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パンジーを育てたい!種まきの時期と発芽に必要な条件を確認!

2018.6.17

ガーデニングが趣味の人は、季節に合わせて綺麗な花を育てていますよね。パンジーはガーデニングが好きな人にも人気が高いお花です。パンジーを育てる時は種まきの仕方や時期について確認をして、綺麗な花を咲かせましょう。

種まきの時期はいつがいい?発芽までにはどのくらいかかるの?全然発芽しないけど何が原因?

そこで今回は、パンジーの種まきや発芽についての情報をお伝えします。

発芽させるポイント!パンジーの種まきの手順をしっかり確認

まずは手際よく行うために、使う道具などを用意しておいてくださいね。

パンジーの種はもちろん、種を個別に育てる事が出来るポリポットやセルトレイ、種用の土、底に敷くネット、セルトレイやポリポットを入れられる容器などがあれば十分です。

土が落ちずに水はけがよくなるよう、セルトレイやポリポットの底にまずはネットを敷いて下さい。

その上に種用の土、用土を入れます。底に種をまいていきますがセルトレイなら一つのポットに一粒種を植えます。

ポリポットなら間隔を空けて、3~4粒程度植えて下さい。

種は土の中深くに入れる必要はありません。種を置いたら上から軽く土をかける程度で十分です。

そして水ですが、上からではなく下から吸わせるようにします。

種が定着していないうちに上から水をあげてしまうと、種が流れてどこかに行ってしまう可能性があります。ぐためです。

その為にセルトレイやポリポットが入るようなトレイや容器に水を入れて、そこに浸して水を吸わせます。

土に水分が含まれたことが確認できれば、トレイの水は捨てて下さい。

これで種まき終了です!

パンジーの種まきのポイント・発芽させるために大切な事

もしパンジーを苗で買ってきたのなら、日当たりのいい場所に置いて水はなるべく少なめにあげましょう。

ついつい水をたっぷりとあげたくなってしまいますが、水あげのポイントは鉢植えの土の表面が乾いた時にあげる事です。こうする事によって鉢植えのパンジーを長く楽しむことができます。

種まきの場合は上記したように、最初から鉢植えで育てたりはしません。

種まきと苗になってからでは使う用土も違いがあるので、種まきはセルトレイやポリポットで行い、苗になってから好みのプランターや鉢に植え替えを行います。

また庭に植えたい方は、日当たりのよい場所に植え替えてあげて下さい。

その場合もパンジーに適した土が売ってますので、そちらを利用するとより育てやすくなるでしょう。

パンジーの種まきのタイミングによっては発芽が遅いことも

温かい地域ではパンジーの種まきは時期が3タイプに分ける事が可能です。

花をいつ咲かせたいのかを考えて種まきの時期を選ぶと良いでしょう。

花を春に咲かせたいと思うのなら、種まきは9月の中頃から下旬にかけて行います。熱すぎず寒すぎず種まきには丁度良い時期と言えます。

発芽にも一番ばらつきがなく病気になるのが少ないのもこの時期です。しかし大きな株にしたいと考えているなら、花摘みを行わなくてはいけません。

次に春から夏の始めにかけて花を咲かせるタイプですが、種まきは10月を目安に行いましょう。良い点は株が大きく育つ点です。

そして開花の照準を秋から冬の始めに合わせるのなら、種まきは8月の終わりか9月の始めにかけてです。

このころに種まきをすると年内に花を楽しむことが可能です。しかしまだ気温が高い時期の種まきになりますので、病気になってしまう可能性や発芽にばらつきが出てしまう事もあります。

熱すぎない環境で育ててあげて下さいね。

パンジーが発芽するためのポイント

先程も少し触れましたが、発芽をさせて苗を丈夫に育てるためには温度も重要です。

熱すぎても寒すぎても発芽はしにくくなります。15度から20度位の温度を目安にして種まきを行ってください。

気になる発芽日数は1週間から3週間程度で発芽が見られるようになります。種まきをしてもすべてが目を出すわけではなく、大体6割程度が発芽をしますので4割発芽をしなくてもガッカリしないで下さいね。それが平均値ですよ。

パンジーは日当たりの良い場所を好みますが、発芽をするまでは温かすぎてはいけません。日陰の涼しい場所に置いて芽が出るまでは土に湿り気を保つようにして下さい。

芽が出てきたら少し明るめの日陰に移して成長させましょう。

パンジーが発芽しないのはどうして?

発芽に適した条件をお話ししてきましたが、どうでしょうか?発芽しなかった、失敗してしまったという方はこれらに当てはまっていましたか?

発芽がしなかったという事は適した条件と逆のことをしてしまった可能性があります。

発芽をするまでは涼しい日陰で温度も15~20度が適温ですが、夏の熱い時期に種まきをしてしまったり、水をあげすぎてしまったりしていなかったでしょうか?

またパンジーは日当たりを好む植物だと思うあまりに、発芽をするまでも日がサンサンと当たる場所に置いてしまっていたという事はありませんか?

もし温度が高い時期に種まきをするのなら、家の中の室温をコントロールしなければ発芽は難しいです。

また種をまいた時に土をかぶせすぎてしまうのも、発芽をしない原因になります。

パンジーは光を感じて発芽をする好光性種子なので、上から土を巻く程度がOK!これらの事に注意をして種まきをしてみて下さい。

この記事の編集者

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