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雨の日の魚釣り!釣れる理由と雨の日の釣りで気を付けたいこと

2018.3.27

魚釣りと言えば、晴れている日にするものだと思っていませんか?

しかし、雨の日なのにカッパを着て釣りをしている人たちを見たことはないでしょうか?

では、魚は雨の日でも釣れるのでしょうか?またどうして釣れるのか?

そこで、雨の日に魚が釣れる理由と雨の日の釣りで気を付けたいことについてご紹介いたします。

雨なのに魚釣り!?魚は釣れるの?

出かけた先で雨が降っているのに、カッパを着て魚釣りをしている人を数人見かけました。雨が降っているのにカッパを着てまで釣りをするなんて、よほど釣れるんですか?

魚は最初から水の中にいますので、雨が降っているかどうかは魚には関係なさそうですよね。
雨の日は、気圧がさがっています。
海の浅瀬のところや湖や川にいる魚は活性が上がるそうで、その結果よく釣れるという事です。

気圧が下がると魚たちは、体が軽いと感じて動きがよくなります。

またが水面に落ちると人の影が映らなくなりますね。

そして川から流れてくる土砂などの関係で水が濁ります。濁りが好きな魚もいてよく釣れます。逆に濁ったのが嫌いな魚もいますので、全ての魚が釣れやすくなるとうわけではありません。

5ミリ以下位の雨なら危険度も低いと思います。
雨ということで、釣り人も少ないでしょう。釣りのいいポイントに入りやすくなり、釣果があがるでしょう。

雨の日の魚釣りはどうして釣れるのか?

雨の日は、低気圧が近づいています。低気圧が近づいているということは、気圧が低くなります。

人は気圧に状態など気にしないで生活しているとおもいますが、魚には影響があるそうです。魚の活性が上がるといいます。

低気圧は豪雨や強風になる可能性が高くなりますね。そのことで生命の危険を感じ取っているのではないかという説もあります。そして魚が荒食いを始めるのです。

また雨の日は、日光が遮ぎられローライト状態に。雨によってプレッシャーが下がるために釣れやすくなっています。

雨の影響で、水が濁ったり魚のえさが流れてくることもあります。その為に魚が活性します。
ピンポイントを狙って釣りをするとよく釣れるということもあります。

・海の場合
大雨の後は水潮に注意が必要です。
川から大量の水が流れ込んできて、海の塩分濃度がさがります。
塩分濃度の変化に弱い生き物、タコやイカなどは活性が下がってしまいます。

岸沿いでよく釣れるアオリイカは、一気にいなくなってしまいます。

雨の日と晴れの日の魚釣り!どっちが釣れる?

雨がふると、
気圧が低下する
荒食いをする
活動が活発になる
という流れがありました。

では晴れの日はどうでしょう?
海の釣りの場合は、同じ魚が釣れたり釣れなかったり・・・。

天気が左右するだけではないようです。

・満ち潮・引き潮・大潮・小潮など潮が関係している
・水の濁り具合による
・海が凪ぎているまたは時化ている
・魚の種類にもよる
・時期や日にもよる

など晴れなどの天候以外にも色んな状況があります。

では川や湖で、釣れる条件を見てみましょう。
・なるべく音をたてないこと
・人の影を水面にうつさないこと
・季節を選ぶこと(春から秋)

「シカケを見破らせないこと」で言えるのは、
晴れの日は仕掛けが目立って、曇りの日は仕掛けが目立ちにくいといえます。

魚釣りで雨がもたらす影響とは?

雨が降るとどんな影響がでるのでしょう?

・酸素濃度が増えます
・海水温度が下がります
・夏はいい影響がありますが、冬場はそうでもありません

海にいるイカは、真水に弱いので雨が降ると沖のほうへ移動してしまいます。

逆に河口付近では、水流により水が濁っていますので活発になる魚もいます。
魚の警戒心がゆるくなり、雨の音で人の気配も消えるので魚が釣れやすい傾向があります。
天気図を調べておくと釣果があがる!と言えます。

濁りが好きな魚もいれば、イヤな魚もいます。
天候の他に、色んな魚の特徴や、釣り方を知っておけば爆釣出来ると思います。

雨が降って、淡水と海水が混ざる場所のところを汽水域といいます。
そこが好きな魚は、スズキ、ボラ、カタクチイワシなどがそうです。

雨の日の釣りで気を付けたいこと

雨の日の釣りで気を付けたいこととは・・・。

雨の日は低気圧の影響で天候が不安定で、急変することもありますね。

雨が強いと雷の心配もあります。釣りの時に雷が落ちたら大変です。命を落とす危険だってあります。
通電性の高いカーボン素材が使用されることが多くなっているようです。
雷がなり始めたら、道具の片付けは後回しにしてすぐに車内などに避難しましょう。

また強風にも注意しましょう。道具が風で飛ばされたり、突風で自分が飛ばされてしまう危険もあります。
海の近くだと、最悪落ちてしまう可能性もあります。

また足元にも危険があります。雨で濡れた地面が滑りやすくなっています。
雨の日に足場が悪い磯などにいくのは大変危険です。
平らな堤防の上でも危険はあります。
滑りにくい靴があるといいですね。危険に備えて対策は万全にしておきましょう。

雨の日用に、防水性の服もあるといいですね。
釣り専用のレインウェアで、防水性の高いものもありますよ。また風も通しにくいので寒い日にもオススメです。

この記事の編集者

INTELIVIA

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