スパークリングワインの開け方は?プラスチックコルクの扱い方
2018.6.15
お祝い事やパーティーの時に登場するスパークリングワイン。コルクの開け方に困った事ありませんか?
特に固いプラスチックコルクだと、なかなか抜くことができず苦労することもあるのでは?
そこで今回は、プラスチックコルクの開け方について調べてみました。
手順を踏めば大丈夫!女性でもサクッと開けることができますよ!
開け方の前に知っておきたいスパークリングワインの扱い方についてもご紹介します。
この記事の目次
スパークリングワインの開け方、プラスチックコルクでは?
コルクスクリューの先端をプラスチックコルクや樹脂コルクに、完全に貫通させます。これがポイントで、瓶中に空気が入るようにして下さい。
プラスチックのコルクは、気密性が高く、瓶の中に空気が流れ込まないため、男性の力でもなかなか簡単には開けられません。
コルクを貫通させても、木製のコルクと違い、ワインの中にコルクの屑が入る心配もいりませんので、しっかりと貫通させることがポイントです。
コツをつかめば、一般的な木製のコルクよりも開けやすいかもしれません。
木製のコルクは、ちょっと間違った力の掛け方をすると、途中で折れてしまいますが、プラスチックの場合はそのような失敗もありません。
スパークリングワインのプラスチックコルクの開け方のコツは?
スパーリングワインを開ける時には、コルクがポンッと勢いよく飛び出しそうで、開けるのが苦手という方も多いと思います。
実際に、その速度は時速40キロに相当することもあると言われ、ちょっと怖いですよね。
そこでおすすめなのは、白いナプキンなどのトーションをかぶせたまま開ける方法です。ワインのボトルにトーションをかぶせ、針金を外さずにコルクをしっかりと押さえたまま抜きます。そうすると栓が開けやすくなります。
また、開栓前には、ワインを良く冷やしておくことや、開ける時には、真っすぐよりも少し斜めにして開けるとコルクが飛びにくくなります。
プラスチックのコルクは、シリコンなどの樹脂を使っているので、硬く開栓しづらいという欠点があります。
一番手軽なスクリューボトルのワインも増えて来ましたが、イメージ的にはリーズナブルなワインによく使われているという印象が強いのではないでしょうか。
高級ワインと言われるものにも使われるようにはなってきていますが、まだまだ大衆的なイメー時を持つ方が多いようです。
スパークリングワインについている固いプラスチックコルクも、開け方の手順をマスターすれば大丈夫!
では、コルクの上手な開け方をご紹介します。
初心者がまず手こずるであろうコルクの開栓は、次の点に注意してみましょう
まずボトルを拭く
ワインボトルが汚れていたり、濡れていると手が滑りやすくなってしまい、上手く力が入りません。先にワインボトルを拭いて持ちやすくしておきましょう。
大き目のスクリューで
あまり力のない人や、ワインの開栓が苦手という方には、大き目のスクリューの栓抜きがおすすめです。スクリューが大きい方が少ない力で開けることができます。
スクリューを仕込むのは真ん中に
スクリューを差し込むのは斜めからが良いという意見もありますが、まずは中心部をねらい、垂直に開けるというのが初心者にはおすすめです。まずは基本の開け方から始めましょう。そして、できるだけ深くまで差し込むと開けやすくなります。
スパークリングワインの栓がプラスチックなのは安い証拠?
ワインの栓にプラスチック製のコルクが使われているのは、低価格のワインのようなイメージがありませんか?
では、天然のコルクとはどのような違いがあるのでしょうか。
コルクはコルク樫の樹皮から作られます。コルク細胞の中には空気が含まれているので、圧縮することができて、弾力性があります。水分を通さないという性質がありながらも、微量の酸素を透過させることができるというのが、ワインの熟成に適した素材です。
ただ、天然の物を使うため、コルク栓には品質的にばらつきが出てしまいます。
コルクに汚染があった場合、出来上がったワインにもカビ臭が移ってしまう、ブショネと呼ばれる現象が起こることがあります。ブショネはコルク栓を使ったワインの2~5%に起きてしまうと言われます。
また、安いワインほど、安いコルクを使用しているので、ブショネの発生割合も少し高めかもしれません。
開け方の前に注意したいこと!スパークリングワインの扱い方について
スパークリングワインと言うと、お祝いやイベントの時に飲むイメージがありませんか?
クリスマスや誕生日、結婚記念日など、特別な日に飲むことが多いと思います。
そんな楽しいイベントの時に、ワインの栓をスマートに開けることができたらカッコいいですよね。
普段からワインの栓を開け慣れているという方なら良いですが、実際には栓を開けるのが苦手と感じている方は多いと思います。
開けるテクニックも、もちろん必要ですが、開ける前に気を付けて欲しいこともあります。
まずは、スパークリングワインに衝撃を与えないように大切に扱いましょう。炭酸飲料も同じですよね。栓を開ける前に間違えて振ってしまうと大変なことになります。なるべく衝撃を与えないようにすると開けるときにも安心です。
もし、衝撃を与えてしまったら、しばらく立てて置いてから開栓して下さい。
また、ワインをよく冷やしておくことも大切です。しっかりと冷えていない状態で開けると吹きこぼれが起きやすくなってしまいます。
ワインを飲む前日までには購入して、冷蔵庫でじっくりと冷やしておきましょう。