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気をつけて!『めんどくさい 』の親の口癖は子供に影響する!

2018.6.19

ついつい気が付かないうちに子供の前で『めんどくさい』と言う言葉を使ってはいませんか?

気が付くと子供も口癖のように『めんどくさい』と言うのは、お母さん・・・あなたの影響ですよ。子は親を映す鏡ということわざがあるように、良くも悪くも子供は親から大きな影響を受けて育つのです。

今回ここでは親がこんな行動をすると、子供をダメにしてしまう気をつけたい注意点をご紹介します。

親の『めんどくさい』の口癖は子供に移るので要注意!

子供に対して言っているつもりは無くても、口癖がついつい子供に移ってしまうことがあるので注意しなくてはいけません。

私は、家事や仕事、PTAの仕事など・・・予定が沢山つまっていたり忙しかったりすると、つい「ご飯作るのめんどくさいー」「明日の仕事めんどくさいー」なんて無意識に言ってしまっていたようです。

気が付けば、中学生の息子にもこの口癖が移ってしまっていました。

やっぱり人間ですからめんどくさいと思ってしまうことは多々あるのですが、そんな時でもまずは動くことが大事です。

それをしないことで、めんどくさい気持ちはどんどん大きくなっていき、やり始めるのが遅くなってしまいます。そうするとまためんどくさくなるのです。

私のこの「めんどくさい」という口癖が息子に移ってしまったことで、大変な事態が起こってしまいました。息子の期末テストの結果が、すごい点数に・・・。(もちろん悪い方の)

「めんどくさい」と言葉にしてしまうことでどんどん悪い方向へ行ってしまいます。子供にはこういった言葉を聞かせないようにした方が良いでしょう。

子供の『めんどくさい』の口癖には『やりたくない』という意味がある

めんどくさいという言葉の裏には、「やりたくない」とうい真意が隠れています。やる気が出ないのです。

では、どうしてやる気が出ないのでしょうか?

その点を詳しく考えてみることで、解決策が見つかるかもしれません。

例えば私の場合ですが、小学生の頃に親にそろばん教室に通わされていました。数字や計算に全く興味の無かった私にとって、そろばんというのは苦痛以外の何ものでもなかったのです。

最初はそろばん教室に通っていましたが、そのうち私は「行ったふり」をするようになったのです。「そろばん教室に行ってくる」と親には嘘をついて家を出て、その辺でボケーッとしていました。

しかし、少ししてから親にはバレてしまいました。その後、そろばん教室に少し行ったのか、全く行かなくなったのかは記憶にありません。

とにかく覚えているのは、そろばん教室で感じていた居心地の悪さ、劣等感、親に嘘をついていたことに対する罪悪感です。

子供が習い事などに対して「めんどくさい」と言っている場合は、本当に本人がやりたいことなのか一度考えてみると良いでしょう。

子供の口癖が 『めんどくさい』になる原因には、これまで親の思い通りにさせてきたという事実も

「子供に質問をして答えが返ってきても、それは私が思っていたような答えでは無くて自分にとって都合の良い答えをすることがあります。それを認めても良いのでしょうか?」

こんな質問がありました。

しかし、「わたしが思うような答えじゃないとダメ」と考えている時点で、子供を自分の思い通りにさせたいという心理が隠れているように思います。「それならいちいち質問するなよ。」っていう感じですよね。

こういう人、大人でもよくいますよね。相手の意見を尊重しようとはせずに自分の思いを押し付けてる人。そういう人の言うことを聞きたいとは思いませんよね?

まずは相手を受け入れるようにしてください。それはダメ、それは良いという評価の仕方をしないのです。

そして自分の答えを持たないで、受け入れた後にまた質問をしてください。

「そう考えたんだね。(受け入れる)」→「それをすると、どうなるの?(質問)」

「そっか、わからないのね。(受け入れる)」→「こんなことが出来たらいいなって思うことはあるのかな?(質問)」

そんな風に質問を繰り返していくことで、子供にもだんだんと考える習慣というものもついてくることかと思います。

親がこんな行動をすると、子供をダメにしてしまう?

小言を言う

こんなところは真似しないで欲しい!と思っていることほど、子供は親の言動などを真似していることがあります。

その為、子供に対して小言や文句ばかり言っていると、子供も人をけなすことを覚えてしまったりするのです。そして「自分はダメな子なんだ」と思ってしまい、自信が無くなって自分を責めてしまいます。

上手な叱り方をしたり、否定的な怒り方はしないようにするなど、注意しましょう。

人の悪口を言う

敵意や憎しみの中で育った子供というのは、精神的に不安定になりがちです。乱暴になってしまう子もいれば、引っ込み思案になってしまうタイプの子もいます。

夫婦喧嘩をしてお互いを罵り合ったり、暴力を振るってしまっていたりはしませんか?そういった現場を子供が見ることで、同じことをしてしまう恐れがあるのです。

感情的にならずに、お互いに歩み寄ることを忘れずしっかりと話し合いましょう。もちろん家族以外の人に対しても同じことが言えます。

子供を育てる時に、絶対に言ってはいけない言葉

お母さん、あなたのこと嫌いになるからね!

母親というのは、子供にとって一番安心できる安全な場所なのです。それなのに「嫌い」という言葉を子供にぶつけてしまうと、子供は大変傷つきます。

それの何倍も「好き」「愛してる」と伝えているから大丈夫!なんて思うかもしれませんが、言うことを聞かない時にだけ「嫌い」発言をするのは卑怯だと思いますよ。

あんたなんか、産まなきゃよかった

これはもう、最悪ですね。母親も自分を責めるようにして言うのでしょうが、これは絶対に言ってはいけない言葉です。

あんな友達と仲良くしちゃダメ!

子供からすると「あんたには関係ないよ!」という感じでしょう。どこに母親が子供の交友関係を制限する権利があるのでしょうか。

あんたの為に、お母さんがどれだけ大変な思いしたと思ってんの!

子供からすると「知らないよ!」といった感じです。見返りを求めた努力なんですか?という気持ちにしかなりません。親の苦労なんて、子供のうちは理解されないものですよ。

この記事の編集者

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