ハムスターの鳴き声がキュッと聞こえる場合の気持ちを徹底解説
2019.3.8
ずっと見ていても飽きないハムスター。しかし、普段は聞かない「キュッ」というような鳴き声がすると、体調が悪いのかと心配するのではないでしょうか。
今回は「キュキュッ」「キュキュキュッ」という鳴き声を出した場合のハムスターの気持ちについて説明します。飼い主としてハムスターがどんな気持ちなのか理解してあげましょう。
しかし、鳴き方には個体差があるとも言われています。普段からハムスターの表情や仕草なども観察するようにしましょう。
この記事の目次
ハムスターはキュッなどの鳴き声を出す時は必ず理由があります
ハムスターは意外と鳴きます。
そして鳴くときは必ず理由があって鳴いています。
具体的にどんな時に鳴き声を上げるのかというと、
- 寝言
- 嫌なことをされた
- うれしい時
などなどです。
ハムスターは明るい時間帯に眠り、暗くなって人気がなくなると活動を始める夜行性です。
もし昼間、お部屋も明るい時間帯に鳴き声が聞こえてきたならそれは寝言である確率が高いでしょう。
ハムスターも寝言を言うんですね。
何か嫌なことをされた時なども声を上げていることがありますが、こういう時の声は特徴的なのでとても分かりやすいです。
何があったのかと思うくらい鋭く激しく鳴くので、何を嫌がっているのか見極めて助けてあげてください。
更にうれしい時にも鳴くハムスター。
鳴き声にはそれぞれ違いがあり、徐々にハムスターが何を考えているのかわかるようになってくると思います。
それではなぜハムちゃんがキュッと鳴いているのか、より解説していきます。
鳴き声が「キュッ」と聞こえる時のハムスターの気持ちについて
ハムスターがキュッと鳴いている!
それはなぜなのか、と言いますと、キュッと鳴いているように聞こえる鳴き方にもちょっと種類があります。
以下の「キュッ」の中でどれが一番近いか、思い出しつつ見極めてください。
ハムスターの鳴き声と感情
驚いたキュキュッ
こんな風に聞こえるときは驚いているときです。
何かを要求するときや嬉しい時と同じ声ではありますが、驚いているときは急に触られたことでひっくり返っていたり、逃げ出したりしているのでわかると思います。
うれしいキュキュキュ
喜んでいるときの鳴き方は、この声ですがとてもテンション高くこの声で鳴きます。
何かを要求するときと似てはいますが、やたらうれしそうなので伝わってくると思います。
要求キュキュキュ
何か欲しいものがあるとき、水がなくなってしまった時などにこの鳴き方をします。
嬉しい時と似てはいるのですが、うれしそうな様子ではないことで何か要求があるのだとわかると思います。
キュキュキュと鳴いているけれどよくわからないときは、ハムスターやハムスターの周りをよく観察してみてください。
ハムスターが何を伝えようとしているのかわかると思います。
ハムスターからオナラのような鳴き声が聞こえた場合、それは「鼻を鳴らす音」です
キュキュキュの泣き声の意味が分かってきましたか?
ハムスターを観察していると、なんだかオナラかのようにも聞こえる鳴き声も聞こえてきたりしませんでしたか?
これは鳴き声というよりも鼻を鳴らす音が主になっていて、豚さんのブーブーのようなものです。
ハムスターも稀ではありますが、プスプスと鼻を鳴らしていることがあります。
これはハムスターの生理現象に近い行動で、鼻通りを気にしています。
ハムスターも人間と同じく鼻水が出るし、くしゃみをすることだってあります。
花粉の季節などは気になる方は鼻の通りを確認したりしますよね。
ハムスターも同じことをしています。
またハムスターは興奮しているときにも、このようにプスプスと鼻を鳴らすことがあります。
プスプスと鼻を鳴らしがちなシチュエーションは運動の後のようです。
でも特定なわけではなく何気なくプスプスしていることもあれば、眠っていても似た音が出ていることもあるようです。
眠っているときのプスプスはいびきに近いものですね。
聞き慣れなくて驚いたかもしれませんが、理由がわかってすっきりしたのではないかと思います。
「キュッキュッ」とハムスターが鳴いた時は眠たいのかもしれません
キュキュキュ、ではなくキュッキュと鳴いているときにはキュキュキュの時とは別の理由があるかもしれません。
このキュキュキュとはテンポが違う、キュッキュという鳴き声は何か原因があっての体調不良や、ハムスターが眠たい時、何かに怯えているときなどに出すことが多いです。
体調不良であれば普段よりも元気がなかったり、いつもと違う様子のところがあるはずです。
もし異常があれば動物病院に連れていきましょう。
またハムスターは診てもらえる動物病院がなかなかないため、もしもの時のためにハムスターを診てくれる動物病院を探しておくことも大切です。
ハムスターは眠たい時でもこの鳴き方をします。
ハムスターは夜行性の動物です。
昼間、人間の活動時間帯にかわいいからとハムスターを構い過ぎるとハムスターは寝不足になってしまいます。
昼間の明るい時間帯に眠り暗くなってから、人の寝静まった夜に活動を始めるハムスターは普段私たちが活動している時間帯は通常の睡眠時間なのです。
ハムスターに健康に過ごしてもらうためにも、昼間はなるべく触れずちゃんと眠ってもらい、外が暗くなってから少し触れあう程度にしてハムスターの体内時計をあまり狂わせない様に接していきましょう。
何かに怯えている場合はケージの中に虫が入り込んでしまったりしている可能性が高いです。
ハムスターの周囲に何かしら変化がないかしっかり探して対処してください。
ハムスターの鳴き声で体調を管理しましょう
ハムスターは鳴く、と伝えてきましたが、通常ほとんど鳴かないのがハムスターです。
そのため何か声を発しているときは最大級の拒絶や警戒などの異常を知らせるサインとなります。
ハムスターが鳴いているときは、それがどんな理由のものなのか、ネガティブな理由で泣いているならその原因を取り除くというように、しっかりとした対処が必要になります。
ハムスターは鳴き方に個体差もあり、聞き分けるのが難しい場合もあるため鳴き声だけでなく、仕草や表情などで喜怒哀楽を判断していくようにしましょう。
ネガティブな理由で鳴くような環境を見直していけば、おのずとハムスターも寿命を全うできるいい環境へと導いていけるはずです。
今ハムスターがどんな状態なのか、ということをその都度しっかりと見極めてハムスターと接していってください。