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ソースの賞味期限は1年以上あっても開封後は早めが基本!

2018.6.3

ソースって一度開封してもなかなか減らなくて、そのまま冷蔵庫に放置している人も多いのではないでしょうか?

ソースなどの調味料の賞味期限は1年以上ありますが、やはり賞味期限が過ぎたものは捨てるべき?それとも捨てた方がいい?

ソースの賞味期限は1年以上あっても開封前と開封後では違いがあります。詳しく説明します!

ソースの賞味期限はいつまで?1年くらいなら使っても問題ない?

ソースやケチャップって長持ちする・・・そうきっと誰もが感じているのではないでしょうか?

実際賞味期限も長めに設定されていますが、1年くらい使っていても問題ないのでしょうか?

主婦の人に聞いてみても、しょうゆと違って味が変わるということもなく、腐るということはないのではないか、と考えている人がほとんどのようです。

ソースやケチャップ、マヨネーズには酢が使われています。そのため長持ちすると言われているのです。

賞味期限は「おいしく食べることができる期限」という意味で出荷元が自由に決めています。冷蔵庫にきちんと保管保存していれば1年以上持つかもしれません。

しかしあくまでも目安です。色が変色している、変な臭いがするような場合は捨てるようにしましょう。

ソースの賞味期限は1年以上?開封後と開封前でどのくらい違う?

ソースの賞味期限は、メーカーによっても違いがあります。だいたいの場合は開封前であれば2年間と設定しているものが多いようです。

しかし、開封後のソースは早めに食べるのが基本、と各メーカーではうたっています。

A会社の担当者に聞いてみると、お好みソースなどの調味料については、開栓後は冷蔵保存が基本で3ヶ月以内に使い切るのが目安のようです。

別のB会社では、ソースは糖類や酢、食塩などが入っているため、すぐに傷むということはない、といいます。しかし、開封後時間が経つと風味が落ちてくるとか。

ウスターソースであれば開封後は約3カ月、とんかつソースは約2か月で使い切るのが理想のようです。

お弁当に入れる携帯用のパックのソースはその日で使い切るのがベストのようです。

ソースは常温保存でも賞味期限は1年以上ある?

酢が入っていることで、ソースは長持ちすると言われています。そのため、米酢や穀物酢など混ぜ物をしていない純粋な酢は、持っている防腐作用が機能するため、冷蔵庫で保管しなくてもよいそうです。純粋な酢は常温保存でOKなのです。

しかし、ポン酢のように酢の成分が100%ではないものに関しては、冷蔵保存が基本です。もし常温保存してしまうと、酸化や発酵が進んでしまうからです。

そう考えると、ソースも冷蔵保存が基本となるでしょう。特に開封後であれば当然と言えます。常温保存したソースは温度差の変化によって色や香りや風味が落ちてしまいます。さらに、とろみまでも落ちてしまうこともあるのです。

賞味期限が1年以上先のものであったとしても、開封後のソースに関しては早めに使った方がおいしく食べることができます。ウスターソースやお好みソースであれば開封後でも3カ月程度は持つとも言われていますが、中濃ソースやとんかつソースについては1ヶ月くらいに食べきった方が良いとも言われています。

ソース以外の調味料の賞味期限について教えます!

ソース以外の調味料の賞味期限が長いと思われていますが、具体的にはどのくらい持つのでしょうか?

砂糖・塩の賞味期限

常温保存が基本です。時間が経っても品質変化は少ないので、賞味期限はありません。

酢の賞味期限

穀物酢・米酢などの純度の高い酢に関しては、常温保存で半年、冷蔵庫だと約1年は持ちますが、ぽん酢などの場合は冷蔵保存で約1カ月です。

味噌の賞味期限

冷蔵保存で約3~6か月は持ちます。保存する場合は、なるべく空気に触れないようにしましょう。凍結しないので、冷凍保存も可能です。

みりんの賞味期限

本みりんであれば常温保存で約3カ月、みりん風調味料であれば冷蔵保存で約1カ月です。

めんつゆの賞味期限

ストレートタイプは冷蔵保存で約2~3日しか持ちませんが、濃縮タイプであれば冷蔵保存で約3週間は持ちます。

油類の賞味期限

サラダ油、てんぷら油、ごま油、オリーブオイル、ラー油などは常温保存で約1~2カ月です。エクストラバージンオリーブオイルは1カ月以内が理想です。

チューブタイプのしょうが、わさび、にんにくの賞味期限

しょうがは約1カ月、わさびとにんにくは約3カ月です。チューブから出して小分けにし、冷凍保存であれば半年持ちます。

賞味期限が過ぎた卵や牛乳は捨てた方がいい?

卵の賞味期限も長いように感じますが、表示されているのは常温保存で生で食べる場合の賞味期限となっているようです。そのため、卵かけご飯などで生で食べる場合は賞味期限以内にしましょう。

もし賞味期限後に生で食べてしまうと、食中毒にかかってしまう場合があります。冷蔵保存した卵であれば、賞味期限が多少過ぎても加熱調理すれば食べることはできるでしょう。

しかしその場合でも、半熟ではなくしっかりと火を通すようにしましょう。

牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品については、賞味期限を守って食べた方が良いでしょう。万が一乳製品で当たってしまうと、辛い症状が出てしまうからです。

特に開封した牛乳は、なるべく1~2日以内に飲み切るようにしましょう。残ってしまった場合は、料理に使うなど工夫するようにしましょう。

お肉の中でもひき肉には注意が必要です。塊のお肉からひき肉にするまでの間に雑菌がついてしまう可能性が高いからです。

購入後は冷凍保存した方が良いともいえます。

この記事の編集者

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