ホームセンターのペットショップで売れ残りになった犬猫
2018.6.19
今やホームセンター内にもペットショップがあり、とても可愛い姿に癒されますよね。
しかし、買い手が見つからずにどんどん成長していき、安く売られている犬や猫なんかも見ることがあります。
それでも売れ残りになってしまった場合、彼らの行く末はどうなるのでしょうか・・・?
ペットショップの実態を調べてみました。
また、ペットを飼いたいと思う場合はペットショップ以外でも、里親になることも是非考えてみてくださいね。
この記事の目次
ホームセンターで売られているペットは、3ヶ月を過ぎてくると売れ残りになる可能性も
海外からすると日本はペット後進国と言われており、本当にペットショップが多いです。
昔は子犬や子猫などはペット専門店が取り扱うことが多かったのですが、近年はホームセンターに行けばペットショップが併設されているところも多い現状です。
ショーケースの中にいるペットたちは、新しい家族の元へ行って幸せに暮らしていってほしいものですが、全員がそういう運命になるとは限らないのです。残念ですが、中には家族が見つからない子犬や子猫だっているのです。
ペットを売るうえで一番ネックになるのが、時間と共にペットが成長していくということです。やはり月齢が若いほどよく売れます。
その為、タイミングが合わなかったり、買い取り手が見つからない子たちというのはどんどん成長していって、生後3ヶを過ぎれば安く売られるようになるのです。
ホームセンターのペットショップで売れ残りになった犬の行く末とは・・・
ペットショップでは月齢が若ければ若い子犬ほど可愛いとされて人気があり、売れるのも早いようです。
ペットショップでの犬の販売数は毎年増えている傾向にありますが、売れ残っている犬の数はそれほど多くはないという話を聞いたことがあります。
ただそんな中でも、体調を崩してしまったことが原因で小さいうちに売られず、タイミングが合わなかったことで最終的に売れ残ってしまう子もいるのは事実です。
とても悲しいことですが、生後半年以上経過した犬はペットショップではなかなか売れないそうです。
売れ残った犬はそのままペットショップの看板犬になるケースもあれば、店員や知人が引き取るという場合もあります。
あとはボランティア団体と連携して、新しい里親探しをする犬もいます。
しかし売れ残りになった全ての犬がこの道を辿ることが出来るわけでは無く、このチャンスが与えられるのも一部の犬に過ぎないのです。
ホームセンターで売れ残りになりそうなペットは、安く売られる・・・
ペットショップにおいて一番犬が売れるのは、生後2ヶ月前後と言われています。そして成長するにつれ段々と人気が無くなっていき、生後半年を過ぎればほとんど買い手がつかなくなるんだとか・・・。
一般的に、生後半年を過ぎると値引きが始まって、その値段はどんどん安くなっていきます。人気犬種の場合でも、大きくなったという理由だけで2~3万円という値段で売られることも。値段が下がれば人間も飼いやすくなるので、この時点で買い手が決まる可能性は上がります。
ちなみに、我が家の愛犬もそんな中の一匹でした。ふらっとペットショップに立ち寄った時に、他の子よりもだいぶん大きくなっていて、安値で売られているこの子を見つけました。
ずっとオドオドしていて、人懐っこいわけでも無く、隅の方でうずくまっていたのです。こんなんで買い手は現れるのか?と心配になりました。
家に帰ってからもその姿が忘れられず、元々犬を飼いたいという思いはあったので、思い切って飼ってみることにしました。
今でも変わらずビビリではありますが(元々の性格のようです)、私の人生にとってはかけがえのない存在となっています。