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PTA役員と仕事の両立は出来ます!周りにも協力をお願いしよう

2018.7.3

フルタイムで働くママも増えてきていますが、子供の学校でPTA役員をお願いされてしまうケースもあります。

しかし、仕事をしていることを理由に断ることは難しいのです。その為、PTA役員と仕事を両立させなければいけません。

実際に、周りのサポートも受けながら両立させているママは沢山います!

PTA役員と仕事を両立させる為のポイントや、PTA役員になることのメリットもご紹介します。

両立するしかない?仕事を理由にPTA役員を断るのは難しいのが現実

新学期が始まる4月。
毎年行われる保護者会で憂鬱なこと、それがPTA役員の選出です。
学級委員や厚生委員、広報委員など、学校によって役員は違いますが、それぞれ大体2名ずつ選出するのが一般的です。
更に言えば、学年全体の委員の中からそれぞれの委員長、副委員長も決めなくてはなりません。

基本的には立候補によって決まるわけですが、そうスムーズに決まることはほとんどないのが現状です。
小さい子がいる、フルタイムで仕事をしている、介護をしているなど、特別な事情がある場合は免除される場合もありますが、最近はフルタイムで働いている保護者も多いことから、免除はしないというところも増えています。
それを許してしまうと、仕事をしていない専業主婦の方に負担が掛かるのも理由のひとつです。

子供を学校に通わせている点では公平なのに、保護者の間で不公平感が生まれてしまうのは避けたいものです。

PTA役員になると会合や作業が平日の昼間に行われることも多いので、仕事を持っている方がなかなか出席できないこともありますし、それが委員長ともなればなおさら。
PTA役員を引き受けるからには、それなりの覚悟や乗り切り方を考えるしかなさそうです。

くじ引きでPTA本部役員に!仕事との両立は可能?

PTAの役員をもし引き受けたとして、本当に仕事と両立ができるのかと不安になります。
PTA会長になったある男性は、仕事をしながらPTA活動を両立させたといいます。
仕事の休みは日曜のみだったため、卒業式や入学式の場合は休みを取り、基本は仕事優先で活動したそうです。
仕事を多く休むと生活に直結するわけですから、他の役員さんの助けを事前にお願いした上で引き受けたといいます。
基本的に役員さんは立候補で決まりますが、副委員長だけは横繋がりで普段から信頼している方にお願いしたそうです。
役員さんの多くは仕事で都合が付かないと休むことも多かったですが、当然優先すべきは仕事ではないでしょうか。
ただし、出席するときは一生懸命やる、これが大前提なのです。

PTAの役員は誰もがやりたくないことです。
立候補者がいないときはくじ引きになることが多いですが、それに当たってしまうとがっかりしてしまう人もたくさんいます。
仕事とPTA活動を両立してもらうためにも、PTAの敷居を下げ、楽しく行事や活動に参加できるように創意工夫するのも必要です。
そこから横繋がりも生まれますし、次の世代へバトンも渡しやすくなるのではないでしょうか。

PTA役員と仕事を両立させるための方法とは

PTA役員はあなただけが負うものではありません。出来る範囲の仕事をこなすことが大切なのです。

各学年、クラスから規定の人数の保護者が集まって活動をしますが、専業主婦の方からフルタイムで働いている方まで様々な人がいます。

それぞれ生活スタイルが違うわけなので、そこを上手く考慮して分担することが必要になるのです。
各人が都合の良いタイミングで何かしらの仕事をこなしていけばいいのです。

無理なことは無理とハッキリ示すことも大切です。

そのためにも、まずはPTA役員同士よく話し合うことが必要です。

そして、勤め先にもPTA役員役員になったことを伝え、もし勤務中に学校へ行かなくてはならなくなったときのフォローもお願いし、相談をしておくべきなのです。

職場の理解は会社によって違いますが、一言伝えておくだけでも全然対応が違います。
普段の働きぶりも影響しますので、子供ためにも理解を得られるよう頑張ってみましょう。

PTA役員になるメリットとは

出来ればなりたくないPTA役員ですが、PTA役員になることでどんなメリットがあるのでしょうか。

PTA役員のメリットは子供の様子を知ることができる

PTA役員になることで先生と話す機会も増えますので、自分の子供の学校での様子も聞きやすくなります。学校で上手くやっているのかを知れるのはメリットです。

PTA役員のメリットはママ友が増える

学校での活動が増えるため、保護者同士の交流も増えて結果的にママ友も増えます。他のクラスのPTA役員と交流する機会も増えるため、学校内での人間関係を把握することができます。困ったときの相談もしやすいのはうれしいことです。

PTA役員のメリットは子供が喜ぶ

PTA役員としてイキイキとした姿を子供に見せることは、意外にも子供は喜びます。みんなの中心で活躍する姿を見て子供は喜ぶのです。子供にとって自慢のママになること間違いありません。

メリットは他にもあります。
これを機会に思い切ってPTA役員になってみませんか?

PTA役員を辞退したい!こんな場合は免除になることも

PTA役員の不公平感をなくすためにはどうしたらいいのか。
これはどの学校でも起こりうる問題です。

どんな場合にPTA役員を事態できるのか。

数年以内にPTA役員などをしたことがある人

学校によっては、過去数年以内に役員を務めた人は、役員選考の候補から外されるという決まりを作っています。

他にも、1年間役員を務めたらその後2・3年は役員を免除する、小学校6年間で1度だけ役員を務めればOK、会長や委員長などを務めた場合は免除、といった決まりを設けている学校もあります。

妊娠中の人

妊娠中の人は免除されるケースも。
出産や育児の大変さは誰しもがわかることなので、比較的免除されやすい傾向にあります。また、3歳以下の未就園児がいる人も免除されやすいです。
ただし、いわゆる「妊活中」の人は免除の対象にはならないようです。

母子家庭や父子家庭

一人親世帯も免除の対象にはなりやすいですが、実家で生活していて祖父母が子供面倒を見てくれる環境であれば、免除の対象から外されるかもしれません。

この記事の編集者

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