勉強のときに音楽はかけてもいい? おすすめはクラシック
2018.1.16
クラシック音楽を聞きながら勉強するとはかどるというのはホント?
どうしてクラシック音楽を聞きながら勉強すると、勉強がはかどるのでしょうか?好きな音楽よりもクラシック音楽を聞いたほうがいいかもしれない?
勉強のときにではなく、勉強の前にかけるほうが効率がアップする?など勉強とクラシック音楽の関係を調べてみました。
この記事の目次
勉強のときにかける音楽はクラシックがいい?
勉強を始めようとするときにおすすめな音楽というのが、男性は交響曲、女性はピアノソナタとなります。
この、行進曲やピアノソナタはやる気をアップさせてくれます。
聞いたことのない音楽を聞くことで、脳が刺激を受けドーパミンが分泌されることにより快感を受けた状態となります。勉強する気にならないけれどしなければいけないというような気持ちを切り替えたいときに役立つでしょう。
高音の多い曲なども、気持ちを奮い立たせてくれます。
面白いのが、やる気のスイッチの入れ方となりこのやる気のスイッチの入れ方は男性と女性では違います。男女で脳の仕組みが違うため、このような違いがあると言えるでしょう。
10代から20代の男性の脳は、快楽を求めて頑張ることが多いのでドーパミンの力を借り勉強を始める前に多くの楽器で演奏される交響曲を聞き脳を活性化させるといいでしょう。
男性と違って、女性は安定や自信がモチベーションとなるので幸せや共感を重ねることのできるピアノソナタ、バイオリンソナタなどがおすすめです。
こんな勉強のときにかける音楽はクラシック!
音楽を聴きながら勉強することによって、どんなメリットがあるのでしょうか?
音楽を聴きながら勉強することで、気分が高揚し勉強が楽しくなると思うことができます。明るい音楽は眠気覚ましにもなるので、勉強をしたくないときには明るい音楽がおすすめです。
音楽を聞いて、リラックスした状態であれば心地よく勉強に取り組めます。
リラックスや集中力に関わるアルファ波の発生を促す音楽であれば、集中力や記憶力をアップさせることができます。落ち着いたクラシック音楽や静かなジャズは、特にアルファ派を発生させると言われています。このため、勉強のときにはクラシック音楽が良いとされているのです。
音楽を聴くことで周囲の話し声や雑音が聞こえなくすることもできるでしょう。勉強により集中できる環境をつくるにも効果的です。
しかし、音楽の種類や状況によっては集中を妨げてしまうこともあるので注意が必要です。集中力が分散されて半減してしまうこともあるので気をつけましょう。
数学の勉強のときにかける音楽はクラシック?その理由とは?
音楽は人類が生まれた時から存在していた娯楽です。また、文化でもあります。受験生や研究者に多く聞かれ愛されているのが、クラシック音楽となります。
モーツァルトやシューベルト、バッハやワーグナーは勉強のお供に最適と言えるでしょう。モーツァルトの曲は、独特の波長とテンポが隠されています。集中力を高めたいときに聞くといいでしょう。
クラシック音楽が脳や勉強に良いのはなぜ?
好きな歌や、話題の流行音楽で勉強するのはテンションが上がると思います。そのこと自体はいいのですが、注意したいのがテンポの速い曲です。勉強の能率を落としてしまうことがあるので気をつけましょう。暗記科目をするときにもテンポの速い曲は避けたほうがいいでしょう。
クラシックはいろいろな楽器が演奏に使われています。弦楽器の持つ音色が脳に効果的なので勉強に良いのです。
普段あまり聞くことのないバイオリン等の音色は、空間認識能力と集中力を高めるのに役立ちます。
空間認識能力と集中力は数学に役立つものとなるのでクラシック音楽をおすすめします。
クラシック音楽はこのように聴きわけよう!
脳は、右脳と左脳に分かれていますが右脳は直感力や図形力などを得意として、左脳は言語力や計算力を得意としています。
勉強というと左脳というイメージかもしれませんが、右脳を上手く使うことで大量にすばやくしかも正確に覚えることができるとされています。
右脳を鍛えるときに役立つのが、モーツァルトの曲です。
モーツァルトの曲を聞くときには、そのときどきに合わせて変えるとより効果的と言えるでしょう。
記憶力をアップさせたいときには、交響曲25番・交響曲35番。
脳を活性化させたいときには、セレナード第7番。
意欲を出したいときには、ピアノ協奏曲25番・ピアノ・ソナタ第16番
というようにシチュエーションに合わせて聞くといいでしょう。
モーツァルトを聞いてリラックスしながら勉強することでより頭に入りやすくなると言えます。ストレスの無い状態にすることで、勉強の内容が身になるのでしょう。
クラシック音楽で一回リセットして勉強をするのもおすすめ!
集中して勉強していると、運動をしているわけではないのに疲れますよね。勉強している時は、脳が働いています。このため、時間が経つにつれ脳の疲労がたまってきます。脳の働きが鈍くなると、勉強の効率が下がってしまいます。
体を動かさないことも、ストレスとなり疲れがさらにたまります。このストレスは集中力を下げたり記憶力を下げてしまいます。
こうした状態を防ぐには、どんなことをしたらいいのでしょうか?
一番は、脳を休めることになるので寝るのが一番でしょう。しかし、勉強を続けたいときはそんなことはできませんよね。少し体を動かすことによって、脳が刺激を受け勉強をしやすい状態にしてくれるでしょう。
体を動かすことで、ストレスは軽くなると思いますが勉強から離れて気分をリフレッシュすることもおすすめです。そんなときに役立つのがクラシック音楽です。
勉強しないとまずいと考えてしまうようなときには、体を動かしたりクラシック音楽を聞いて一度気分をリフレッシュしてからまた再開しましょう。
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