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ガソリンの入れすぎに注意!給油でこぼれた時の対処法

2018.1.28

ガソリンを入れすぎて給油中にこぼれた経験は有りませんか?通常ガソリンを入れる時は自動で一度止まる機能が付いています。ですが少しでも満タンにしようと欲が出て、続けて入れてしまうと思った以上にあふれてしまうことも・・・!

ガソリンの入れすぎは危険です。漏れた場合には車にも影響が出てしまうかもしれません。
こちらでは、ガソリンを入れすぎる事の危険性や対処法についてお話していきます。

ガソリンの給油に注意!こぼれたガソリンは引火の可能性もある

セルフスタンドでガソリンの給油を行った場合、「吹きこぼれ」が起こる可能性があります。

セルフスタンドの計量機には、満量停止装置(オートストップ機能)がついています。

普通であれば燃料タンクがいっぱいになった時点でオートストップ機能が作動するので、給油は自動的にストップします。

しかし、少ない流量で給油した場合や奥まで給油ノズルが差し込まれない状態で給油すると、オートストップ機能が作動しないことがあるのです。そうなるとガソリンが「吹きこぼれ」の状態になります。

万が一この「吹きこぼれ」が起こってしまうと、ガソリンに引火してしまうことがあるのです。

セルフスタンドでガソリンを給油する場合は、しっかりと給油ノズルが差し込まれいるかどうかを確認しましょう。

ガソリンが給油しているときにこぼれた時の対処法

セルフスタンドで給油した場合、給油口からガソリンがこぼれてしまうこともあります。

そんな時、車のボディやタイヤにガソリンが付着してしまう可能性があるため、すぐに取る必要があります。そうしないと、車の塗装に影響が出てしまうからです。

自宅へ戻ったら、まず水でガソリンを洗い流しましょう。それからボディを中性洗剤で洗えば問題ないでしょう。

しっかりと洗った場合でも、ガソリンの臭いだけは残ってしまうこともあります。しかしこの臭いは時間が経てば薄れていきます。大きな心配をしなくても大丈夫でしょう。

ガソリンが給油口のぎりぎりのところまで入ってしまって、大丈夫だろうか?と心配になってしまうこともあるかもしれませんが、給油キャップを完全に閉めることができる状態であれば問題ありません。もしガソリンが漏れてしまったとしても、無理に吸い出すことはしなくてもいいのです。

とにかくボディについてしまったガソリンはすぐに取り除くようにしましょう。ガソリンスタンド内の洗車場を利用してもよいでしょう。

ガソリンを給油したらこぼれた!買ったばかりの新車で不安

買ったばかりの新車だとワックスを塗ったばかりということもありでしょう。そんな時にガソリンを給油して給油口からこぼれてしまった場合、その部分のワックスは溶けてなくなっているでしょう。

ガソリンは揮発性が高く、すぐに乾きます。そのため跡は残らないので、1回くらいであれば問題ないのですが、給油口の周辺のワックスは塗り直した方が良いでしょう。

しかし何回も続けば、給油口付近の塗装に影響が出てきます。すぐに乾いてしまうので。こぼしたことに気づかない場合もあります。給油する時には注意しましょう。

もしディーゼル車であれば、ガソリンのようにすぐは乾きません。軽油なので、万が一こぼしてしまった後できちんと拭き取っていないと、いつまでもベタベタ感が残ってしまうのです。

そこにホコリ等がついてしまうと最悪です。もしディーゼル車で軽油をこぼしてしまった後は、すぐに洗車しましょう。

セルフのガソリンスタンドで静電気除去をせずに火災になった事例がある

セルフのガソリンスタンドへ行くと、必ず「静電気除去シート」があります。給油するまでに必ず触れて下さい、と記載されていますが、これに触れないと大変なことが起こってしまう可能性があります。

静電気は、体と衣類、又は衣類と衣類同士に摩擦などが生じることによって発生した電気がたまったものです。車で例えるなら、座席と衣類の摩擦などに発生します。

セルフの場合は、車から降りて自分で給油することになります。そしてその時に座席との摩擦によって静電気が発生しているのです。そんな静電気を持っている状態で給油するのはとても危険なのです。

灯油と比較すると、ガソリンは引火点が-30~40℃と低くなっています。静電気に反応しやすいのです。そのためガソリンの可燃性蒸気に静電気のあの「パチパチ」という火花が加わってしまうと、着火源となってしまうのです。

そうならないために着いているのが「静電気除去シート」です。単なるゴムのように見えますが、伝導性のある特殊な素材で作られています。そのため、静電気をゆっくりと逃がすことができるのです。

触れるだけで静電気をなくすことができます。必ず触れるように心がけましょう。

ニオイのキツイ灯油をこぼしてしまったら?安全なお掃除方法

玄関などでストーブなどのタンクに灯油を入れている時に、こぼしてしまうこともあるでしょう。

そんな時は、使わなくなったタオル(なるべくバスタオルなどの大きいもの)や新聞紙を使って、すぐにこぼしてしまった灯油を拭きとるようにしましょう。

ある程度拭き取った後は、粉状の洗濯繊細を振りかけます。タオルや新聞紙などを使っても全部を拭き取ることはできません。その残った油分を取ってくれるのが洗濯洗剤なのです。

粉の洗濯洗剤が油分を残った油分を吸い取ったら、後はほうきで掃きましょう。掃除機で吸い取ってもよいです。

最後は雑巾を濡らして、こぼした場所を拭けば終わりです。

車の中で灯油をこぼしてしまった場合も同じようにしますが、掃除機は使いづらいでしょう。ほうきを使うようにしましょう。

この記事の編集者

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