世界の地理の覚え方とは?コツやポイントを紹介します
2018.5.2
世界の地理がなかなか覚えられない・・・。どんな覚え方をすればいいのでしょうか?
世界地理の勉強方法とは?コツやポイントはあるの?地図帳や地球儀を上手く利用することいいでしょう。また、インターネットや動画をみると頭に残りやすいかもしれません。
世界地理の問題の解き方や注意点など、覚え方のコツやポイントを紹介します。
この記事の目次
世界の地理の覚え方の基本
地理の定期テスト、高校入試では国や都道府県、各地方・地域ごとの特色について問題が出ます。定期テストでは、深い知識が求められるので、範囲の箇所をしっかり勉強しましょう。
高校入試では、全範囲から問題が作られるので掘り下げて勉強するよりも、重要な場所を広く浅くしておくといいでしょう。
教科書の太字の箇所は、頭に入れておくといいですね。定期テストでは、「狭く深く」、高校入試では、「広く浅く」勉強するようにしましょう。
地域ごとの自然環境の特色を覚えるときには、どのようなコツがあるのでしょうか?
地形(山脈や山地、平野、海、河川、湖)の名称、気候の名称と特徴(気温、降水量)を覚えるときには、地図上の位置と関連づけることで記憶しやすかったりそうなる理由がわかってきます。
県で覚えるのではなく、地方で覚えるといいでしょう。
地域ごとの産業の特色を覚えるときは、地形や気候も関連させましょう。産業は、自然環境や歴史とも大きく関わっているので記憶も残りやすくなるでしょう。
世界の地理の覚え方で気をつけたいのは?
世界の地理の覚え方でポイントとなるのが、ユーラシア大陸と太平洋です。
ユーラシア大陸は、ヨーロッパとアジアとなります。太平洋は「太」、大西洋は「大」も単純ですが間違えないようにしましょう。
世界の地理を覚えたり、確認するのに適している地球儀ですが世界全体を見る事ができないので地球儀と世界地図の両方を見比べることができるといいですね。
世界の地理を覚えるときには、緯度と経度も理解しておく必要があります。「緯度」は、赤道を0度として南北をそれぞれ90度に分けたものとなり、赤道より北側を北緯、南側は南緯になります。
同じ緯度を結んだ赤道に平行な線が「緯線」です。
緯線と経線は、どちらが横線で縦線かわかりにくいときにはゴロ合わせで覚えましょう!
「ヨイタケ(竹)」
ヨは横線、イは緯線、タは縦線、ケは経線を表しています。
世界の地理の覚え方と点数の取り方について
地理を含めた社会系科目で、点を取るには問題形式で入試に必要な知識を取得していくといいでしょう。概論形式の参考書で覚えるよりも、点に繋がりやすくなります。
センター試験などの問題は、問題形式がパターン化していると言えます。
ですので、センター試験の地理の過去問をどんどん解いていきましょう。
自分の不得意な部分、強化したい部分を見直すことができます。
間違っている問題文には、バツをつけ学習を進めていくのですが間違っている箇所に下線を引ておくことで復習のときの効率が違ってきます。
間違っている箇所に下線プラス正解の言葉を記入するようにしましょう。それを繰り返し読むことで記憶につながります。
世界史や日本史と比べて、センター地理は範囲が狭いと言えます。また、政治経済のように毎年変わるものではないので点数も取りやすいのです。
短い時間で結果を出したい人はセンター地理の過去問をどんどん解くようにしてみてください。
世界地理の覚え方で大切なのはこの時間を使うこと!
とくに暗記や記憶が重要となる世界地理ですが、なかなか暗記をしようと思っても頭に入っていかないものです。
では、どのようにしたら暗記ができるのでしょうか?また、楽にできるのでしょうか?
暗記や記憶をしようと、勉強に取り組むと少なからずプレッシャーになってしまいます。また、暗記ができないことに対してマイナスに思ってしまうこともあるでしょう。
それを解決してくれるのが、隙間の時間を使うことです。
通学途中の電車や、バス、お風呂の時間などの隙間時間を使ってみてください。もともとは、勉強する時間ではないのですから覚えられなくても問題はありません。
ひとつでもふたつでも覚えることができれば「お得」ではないでしょうか。
そんなことをしているうちに、覚えるスピードがアップしてくるでしょう。記憶は一回で定着させるのではなく、何度も積み重ねることでより深く記憶されるものです。
もちろん、地図帳や白地図に書きこんでビジュアルで覚えるのもいいでしょう。いろいろな方法や時間を使って地理の勉強に役立ててください。
世界地理のコツはたくさん地形図や統計資料・写真を見る事
地理の問題では、地形図や統計資料、写真を用いた出題がよく出ます。
地理の学習内容を暗記しても、このような地形図や統計資料、写真の問題はなかなか解けないものとなってしまいます。
このため、地図を読み解く力、資料の数値やグラフの変化を見抜く力、数値やグラフに変化が起きた理由などを理解していなければいけません。
暗記で答えられる問題に関しては正答率が高いのに対し、地形図や統計資料、写真の問題となると正答率が低いそうです。
人よりも点数を取りたいのであれば、地形図や統計資料、写真の問題に答えられるか答えられないかが大きなポイントとなるでしょう。
問題を解き、答えの「正解」「不正解」だけではなく意味や理由を理解することが大切です。
写真の問題は、教科書に載っているようなわかりやすいものが出る確率が高いので太字を覚えるのと同時に大きく写真やグラフが載っているものは一通り目を通しておきましょう。
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