるでしょう。そして、前の日に何をやるかを決めて準備しておくことで、すぐに勉強を始めることが出来ます。

このような時間の使い方をすることで、眠気と闘うことなく勉強に集中することが出来るでしょう。

この記事の編集者

INTELIVIA

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