一人暮らしの食費を約1万円に抑える方法とは?節約のポイント
2019.3.21
一人暮らしの食費を1万円代にしたいのなら、ご飯を炊きましょう!まずはそこからです。
ご飯さえあれば、あとはおかずを用意するだけです。できれば、汁物も欲しいところですが白いご飯があればスーパーやコンビニでお弁当を買う必要がなくなります。
少しでも食費を節約したいのなら、手間暇をかけることを惜しまないようにすることが第一歩となります。できることから始めましょう!
この記事の目次
一人暮らしの食費の落とし穴?商品の値段を把握しましょう
毎月の食費を少しでも安くする努力を、行っている人も多いでしょう。
外食を控え自炊を心がけ、食材も比較的安いとされているスーパーで買うようにしているにも関わらず、なかなか食費を抑えることが出来ないという方は、商品の値段が把握出来ていない可能性があります。
特に一人暮らしをしている男性に多く見られます。
商品の値段をきちんと把握出来れば、本当に安くお手頃な商品だけを選ぶことが出来るようになり、日々の食費を抑えることへの近道にもなります。
商品の値段といっても、表示されている金額だけを見て買い物をしていませんか。
確かに金額を見ることは大切ですが、その商品と値段とのバランスを感じることが大切です。
例えば3個で100円のヨーグルトと、4個で120円のヨーグルトで比べてみましょう。
値段は100円の方が安いですが、1個当たりの値段で考えると4個で120円の方が安くなります。
食べきれないものであれば、少し割高になったとしても値段の安いものを選んだ方が無駄がありませんが、そうでなければ1個当たりがいくらになるのかを考えることがポイントです。
肉や魚では100g当たりの値段が商品によって違います。
値段が同じだとしても量が違ったりすることもあるので、まずはパッと見の表示価格だけではなく、その値段の内訳も見るように心がけてみましょう。
一人暮らしの食費を1万円で乗り切る方法
一人暮らしの食費を月に1万円で乗り切るには、どのような方法で生活をしたらいいのでしょうか。
実際に総務省の調査の結果では、社会人の一人暮らしの一ヶ月の食費の平均金額は約4万円かかっていることがわかっています。
個人差はあると思いますが、4万円を1万円に抑えるとなると、食費を4分の1まで削減する必要があります。
一気に食費をここまで抑えることは簡単ではありませんが、生活費の中で一番節約しやすい項目も食費だと言われています。
一ヶ月の食費を1万円で乗り切るためのコツを紹介していきましょう。
自炊をする
外食をメインとしていては、一人暮らしとは言っても到底食費を1万円に抑えることは出来ないでしょう。
手間をかけずに美味しい食事を楽しむことは出来ますが、その分外食は自炊に比べると遥かにお金がかかります。
たまに外食をする程度の息抜きはいいと思いますが、メインの食事が外食となっては節約とはかけ離れた生活になってしまいます。
卵を積極的に食べる
卵には豊富なたんぱく質も含まれていて、価格も比較的お手頃な食品です。
節約をして栄養バランスが偏ってしまっては意味がありません。
肉や肉加工品にもたんぱく質は多く含まれていますが、卵と比べると価格はどうしても高くなってしまいます。
卵であれば、あまり金額を気にせずに摂ることが出来ます。
安い店を見つけておく
同じ商品でも、販売されている店によって価格に差があります。
特売する日も違うので、安く購入出来る店を数件見つけておくといいでしょう。
特売の日も把握するようにして、同じ商品を少しでも安く購入します。
1つの値段では10円の差だとしても、10個購入すると100円の得になります。
一ヶ月のことなので、少しのことでも積み重ねれば、それなりの節約に繋がるでしょう。
一人暮らしの食費を1万円に近づけるのに冷凍ものは欠かせない
食費を1万円に近付けるには、冷凍を上手く活用しましょう。
肉や野菜などは日持ちがしないので、気付くと傷んでいるということも経験したことがあるでしょう。
これではせっかく安く購入したとしても台無しです。
その点、冷凍野菜ならこんな心配はありません。
主婦では、生野菜を冷凍保存するという方もいますが、下処理に手間がかかったり、野菜によって下処理の方法が違うこともあるので、男性の一人暮らしでは取り入れにくいスキルでしょう。
最初から冷凍野菜を購入すれば下処理する手間もなく、傷む前に消費することが出来ます。
使いたい分だけを小分けにして使うことが出来るので、量が多くて残してしまうという無駄も防ぐことが出来るので経済的です。
冷凍食品は定期的に特売されることも多いので、冷凍野菜以外にも冷凍食品を安く購入して、いくつか冷凍庫にストックしておくと便利です。
どうしても面倒な日でも、温めるだけのおかずがあれば惣菜を買うよりもずっと安く済ませることが出来るので、少し楽をしたいとき用の冷凍食品も用意しておくことをおすすめします。
一人暮らしの食費を安くするのはアイデア
安い店を見つけたり、冷凍を活用しても、アイデアがなければ結局節約は続きません。
まずはレパートリーが少ないと、毎日自炊をすることは簡単ではありません。
同じ食材でのレパートリーが多いほど、料理をすることも楽しくなりますし、自分でご飯を作って食べたいという意欲も湧きます。
毎回代わり映えのしない食卓では、自炊をして食べることも憂鬱な気分になっていきますよね。
そして、買い物へ行くときにメニューを決めてからという方もいると思いますが、節約の観点から言うと逆です。
買い物へ行って、安い食材を見つけてそこから何が作れるかメニューを考えるようにします。
最初からメニューや買うものを決めていくと、例えその商品が安くないとしても買わざるを得ません。
かっちり決めずに買い物に行けば、今日は高いから他のものを買おうと応用することが可能です。
安い食材を購入して、そこからメニューを考えるようにするということも、一つの食費節約アイデアです。
一人暮らしの食費を1万円に抑えたいけれど買いたいときもある!そんなときは…
どうにか食費を1万円に抑えたいと頑張っていても、たまには自炊することが億劫になってしまうときがあります。
仕事をしていると、そんな気持ちになってしまう日があっても仕方ありません。
どうしても買いたい、というときでも無駄な出費をしないために、ちょっとした一工夫を見ていきましょう。
米は用意しておく
ふらっと買い物へ行ったとき、家に米もないとなると主食もおかずも全てを購入してしまいます。
パッと見た金額はそんなに高くないとしても、それでも家で米を用意しておくのに比べると割高になっています。
米だけでも用意しておけば、おかずのみを購入するだけなので、主食分の出費を抑えられます。
一度に多めに炊いて、あとは小分けにして冷凍保存しておけば光熱費の節約にもなります。
スーパーの方が安いことが多い
惣菜を買うなら、コンビニよりもスーパーの方が値段が安いことが多いです。
家の近所にあって非常に便利なコンビニですが、安さを考えるとスーパーの方が上回ります。
またスーパーは決まった時間になると値引きも始まるので、時間を気にして買い物するとさらにお得になります。
これなら惣菜を買うときも、罪悪感を感じずに済みそうです。