トイプードルの4ヶ月頃の平均体重やご飯のあげ方について
2019.3.15
4ヶ月のトイプードルの平均体重はどのくらいなのでしょうか?もしかして、育ちすぎ?または、体重が軽すぎる?などトイプードルの体重が気になったときには、平均体重を参考にしてみてください。
しかし、トイプードルとはいえかなり個体差があるので当てはまらないこともあります。そんなときには獣医さんに相談しましょう。
トイプードルの平均体重や正しいご飯のあげ方を紹介します。
この記事の目次
4ヶ月のトイプードルの平均体重とは
トイプードルの平均体重には個体差があります。
一般的にトイプードルの成犬の平均体重は3~4kgと言われていますが、プードルは体高によって名称が「ティーカッププードル」「トイプードル」「ミニチュアプードル」などとかわるため、4ヶ月だから平均体重はいくらと正確な体重の規定があるわけではないのです。
生後6ヶ月頃まで急激に成長し、8ヶ月をすぎる頃になると成犬のサイズがおおよそ決まってくるトイプードルは、平均体重も成犬時の体重によって異なります。
- 成犬時の体重が2.5kg程度のトイプードルの生後4ヶ月時の平均体重は1.6kg程度。
- 成犬時の体重が3.0kgのときには、2.0kg。
- 成犬時の体重が4.0kgのときには、2.6kg
あくまでも目安にはなりますが平均体重がありますので、飼っているトイプードルの体重を測る時の目安にしてみてください。
体重が増えすぎて驚く飼い主さんも多いかもしれませんが、生後6ヶ月までに急激に成長するトイプードルですので、増えているということは成長している証だととらえてくださいね。
どのくらい大きくなる?4ヶ月のトイプードルが平均体重よりも重いとき
どんどん大きくなるトイプードルに驚いている方も、安心してください。
生後6ヶ月頃までに急激に成長したトイプードルも、それ以降の体重増加は緩やかになり、すぐに落ち着きます。
どのくらいまで大きくなるのか不安で仕方がない場合には、ある程度の体重推移を知っておくと安心です。
飼っているトイプードルの成犬時の体重を知りたいときには、生後3ヶ月の時の体重の2倍で計算をしてみてください。
あくまでも目安ですが、その体重まで大きくなるのだということがわかれば、安心して育てることができますよね。
生後2ヶ月で1kgの体重だったトイプードルは、3ヶ月で1.5kg、4ヶ月で2.0kg、5ヶ月で2.6kg、6ヶ月で2.8kg、成犬時で3kg(1.5kg×2)となるのが平均体重の推移の目安です。
生後3ヶ月のときの体重の2倍になるので、軽い子は3kg未満、大きな子は6kg近くなるなど、個体差が大きいです。
平均にとらわれず、飼っているトイプードルの状態を見ながら、体重推移を気にしてみてくださいね。
トイプードルの体重管理は正しくご飯をあげる事が大切
生後6ヶ月までに急激に成長するトイプードルですが、体重推移を気にせずにご飯を与え放題になるのは危険です。
基本的には欲しがる分だけ与えても良いのですが、ある程度の量と回数は守ることも大切です。
ここでは4ヶ月のトイプードルの食事管理の方法について説明していきます。
与えるドッグフードは、基本的にはペットショップで食べていたものを引き継ぎます。
1日の食事は80~120gが目安。これを3~4回に分けて与えましょう。
トイプードルの体格によっては、これでは多すぎたり、少なすぎたりする場合もありますので、太り過ぎや痩せすぎが心配なときには動物病院を受診して確かめてみるのがよいでしょう。
4ヶ月のトイプードルが平均体重よりも軽い時は
生後4ヶ月のトイプードルの体重が平均よりも軽すぎたり、体重が順調に増えずに成長が止まってしまっているような時には、原因を探る必要があります。
消化器官が未発達な子犬のうちは、ご飯をしっかり食べていても消化吸収が上手く出来ていない可能性が考えられます。
そのような時には、一度に沢山の量を与えず、少量を数回に分けたり、胃に負担のかからないご飯の与え方をするなど、工夫が必要です。
この場合には、ペットショップや獣医さんに相談して、その子に合った方法を教えてもらうことが大切です。
あまり食に関心がなく、食べずに遊んでばかり、寝てばかりの子もいるかもしれません。このようなときには、食欲を誘う必要がありますので、ドッグフードをお湯でふやかしたり、餌にトッピングを追加したりして、食事を楽しめるように誘導します。
しかし、あまりにもトッピングの量が多かったり、トッピングがないと全く食べなかったりするようになると後々大変になります。
ドッグフード以外のトッピングやおやつは、小さいうちにはあまり癖をつけず、ほどほどにしておくのがおすすめです。
トイプードルは平均体重ではなく体高が基準
何度も述べてきたように、トイプードルの平均体重や体重推移には個体差があります。
体高によって呼び名が異なるプードルは、トイプードルだと思って引き取ってきても、成犬になったらミディアムプードル並みの大きさになったというようなことも少なくありません。
もともとその種類だったものを、偽って販売する店もないとは言い切れませんが、飼い主の体重管理が不十分なことも、大きな原因の一つになります。
そのため、平均体重にとらわれず、トイプードルの体高から適性体重を知ることが大切なのです。
食べ過ぎや太り過ぎが疑われるときには、無理にダイエットをさせるのではなく、動物病院を受診することをおすすめします。
個体差によって適正体重も違うため、知識のある獣医さんに一度みてもらうことで、適正体重を知ることが出来ます。
愛犬の体調管理をしっかりするためにも、一度動物病院で正しい体重推移や適正体重を調べてみてはいかがでしょうか。