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内定承諾後の辞退で企業に呼び出しをされた時の対処方法

2018.5.30

内定承諾後に辞退をしてしまった場合、企業側から呼び出しが来るという話を聞きます。コレって本当に良くあることなのでしょうか?

呼び出しをされたときは素直に出向いたほうが良いのか?それとも電話で対応しても大丈夫?気になる対処方法についてご紹介いたします。

また穏便に辞退するための方法やマナーについても調べてみました。

内定承諾後に辞退をすると呼び出しをされることがある?

基本的に内定を辞退をすれば、呼び出しをしてくることはありません。
内定辞退を申し出れば、大体の場合がそこで企業とのやり取りが完了します。

呼び出されることを怖がって、辞退の旨を伝えなかったり企業からの連絡に一切応じないことはしてはいけません。
呼び出されることはほとんどありませんので、正直に辞退する旨を企業に伝えましょう。しかし、万が一呼び出しをされた場合は、会社に出向く必要が出てきます・

では、呼び出しをしてくる企業はどういった理由で呼び出しをするのでしょうか。
理由は様々ですが、どうしても欲しい人材であるという場合は呼び出しをして説得すると言う場合が多いようです。

そこまで評価してもらえることはありがたいことですが、しっかり辞退する旨を丁寧に伝える事が大事です。
もちろん辞退を撤回することに関してもなんの問題もありません。
しっかり自分の後悔がないような決断をすべきであると考えます。

内定承諾後の辞退で呼び出しを受けたときの対処方法

では、万が一内定辞退したあと企業に呼び出しをされたらどうすればよいのでしょうか。

内定承諾後の辞退の呼び出しは、必ずしも応じる必要はない。

電話やメールで丁寧に内定辞退の旨とそのお詫びをしっかりしていれば、必ずしも呼び出しに対して応じる必要はありません。
法的な問題も一切ありません。

内定承諾後辞退をしても、企業がしつこい場合は無視をする。

辞退後の呼び出しを断ってもしつこく連絡してくる企業もあるかもしれません。
しかし、一度しっかり内定辞退の旨を伝えているなら何度も応じる必要はありません。
職業選択には個人の自由がありますから、あまりにしつこい場合は電話に出ずに無視しても大丈夫でしょう。

内定承諾後の辞退をする場合には、誠実に謝罪することも大切。

場合によっては誠実に謝罪することも大事です。
選択の自由はこちらにありますが、相手企業に迷惑をかけてしまっていることは事実です。

内定承諾後の辞退で呼び出しに応じないことはアリ?

ずばり、内定辞退後の会社の呼び出しには応じなくても大丈夫です。
法的な問題は一切ありませんので、無視や拒否しても罰せられることはないでしょう。

辞退の申し出が原因で脅しや嫌がらせを受けた場合は、その企業が違法行為をしたことになり、罰せられる対象となるのです。

もし呼び出しに応じたとしてもメリットは特になく、内定辞退の罪悪感がすこし薄まるくらいのものでしょう。

呼び出し先では辞退したことに対して叱責されたり、考え直すようしつこく説得されることも考えられます。
わざわざ交通費をかけてまで出向く必要はないでしょう。

もし、あなたの辞退が原因で今後同じ大学からは採用しないというようなことをいわれたとしても気にすることはありません。
大学名で判断しているような会社は後輩にとってもよい企業とはいえないでしょう。

内定承諾後の辞退を理由に脅してくるのはブラック企業の可能性も

内定辞退するためには面談が必要であるとしている会社は要注意です。
内定辞退をする事を阻むような、圧力をかけてくる可能性があります。

労働法を無視しているブラック企業は、離職率が高く、人の入れ替わりも激しい傾向にあります。
そのため採用数を確保することに躍起になっており、内定辞退者も引き止めてくるでしょう。
こういったブラック企業ほど内定辞退のために面談が必要とし、内定辞退を阻もうとしてきます。

法律では内定辞退は対面でなくてはならないと決めれられて入るわけではありません。
なので、電話やメールでの辞退でも丁寧に行えば問題ないのです。
今後争いが生じそうな場合には、書面などの記録で証拠を残すことが大事です。

憲法でも労働者の職業選択の自由が保障されているので、企業圧力しに屈しないで意思を貫きましょう。

内定承諾後の辞退が決まったときの対処方法

もし内定辞退をしたいと意思が決まった場合は速やかに連絡をしましょう。
内定辞退の連絡をするのが億劫で、引き伸ばしにしてしまってはいけません。
せめてもの誠意を示すことが内定をいただいた企業にとっての償いとなるでしょう。

さらに誠意を示すために一筆手紙を書くこともお勧めします。
辞退承諾をしてもらった後でも、直筆での手紙を書くとより誠意が伝わることでしょう。
会社は内定を出した後、あなたの入社に向けて様々な準備をしていたはずです。
配属部署の確認や研修の準備、保険加入の手続きなどかなりの手間がかかってきます。
内定辞退者が出た場合は、追加で他の方を採用しなくてはならなくなる場合もあります。
そのことも考えて、辞退をするならなるべく早く辞退するようにしてください。
会社に迷惑をかけることは事実なのですから、できるだけ誠意を持って対応すべきでしょう。

この記事の編集者

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