右折や左折をするときの合図のタイミングや必要な時について
2018.3.27
車の運転をしている時に必要になるウインカーでの合図。右折、左折するときにはどんなタイミングで出すべきなのか覚えていますか?
免許を持っている人は教習所で習っているはずですが、忘れている人も多いのではないでしょうか?
しっかり確認して安全に運転しましょう!また、教習所では教えてくれない合図についてもご紹介します!
この記事の目次
右折、左折の合図が必要になるのはどんな時?タイミングは?
車の運転をするときに必要になるウインカー。どんな時に必要になるのかしっかり覚えていますか?曲がるときだけではないですよ。
まず、忘れているという事はないと思いますが右折左折の時の合図です。曲がるときに必要になります。また、Uターンをするときにも必要になります。
そして、わかっているけど合図しないという人も中にはいるのではないでしょうか?車線変更の時の合図の時には、後続の車や周りの車への合図になるのでしっかり出すようにしましょう。
また、徐行するときや停止するときにも合図が必要になります。いきなり止まったら後ろの車が追突する危険があります。しっかり合図を出しましょう。
そして、バックするときにも合図が必要です。何もしないでただ止まると何がしたいのかわからない事もあります。しっかり合図を出して周りの車へ配慮する必要があるのです。
赤信号の時右折、左折の合図はどうしてる?
右折、左折をするときどんなタイミングで合図を出していますか?信号待ちをしている間はどうしていますか?
交差点の信号で止まるからと言って合図を出さずに待っていて、信号が青になってから合図を出すという人いませんか?
ウインカーは右折、左折する場所の30m手前から出す必要があります。なので、このように信号待ちの間出さないで信号が変わってから合図を出すというのは道路交通法違反になります。
道路交通法では、左折右折、転回について、その行為をしようとする地点から、30m手前に達したときに合図を出すと決められています。
信号待ちの間だし、出さなくてもいいと思っている人も中にはいるかもしれませんが、法律では出さなくてもいいとは記載されていないので守らないと違反でつかまりますよ。
右折、左折するときに合図をしないとどうなる?
右折するときや左折するとき、また転回するとき、車線変更をする時などに合図を出さないと合図不履行違反で取り締まりにあいます。
法律上では合図を出すべきところで合図をしなかった場合、またタイミングが違った場合には交通違反で取り締まれることになっています。
合図不履行違反で取り締まりに合うと違反の点数は1点、反則金は大型車で7千円、普通車で6千円、2輪で6千円、原付で5千円となります。刑事処分では5万円以下の罰金となっています。
実際にウインカーをあげない事、タイミングのずれなどで取り締まりに合っている場合は少ないですが、絶対に合わないとはいえません。
合図を出すべきところで出さないのは周りの車の迷惑になることもありますし、取り締まりに合う事もあるのでしっかり出すようにしましょう。
車線変更の合図のタイミングについて
車の運転で車線変更を苦手だと感じる人も多くいるのではないでしょうか?どんなタイミングで合図を出したらいいのか悩みますよね。周りの車に迷惑をかけないためにも今一度車線変更についてしっかり確認してみましょう。
車線変更をするときにはルームミラーやサイドミラーを使って後続車の確認をします。そして死角があるので必ず目視が必要です。
車線変更の方法は、まず前方の状況、対向車などの確認をします。
それから、ルームミラー、サイドミラーを使って後続車の確認をします。後続車が近づいてきていないか、また後続車が車線変更をしようとしていないかなど状況を確認してください。
確認したら合図を出します。そして、目視で後方の死角に車などがいないかを確認し再度前方を確認しながら変更していきます。
しっかり変更することが出来たら最後に出していた合図を切ります。
車線変更の時には周りの状況を把握することがとても大切です。ただいろいろな場所をみるだけにならないように気をつけましょう。
また無理な車線変更はやめて余裕を持って行うようにしてくださいね!
左ウインカーやハザードランプの合図の意味は?
ウインカーやハザードを使って周りの車へ合図している場合があります。そんな合図の意味をしっかり理解していますか?
曲がるわけでもないのに左ウインカーを出して徐行や停止している場合には、後続車に車を譲ろうと合図を出しています。運転に慣れていない場合や後続車が気になって焦ってしまう場合にはこのように左ウインカーを出して譲るといいですよ。
また、ハザードランプにも意味があります。停車するときなどに使うものですが、他の使い方もあります。
よく見るのは、後続車へのお礼を込めた使い方です。車線変更などで間に入れてもらった時に後ろの車へありがとうの気持ちを込めてハザードランプで挨拶をします。
また、大型駐車場で駐車するとき「ここに止まります」「バックします」という意味の合図に使います。
後ろから車が来ているのにいきなりバックしたらとても危険です。周りにいる車に何がしたいのかをつたえるために使うのです。
最後に渋滞の最後尾に着いたときです。後続車に渋滞しているという事をつたえる為に使います。
高速道路は早いスピードで走っているので突然渋滞がくると止まりきれずに衝突してしまう事が考えられます。なので、「気をつけて」という意味でハザードランプで合図するのです。