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運転中にテレビが見れるのは違反?道路交通法について

2018.3.28

運転中に、テレビやカーナビを見る行為は違反となるのでしょうか?

画像を注視しないとは、どんな状況のことを言うの?テレビやカーナビを使うときには安全な場所に停車してからにしましょう。テレビやカーナビを見ていて事故を起こすとかなり厳しい罰則となってしまう?

罰金の金額や減点される免許の点数などについて紹介します。

運転中のテレビは違反?注視って何?

車を運転している人が走行中にテレビを見るのは違法になります。

道路交通法によりますと、『当該自動車等に取り付けられた、もしくは持ち込まれた画像表示装置に表示された画像を注視しないこと』と定められていますので、テレビやカーナビを運転中に見ることは違法になるのです。

「注視」という言葉の意味ですが、「じっと見つめる、注意してよく見る、注目する」というものになります。
2秒以上見ると注視しているということになるようですが、どのくらいの間画面を見ていると注視になるのかの定義はありません。

たとえ2秒以内しか見ていな場合であっても、警察官が「注視していた」と判断した場合は罰則を受けることになります。

運転している時は、テレビやカーナビを見すぎないようにしましょう。

運転中にテレビを見るのは違反!どんな罰則となる?

車に備え付けられたカーナビやテレビを見てしまうと、道路交通法に違反する可能性があります。

運転中に運転手がこういったものの画面を注視してしまうと、立派な法律違反になってしまいます。

また、スマートフォンを車に固定して見る場合も、注視していたと判断されてしまった場合は違法になります。

取り締まりを行った警察官の判断にもよりますが、注視していなければ罰則に問われることは無いでしょう。

もしもこのことに違反してしまった場合は以下の罰則があります。

運転中にテレビ画面を注視した場合の罰則とは?

画面の注視のみで検挙された場合は罰金が科せられます。

罰金の金額は

 

  • 大型車・・・7,000円
  • 普通車・・・6,000円

となっていて、免許の点数は減点されません。

画面を注視して事故を起こした場合

画面の注視が原因で交通事故を起こしてしまった場合は、安全運転義務法違反胃なり、厳しく処罰されます。

3ヶ月以下の懲役または50,000円以下の罰金となり、免許の点数は2点減点されることになります。

運転中にテレビを見るのは違反というよりも・・?

自動車メーカーの純正品のカーナビは、車が走っている時にはテレビが見れないようになっています。

カーナビを操作することも出来ません。

本来であれば、車が走行している時にテレビを見ることは出来ないのですが、実際は走行中にテレビを見ている人もいます。

考えられる可能性は以下の通りです。

社外のカーナビが取り付けられている

純正品ではないカーナビが取り付けられている場合は運転中でもテレビを見ることが出来るものもあります。

テレビキッドを付けている

純正のカーナビに取り付けることが出来るもので、運転中にテレビの視聴が出来たり、カーナビの操作が出来るようにするものです。

このようなものを取り付けると運転中でもテレビを見ることは出来ますが、運転している時にテレビを見ることは大変危険です。

走行中のテレビの視聴は絶対にやめましょう。

運転中のテレビやカーナビで違反となる細かい基準

車を運転中は、車が停止している状態の場合を除いて携帯電話を自動車電話用の装置、その他の無線通話装置の操作をしてはいけないという法律があります。

つまり、手で触って操作を行うようなものはだめだということになりますね。

カーナビはインパネに取り付けられているものが多いのでこれには該当しないと思われます。

ですが、カーナビを操作する場合は注意が必要です。

 

  • ボリュームの調整

ちらっとカーナビを見るだけで操作が出来るのでセーフかと思われます。ですが、運転中の操作には注意しましょう。

  • 何回もタッチパネルを操作

これはアウトの可能性が高いです。
タッチパネルで操作をする場合は画面を中止しなくてはなりませんので、運転中はやめましょう。

運転中の操作に関して、運転中に好ましくない操作には制限がかけられています。

走行中のテレビの視聴もカーナビの操作も、純正の物ですと制限がかけられていますので、運転中には好ましくないことになります。

運転中にテレビを見てはいけない理由

運転中にテレビを見ることやカーナビを操作することはわき見運転をしているのと同じになります。

運転中に画面を中止してしまうのは事故を引き起こす可能性があり、2秒以上画面を見ることは危険になります。

仮に、時速60キロで道路を走行していたとします。

1秒間に車は17メートル進みますので、2秒間わき見運転をすると34メートルも進ん出いることになるのです。

一般道を走行する場合は、走行速度から15を引いた数が車間距離には必要だといわれていますので、2秒間わき見運転を下場合は45メートルの車間距離があっても事故になる危険があるということになります。

時速60キロで走行している車の運転手が危険を感じてブレーキを踏むまでには約44メートル必要ですから、わき見運転をすることにはかなりの危険が潜んでいるということになりますね。

運転中はテレビやカーナビの視聴・操作はやめましょう。

この記事の編集者

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