母親が愚痴を娘の私ばかりに言う・・上手に回避する方法をご紹介
2018.3.21
母親のことは嫌いではないけど、毎日のように娘の私に愚痴を言う・・・正直可哀相と思うし同情する部分はあるけど、うんざりと思うことも・・・
あまり傷つけないように、上手に回避し元気にしてあげたいけど・・・
ここではそんなお悩みについてのお役立ち情報を調べまとめてみました。
是非参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
母親が娘に愚痴を言うのはマインドコントロールされてしまう危険性が
愚痴や悪口を言うという行為は「共通の敵を作り連帯感を生む」ということに繋がります。
母親が家族の誰かを「悪者」のように愚痴を言い続けると、聞かされ続けた方は、それが「共通の敵」のように感じてしまい、「母がかわいそうだ。味方してあげなければ」という気持ちにさせられるのです。
夫に不満のある妻が、娘に愚痴を聞かせ続けるのは、いわば「父親のネガティブキャンペーン」。
その愚痴が正当なものでなかったとしても、それを聞かされ続けた娘は「父親が嫌い」とマインドコントロールされてしまう危険性があるのです。
家庭・家族は一番最初に人間関係の基礎を学ぶ場です。
その中に「敵」がいる中では、子供が人間との信頼関係を築く力の成長を阻害することになりかねません。
母親の感情は、あくまでも母親個人のものです。親子とはいえ、娘は全く別の人格なのです。
父親のネガティブな面ばかりを聞かされて母親に同情し、娘自身の判断力を奪ってしまうことになるかもしれないのです。
母親が娘の私に愚痴ばかり・・・傷つけない為にする方法とは!
母親から毎日愚痴を聞かされ続け、携帯電話にもメールや着信が次々と入る。
そんな状況にウンザリして「着信に気づかなかった」「手が離せなかった」とタイミングをずらす娘。
そんな状況を続けていると、他人にまで愚痴をこぼし始めるように。
放置し過ぎるのも気が引けるので、たまには返信するけど気が重い…。
そんな母娘の関係は心が疲弊してしまいます。
たまに話を聞いていると「そんな話聞きたくない!」と怒鳴りたくなりますが、もっと面倒になったりするのでおとなしく聞いているしかないのです。
愚痴の途中に、意見を挟んで話を遮ってみたり。
でも、そこで個人的な意見を言うと反発されたり攻撃されたり。
やんわりと「テレビで見たけど…」「本で読んだところでは…」と、他人の意見のように反論を挟んでみます。
同調はし過ぎずに、ネガティブな内容にはポジティブな意見で返す。
基本は「聞き流す」スタイルで、全てを受け止めようとしないのが一番です。
母親が娘の私に愚痴ばかりで辛い時、こんな対処法も
愚痴ばかり言い続ける母親。「変わって欲しい」と思うのは当然ですが、それが成功することはあまりないのが実状です。
ある人は、毎日同じ愚痴を言う母親に対してこう言いました。
「自分を不幸にしているのは、他人ではない。自分自身だよ」と。
でも、それに対して肯定も否定もせずに無反応でした。
それでも無反応であったということは、一時的にとはいえ愚痴を遠ざける結果にはなったわけです。
娘という存在は、母親にとって味方であり、いつでも愚痴を聞いてもらえる存在になっているのでしょう。
しかし、切れ目ない愚痴は聞かされる方にとっても大きな精神的ストレスです。
愚痴を言われる対象から外れるための対処法としては次のようなことが挙げられます。
- メールは返信せず、すぐに削除してしまう
- 無理やり話題を変えたり、忙しいからと話をさせない
- 娘から話したいときに連絡を取る(本来の親子関係)
愚痴に付き合ってあげたいという優しい気持ちもわかりますが、突き放すことが必要な場合もあるのです。
愚痴ばかり言う母親とは距離を保つことも大事なこと
他人とは違い、娘という存在は母親が愚痴を言えば付き合ってくれると思っています。
相手にしないでいると、愚痴を言っても気持ちが晴れず、いずれ愚痴を言うことも少なくなります。
話題を変えたり、タイミングをずらして対処する方法もありますが、場合によってはハッキリと拒絶の意思を示した方がいいかもしれません。
「愚痴を聞く方も苦しいということに気がついて欲しい」と。
それでも愚痴を聞かせてくるのであれば、一度連絡を断つことも必要ではないでしょうか。
愚痴ぐらい、娘として聞いてあげるべきなのではないか。自分は親不孝なのではないかと悩む人もいるでしょう。
でも、母親が自分で愚痴の元になっていることや、自分の精神状態を立てなおすよう導いてあげる方がいいのではないでしょうか。
ただ愚痴を聞くだけでなく、母親が心穏やかに過ごす方法を考えてあげることの方が、真の親孝行だと思うのです。
愚痴ばかり言う人の心理って?被害者意識が強いの?
人間誰しも愚痴や弱音を吐きたいことはあるものです。
たまに聞かされるくらいなら「いろいろと大変なんだな」と、共感できますが頻繁に、また長時間に愚痴を放し続けるのは周囲にとって迷惑です。
愚痴を言うのも度が過ぎれば、まるで「毒をまき散らしているようなもの」。
こんな人は、日常生活が不幸なのか、もしくは不幸だと思い込んでいるのではないでしょうか。
仕事やプライベートが充実して幸せだと感じている人は、そこまでの愚痴を吐き出すことはまずないでしょう。
多少嫌なことがあったくらいなら許してしまうか、笑い話にして終わり…のはず。
ですから、愚痴がとめどなくあふれる人は、幸せではない状態で心に余裕が無いのでしょう。
自分が愚痴を言う事で回りに迷惑をかけていることにすら気づかないほど、精神状態がいっぱいいっぱいになっていると考えられます。