友達の作り方あります!小学校へ通う子供にアドバイスを
2018.1.19
友達の作り方ってありますか?
小学校へ通う子供に「友達がいない」と言われたら、親としてはどのようにアドバイスしてあげればよいのでしょうか?
友達は何かきっかけがあればできるもですが、きっかけがないと難しいということもあります。
また、友達に好かれる子供に育てるのは親の努め。
一人が好きな子でも、打ち解けられるお友達を1人は持ってほしいもの。
人とのかかわりの中でしか学べないことが、人生にはたくさんあります。
親として子供の友達作りにどのように関わればよいのか考えてみました。
この記事の目次
友達の作り方って?小学校の子供に友達の作り方を聞かれた時は?
自分自身のことを思い返してみてください。
小学生の時に、友達がたくさんいましたか?
それとも、友達の輪に入れずに遠巻きで楽しそうにしているクラスメイトを眺めているタイプの子供でしたか?
人間には様々なタイプがいます。
常に大勢の人と一緒にいて、ワイワイ騒いでいて楽しそうだけど、心を開ける親友を作ることができない人や、一人でいることが多いけれど、信頼が厚く頼りにされる子、気安く友達と接することはできないけれど、仲良くなった相手とはしっかりと信頼関係を築くことができる子など、タイプは様々だと思います。
ですから、友達の人数だけで、子供の友達関係を判断することは難しいかと思われます。
子供から「友達ができない」と打ち明けられたなら、しっかりと相談に乗ってあげるようにしましょう。
もし、子供が「学校で仲良くできる子がいない」や「みんなは友達と楽しく遊んでるのに自分だけ仲間に入れてもらえない」などの切ない悩みがあるのなら、親としてどうにかしてあげたいと思いますよね?
子供同士であっても、人間関係の構築や、信頼を得ることは容易ではありません。
また、子供がどんな友人関係を望んでいるかを築かせてあげるのも親の役目だと思います。
まずは、子供にあなたはどういう友達が欲しいの?と聞いてみましょう。
大勢でワイワイ楽しみたいのか、少人数でお絵かきなどをしながら教室で静かに過ごしたいのかなどです。
友達の作り方あります!小学校の子供にお友達の作り方を教えよう!
では、具体的にどのようにアドバイスしたらよいのでしょうか?
クラスに一人や二人、気の合う子供はいるでしょ?と思うかもしれませんが、誰かと仲良くなるには、タイミングやきっかけが必要です。
子供が、みんなと仲良く遊びたいと言うなら、グループにいる子供の中に、仲良くなれそうな子をピックアップさせてみましょう。
グループの一人と仲良くなれば、グループに入るきっかけになるかもしれません。
また、子供自身に、自分がどのような事に興味を持っているのかを聞いてみましょう。
同じアイドルグループのファンの子はその話題で盛り上がるでしょうし、好きな野球チームや応援しているサッカーチームが一緒なら、自然と通じ合うものを感じることができるでしょう。
他には、「ワガママを言わない」や「自分がしたくなくても、みんなが楽しそうにしているなら一緒に楽しむ」「お友達の意見を聞きながら遊びを決める」など、人付き合いのルールを簡単に説明してあげましょう。
人間関係は、1日や2日で構築されません。
子供に学校での様子を聞きながら、見守ってあげましょう。
友達の作り方。小学校の子供は、一人が好きみたい。それでもいいの?
「友達は多い方がいい」と言うイメージって、ありませんか?
『交友関係が広いとその人物は素晴らしい』や『リーダーだから優れている』などの先入観や、イメージってありますよね?
でも、自分の周りに大勢の人がいるからと言って、その人物が必ずしも優れている、人格者であるとは限りません。
自分の子から、お友達の話を全然聞かないと、親としては心配になりますよね?
ですが、一人でお絵かきをしたり、折り紙を折ったりしながら休み時間を過ごすことが好きな子もいます。
私の子供も、「お友達と遊ぶのめんどくさい!」などと言うので、かなり心配しましたが、お友達のお母さんから、「学校の休み時間にいつもうちの子と遊んでくれてありがとうね」と声を掛けられたことがあります。
子供の言葉だけで考えると、どうしたものかと心配になりますが、子供は子供なりに学校と言う社交場でそれなりに、人付き合いをしているようです。
小学校高学年にもなると、人間関係が複雑になります。
小学校の低学年や中学年のうちは、友達関係と言っても、明朗でそんなに複雑なものではないと思います。
ですが、高学年になってくると、しっかりと『グループ分け』され、クラスでの自分の位置が確立されてきます。
友達の作り方や、友達とのかかわり方なども複雑になってきてしまいます。
また、思春期に差し掛かっている年齢ですから、自分が他人からどのようにみられるのかを意識し始めます。
そうなると、休み時間に一人で過ごすことは好きだけど、周りから「ぼっち」だと思われたくないから、一緒に居ても楽しいと思えないグループに入ったりすることもあります。
また、子供なりに、クラスやグループでの地位を確立するために、他の子に対して意地悪をしたり、仲間外れにしたりと、トラブルになることもあるようです。
お友達になりたいという人間に育てるのは親の努めです。
自分の子供から「友達が作れなくて学校が楽しくない」や「友達と遊べない」などの悩みを聞かされたら、家庭での自分の発言を振り返ってみましょう。
例えば、友達との会話が誰かの悪口ばかりだったりはしませんか?
誰かを非難したり、愚痴ったりとネガティブな会話ばかり、していませんか?
子供は親を写す鏡です。
そんな話をする人間は、魅力的でしょうか?
子供が、友達作りに苦労しているなら、自分の子供は、よその子からしたら「友達になりたい」と思えるような魅力的な人物ではないということではないのでしょうか?
話していて楽しい!一緒にいて面白い!関わると元気になる!
と言うような人には自然と人が集まってくると思います。
自分が、周りの人間とどのように関わっているのかを、今一度振り返ってみましょう。
もちろん、一番大切なのは夫婦が仲良しであることです。
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