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生クリームで手作りバターを作ろう!失敗しないコツはコレ!

2018.5.2

バターの価格高騰で生クリームを使った手作りバターが人気になっていますが、うまくいかず失敗続きという人も多いと言われています。

その原因は何なのでしょうか?いろいろな作り方がインターネットでも紹介されているけど失敗しないためのコツは?

これなら大丈夫!生クリームを使ってバターを作る時のコツとその保存方法について説明します。

生クリームを使った手作りバター・・・失敗しないためには●●を用意!

ご家庭でバターを手作りするには、生クリームと塩を使いますが、選ぶ生クリームによって、成功か失敗かが分かれます。
生クリームを購入する時には、必ず『種類別 クリーム(乳製品)』で『乳脂肪分40パーセント以上』のものに注意して買いましょう。
スーパーへ行くと、生クリームと言ってもさまざまな種類があります。値段も100円台のものから400円近くするものなど、開きがありますよね。値段が安い生クリームは植物性のものが多いので、それではバターは作れません。
『種類別 クリーム(乳製品)』と似た表示で『種類別 乳又は乳製品を主要原料とする食品』というのがありますが、こちらは原材料の中に乳化剤を入れているものが多くあります。乳化剤入りの生クリームはバターにするにはかなり大変なので、できれば無添加の生乳の製品を使いましょう。

近所のスーパーを見て見ると、『種類別 クリーム(乳製品)』の製品を置いていないお店もありました。購入前には、しっかりと確認してみましょう。

バターを生クリームで作ってみよう!コツがわかれば失敗知らず!

手作りバターも、ネットを見て見みると、いろいろな作り方があります。

生クリームの種類もいろいろあるので、使用している生クリームもそれぞれ違います。

その中でも手に入りやすい生クリームを使い、簡単に作る方法がテレビで紹介されていました。

材料は『生乳を原料としたもので、乳脂肪分35%以上』…1パック(200ml)
気を付けて見て欲しいのは「生乳」ということと「乳脂肪分35%以上」ということです。

作り方は簡単です。
生クリーム1パックをキレイに洗ったペットボトルに入れて、ひたすら振るだけです。まずはホイップ状になってきます。それをそのまま振り続けていると、ゴロンとした固まりが出来てきます。これがまさにバターです。塩分を含んでいないので無塩バターですね。味は、牛乳臭いのかなと不安に思う方もいるかもしれませんが、意外にも牛乳臭さは強くありません。牛乳が苦手という方でも大丈夫だと思います。

生クリームでバター作り!失敗したくないならハンドミキサーを使おう!

バターを作る時には、ハンドミキサーを使った作り方もあります。

バターの完成までには、たったの10分。材料は「生乳が原料の生クリーム」1パック。
乳脂肪分40%以上のものがおすすめです。

用意するものは、ハンドミキサーとペーパータオル、ゴムベラです。

生クリームでバターを作る方法

1.生クリームをボウルに入れ、ハンドミキサーを一番高速にして混ぜます。
2.ボウルの中に水分が溜まり始めたら、ハンドミキサーを一番低速にします。水分が飛んでなめらかになるまで約7分程まわします。
3.ペーパータオルで水気を取り、上からゴムベラで余分な水分を押し出します。

生クリームの脂肪分と水分が分離してバターになります。
スポンジケーキに使う場合のバターの量は、50~100gくらい必要になりますが、生クリーム1パックで出来るバターの量で十分足りるようです。

手作りバターの賞味期限は何日間?冷凍保存は可能?

手作りのものだけでなく、市販のバターも時間が経つと、酸化が進み風味が落ちてしまいます。色も黄色味が強くなってきます。

バターを酸化させないようにするためには、ラップでしっかりと空気を遮断したり、バターを取る際にも清潔なものを使うようにしましょう。パンくずの付いたナイフを使うなどは不衛生です。

また、バターをたくさん買ってしまいすぐには食べられないという場合には、冷凍保存することもできます。200gの1箱をそのまま冷凍してしまうと使う時に不便なので、冷凍する前に、30gや50gなど小分けにして冷凍しておくと便利です。

手作りバターも冷凍することができますが、この場合には冷凍でも1ヶ月以内を目安に使い切るようにしましょう。

生クリームで手作りバターを作ったら、こんなアレンジをしてみよう!

手作りしたバターはさまざまなものにアレンジ可能です。

生クリームバターにレーズンをプラス

大人も子供も大好き、レーズンバターの完成です。そのまま少量をクラッカーにのせても美味しいね。

生クリームバターにガーリックをプラス

ガーリックバターはニンニクの香りが食欲をそそります。パンに塗ればガーリックトーストに、パスタにもプラスしたいバターです。

生クリームバターをじゃがいもにのせて

茹でたじゃがいもにバターは抜群の相性です。シンプルな料理だからこそ、じゃがいもの美味しさやバターの風味が際立ちます。これに明太子をのせると、最高のおつまみになります。

生クリームバターにディルをプラス

ディルと言うハーブと合わせればディルバターになります。爽やかな味わいはお魚料理やパンにもぴったりです。

生クリームバターを発酵バターにアレンジ

生クリームにヨーグルトを入れ、発酵させると自家製サワークリームができます。このサワークリームを混ぜると、発酵バターになります。

バターは、お菓子作りや洋食に使うこともありますが、食材をプラスすることによって、ワンランク上の調味料になります。

この記事の編集者

INTELIVIA

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