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ハムスターの巣箱の掃除頻度や方法、掃除のタイミングなどを解説

2019.3.14

ハムスターの巣箱は掃除を怠ると、すぐに汚れて臭いがしてしまいます。

臭い対策のためにも適切な頻度で掃除をするべきですが、どのくらいの頻度で掃除をするのがベストなのでしょうか。

掃除方法、掃除のポイントとは?

巣箱といっても、プラスチックや陶器、木製などタイプはいろいろ。

それぞれに合った掃除方法を行いましょう。

ハムスターの巣箱の掃除頻度

ハムスターの巣箱の掃除頻度は月1回くらいの頻度で掃除をしてあげましょう。
トイレ掃除や、汚れてしまった床材などは1日~2日に1回は掃除をしたほうがいいのですが、巣箱は頻繁に掃除しすぎてしまうのは良くありません。

巣箱の掃除をしすぎてしまうと、ハムスターは巣を荒されてしまったと思うのでストレスを与えてしまいます。
そうなってしまうと、巣箱を使わなくなってしまうハムスターもいるので頻繁に巣箱を掃除することはやめましょう。
月1回くらい掃除をしてあげれば十分です。

ですが、巣箱内の汚れ具合によってはこの通りではありません。
巣箱のなかに水をこぼしてしまったときや、おしっこが付いてしまったとき、糞があるときには掃除をするようにします。

また、生の野菜を巣に持ち帰ってしまったときには、置いておくと腐ってしまうこともあるので状況をみて取り除くようにしてください。
巣箱からほとんど臭いがなく、汚れていない場合には月1回くらいの掃除をしてあげれば十分です。

ハムスターの巣箱の掃除方法、においを完全に取り除かないのがポイント

ハムスターの巣箱を掃除するときには、巣箱の中に入っているものをキレイに掃除してあげる必要があります。
特に食べ物は腐ってしまうこともあるので、腐りやすい野菜などはなるべく早く取り除くようにしましょう。

巣箱の中をキレイにするのは大切ではあるのですが、キレイに掃除をしすぎてしまうとハムスターの匂いまで消えてしまいます。
自分の匂いが巣箱から消えてしまうと、ハムスターは巣箱で安心することが出来ません。

そのためハムスターの匂いはある程度残しておいてあげる必要があるので、掃除をキレイにしすぎてしまわないように注意して行いましょう。
古い巣材を少し残してあげて、自分の匂いを感じられるように巣箱内を整えてあげましょう。

ハムスターの巣箱のタイプ別でみる掃除方法

ハムスターの巣箱は、プラスチックで出来ていたり、木製で出来ていたりと様々です。
そのため巣箱のタイプ別による掃除方法について説明をしていきます。

巣箱の掃除方法

巣箱がプラスチックや陶器の場合

プラスチックや陶器の巣箱を使用している場合には、水でしっかりと洗うようにしましょう。
水で洗ったあとには、しっかりと水気をふき取り乾かします。

巣箱が木製の場合

巣箱が木製の場合、水でしっかりと洗ってしまうと巣箱の木自体が腐ってしまうことがあります。
そのため、しっかりと水気を絞ったタオルで拭くようにして汚れを取り除くようにしましょう。
そして、しっかりと乾かすようにします。
木製の巣箱は水気を吸いやすく、乾かすのに時間がかかることも多いので、2つ以上用意しておくと巣箱の掃除をスムーズに行うことが出来ます。

ハムスターの巣箱を掃除する際の時間帯とタイミング

ハムスターの巣箱を掃除する時間帯やタイミングは、ハムスターが起きている時間やタイミングで行うようにしましょう。
ハムスターは夜行性だからと言って、夜に行うというのは間違いではないのですが、夜でもハムスターが活動前で寝ている場合は掃除のタイミングではありません。
しっかりとハムスターが起きているときに掃除をしてあげましょう。
寝ているときに巣箱からハムスターを出してしまうとパニックを起こしてしまったり、ストレスを感じてしまいます。

そして、ハムスターが起きていたとしても頬袋にエサを詰め込んでいないときに掃除をするようにしましょう。
ハムスターが頬袋にエサを入れているときは、どこかにそのエサを持っていこうとしているときです。
エサを巣箱に持っていこうとしているときに、巣箱がなくなっていたらハムスターを驚かせてしまいます。
ハムスターが起きている時間で、ハムスターのタイミングをみて掃除をするようにしましょう。

ハムスターが巣箱を使わない時の対策

巣箱を使おうとしないハムスターもいます。
用意した巣箱の何かが気に入らないのか、気分で使おうとしないのかはハムスターによって異なるので、一概に原因はこれだと言えません。

もしも、飼い始めたハムスターが巣箱を使わないハムスターだったときには、巣箱の替わりとなるようなものをゲージの中に入れてあげましょう。
ハムスターが自分でほぐして、巣材として使えるようなものをゲージの中に入れておいてあげると、ハムスターが自分で巣箱の代わりとなるものを作ることがあるようです。
巣材のとして使えるようなものは市販されているので、一度ペットショップなどで探してみることをおすすめします。

ハムスターにとって巣箱は安らいで休むことの出来る自分のお家です。
巣箱を掃除するときには、巣箱内の状況を見ながらだいたい月1回程度行うようにしましょう。

そして、ハムスターの匂いを全て取り除いてしまうような掃除はやめましょう。
ハムスターが自分の匂いを感じられるように、巣箱を掃除しても古い巣材を少し入れるようにしましょう。
巣箱の素材によってその掃除方法は変わってくるので、自分が飼っているハムスターの巣箱の素材によって掃除方法を変えてみてください。

この記事の編集者

INTELIVIA

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