指が短い場合でも、ピアノは上手に弾ける?その方法をご紹介
2018.4.24
指が長い方がピアノ演奏に向いているという話を聞いたことがあるかと思います。
そうすると、指が短い人はピアニストになるのを諦めるべきなのでしょうか・・・?
そんなことはありません!プロのピアニストでも手が小さくて指が短い人はいます。
大切なのは指の長さよりも、筋力や柔軟性なのです。
短い指でもピアノを上手に弾く方法について調べてみました。
この記事の目次
手が小さくて指が短い人は、ピアノで成功するのは難しいでしょうか?
中学2年生でピアノをやっています。私は元々手足が大きいのですが、ピアノを習い始めてから更に手が大きくなりました。きっと、ピアノも続けていると自然と大きくなってくるんだと思います。
あと小学生の頃にはよく鉄棒をしていて、それで手が大きくなった気がします。(今、怪我したら大変ですが・・・)
手の皮がもともと厚いタイプなので、鉄棒をしてもマメは出来ませんでした。そういう訳で、きっと続けていれば手は大きくなるんだと思います。
ピアノをする上で、手の大きさや長さというのはあまり関係ないと思っています。それよりも重要なのは、関節がどれだけ開くかということでは無いでしょうか。
私の経験上、リストやショパンなどのオクターブが多く出る曲というのは最初はなかなか弾けないのですが、慣れると弾けるようになってきます。
そして、ピアニストの手が大きいとも限りません。きっと彼らが成功したのは、自分が弾きやすいスタイルを身に着けたからだと思うのです。
不利かもしれませんが、無理だとは思いません。ただ、手が大きい人と同じ弾き方をしていては難しいかもしれませんね。私はギターで同じ壁にぶち当たりました。
でも、ギターもピアノも手が小さくても上手な方はいますからね。大きさは関係ないと私は思っています。
短い指でもピアノを上手に弾く方法とは
ピアノは長さより柔軟性が大事
最近では強化スーツのようなロボットが開発されてきているようです。いつか、手袋をはめたら小さい手でも大きな手になってピアノが思い通りに弾くことが出来る日がくるかもしれません。まぁそんな時代まで生きているかもわからないので、とりあえず今は自分の手で出来ることを考えてみましょう。
現実的に考えた時に、手を開くことが出来る幅というのは限られています。指が長くならない限り、その幅が広くなることはありません。
では、現時点でその限界まで手を開くことが出来ているのかどうかということです。柔軟性が上がることで、今よりも押さえられる幅が広がる可能性があります。
ピアノを上手に弾くためにストレッチ
指と指の幅を広げると言っても、今日明日で突然変えられるものではありません。その為、少しずつでも時間をかけてストレッチをしながら広げていくのが良いでしょう。
入浴中などの手が温まっている時が効果的かと思います。
ストレッチ方法ですが、指と指の間に反対の手の親指と人差し指を入れ、広げて戻すというのを5回ほど繰り返してください。
無理にやると手を傷める危険性がありますので、優しくやりましょう。
プロのピアノ演奏者でも、手が小さくて指が短い人もいます!
ピアノをする上で、手が大きい方が有利であると一般的に言われています。では、手が小さい人は不利ということなのでしょうか?
確かに手が大きければより広範囲の鍵盤を簡単にたたくことが出来ます。リストやショパンなどの音域の広い曲の場合は、弾く際に難しいと感じてしまうことも多いかもしれませんが、それ以外の面で言うと手が小さいことがデメリットになることはほぼ無いのです。
実際、トレーニングで手を広げることでまかなうことが出来ます。大切なのは手の大きい小さいではなく、柔軟性なのです。
プロのピアニスト、全員の手が大きいかと言ったらもちろんそうではないのです。手が小さいながらも活躍している人というのは、沢山います。
自分の手が小さいからという理由で「この曲は弾けない」と諦めてしまっていませんか?それは言い訳でしかありません。手が小さいから弾けないのではなく、手が広がっていないから弾けないだけなのです。
手が小さくとも、是非いろいろな楽曲にチャレンジしてみてください。
小指が短くても、ピアノを上手に弾く方法はある?
ピアノは手で弾くものですので、手の悩みを持っている方も多い事でしょう。
手が小さくて悩む人もいれば、逆に手が大きいことで悩む人もいます。手が大きい方が有利であると言われるピアノにおいて一体どういうこと?と疑問に思われるかもしれませんが、指が太いことで指が上手く鍵盤に入らずに苦労することがあるようです。
プロのピアニストでさえ大変な思いをしている人はいるみたいですので、自分の手に満足している人の方が少ないのかもしれませんね。
ピアノを弾くことで手を傷めてしまう人もいます。日常生活にまで支障が出てしまうケースもあるのです。
手というのは自分が思っている以上に敏感なので、もし少しでも違和感を感じたら無理して練習しない方が良いでしょう。
手が小さいのであれば、手が小さいからこそ有利になるような楽曲を選ぶというのも一つの方法です。
小指が短い、弱いということに悩まれる方も多いみたいですが、その場合は付け根部分の関節を意識してみると良いでしょう。
ピアノ演奏に大切なのは、指の長さよりも筋力や柔軟性!
ピアノにおいて大切なのは指の長さよりも筋力と柔軟性と言えます。
音を強く出す為には、指の長さではなく筋力が関係していると考えられます。それぞれの指に強い筋力がなければ、一つひとつの音が不安定になりムラのある演奏となるのです。
そして、指や手首に柔軟性があることで出すことが出来る音の幅も広がります。鍵盤の上で軽やかに手を動かすことが出来るのです。
1オクターブ分手を開くことが出来れば、大体の曲は弾けると言われています。その為、もし手が小さかったり指が短かったりしても、指が柔らかければさほど問題は無いのです。
また、力を上手に抜くことが出来ていれば指は簡単に曲げることができ、自由自在に操ることが出来ます。
つまり、ピアノを弾く上で筋力と柔軟性さえあれば、指の長さは関係ないと言っても過言ではありません。この筋力と柔軟性をUPさせる為に、音階連取などの基礎練習をしっかりやることと、指のストレッチなどが大事になってきます。