親の喧嘩で怖い思いをした子供はどうなる?特徴や性格について
2018.6.9
親だって喧嘩をすることってあると思いますが、その喧嘩を子供が怖いと感じてしまっている場合は子供に悪影響があることがあります。
子供の性格に影響がある場合や、子供の体調に影響を及ぼすこともあります。喧嘩をしてしまった時には子供へのフォローも大切です。
そんな親の喧嘩で子供に及ぼす影響や喧嘩の後についてなどをご紹介していきます。
この記事の目次
親の喧嘩が怖いと感じている子供の特徴は?
親のケンカを常に見せられて育つと、子どもはどのように成長するのでしょうか?
親の喧嘩を見て育つと常に人の顔色をうかがう人間になってしまいます。夫婦として子どもの親として、意見が対立することもあるでしょう。
でも、子どもからするとそんな言い争いは聞きたくありません。
子どもは言い争う内容がわからないので、「言い争っている」「ケンカをしている」「不機嫌だ」「仲が悪い」と言う印象しか残りません。
そして「ケンカをするのは自分のせいだ」と思うようになるのです。
常に争いがそばにある日常。
考えてみてください。大好きなお父さんとお母さんが仲良くするのではなく、いがみ合う。子どもにとってそんな不幸で辛いことはあってはならないのです。
両親が言い争うことを自分のせいだと感じながら育つ子どもは常におびえるようになります。
人の顔色を伺い、いつも何かにおびえながら過ごす毎日。
子どもがそんな思いをしていることを、親として一日でも早く気付くべきなのです。
言い争わなくても、お互いに意見を言い合い認め合い、尊重し合うことできますよね?
親の喧嘩は子供にとって怖いものです。喧嘩をするなら子供に見せないようにして。
親が感情を優先させる。
親がいつ怒り出すかわからないと、びくびくしながら過ごす…。
子どもは守られるべき存在です。親が子どもにできること。それはただ一つ。子どもが安心して、何の不安もなく毎日を過ごせる家を用意してあげること。これだけです。
夫婦でもそれぞれの立場で意見が違うこともあるでしょう。
それを尊重できず自分の意見ばかり言い合い、言い争って子どもを不安にさせることはやめませんか?
子どもは親の状況を理解することはできないのです。
でも、親は子どもの状況を理解してあげようと努めるべきなのです。
夫婦喧嘩をしたいなら、子どもが寝てからすればよいのです。
親が喧嘩をして子供が怖い思いをすると、子供の性格に影響があります
子育てについて、意見が分かれることもあるでしょう。
そのことについて喧嘩になってしまうと、子どもは「自分が悪い子だから大好きなお父さんとお母さんが喧嘩をしちゃうんだ」と自分を責めるようになります。
親が期待するような子どもに成長しなくとも、子どもに非があるわけではありません。
子どもに対して、勝手に期待している親に非があるのです。
自分の子どもと言えども別人格。親が子どもの評価をするのはやめましょう。
親は子どもを評価するのではなく、認めてあげなければなりません。
子どもは子どもなりに毎日を頑張っています。
毎日元気で学校に通っているならばそれでいいじゃありませんか。これ以上望むものはありますか?
親が喧嘩をしてしまった時はその後のフォローが大切です!
普段は、子どもの前で夫婦喧嘩をしないように努めていたとしても、ついつい感情的になって自分を抑えられなくなってしまい、子どもの前で喧嘩をしてしまうこともあるでしょう。
そんな時には、喧嘩の後、子どもに謝りましょう。
「お父さんとお母さん、喧嘩しちゃってごめんね。もう、仲直りしたから心配しないでね。怖かった?もうしないからね」と言って抱きしめてあげましょう。
子どもは不安に感じても、不安だと表現することができません。
不安な気持ちを押し殺していると、蕁麻疹が出たり、咳き込んだり、熱を出したりします。
また、夫婦喧嘩を長引かせたり険悪ムードで過ごしてはいけません。絶対に絶対にしてはいけないことです。
子どもには質の良い教育を受けさせることよりも、子どもに居心地の良い生活を用意してあげましょう。
親の喧嘩はなぜ起こる?よくある喧嘩の理由について
夫婦喧嘩の内容。
まぁ、言ってみればくだらないですよね。
大抵はお互いに不満をぶつけあうだけのものですから。
本当に深刻な問題が起きてしまった場合には、言い争うことよりも解決策を練り、処理に翻弄しますからね。
- 疲れていて、お互いに尊重し合えない。
- 言い方が気に入らない。
- 金銭問題
- 家事負担問題
- 子どもの教育問題
などなど。
一緒に暮らしていると、お互いに慣れと甘えが出てきます。
そうなると、お互いに尊重することを忘れ、言いたいことを言い合ってしまう状況になってしまうことも。
夫婦として、長続きするかしないか。長く続く夫婦と、続かない夫婦。どこに違いがあると思いますか?
それは「謝れるか」がキーポイントになってきます。
相手に対してお互いに自分の非を認めることができずに「ゴメンね」と口にすることができない夫婦は破たんします。
「好き」や「愛してる」だけが愛情表現ではありません。
自分の非を認め、相手を尊重できることができなければ、夫婦を続けることはできないでしょう。