親が過保護な大学生は多い!でも親が決めてくれた方が楽なことも…
2018.6.9
親が過保護・過干渉の場合、大学生になっても行動を指図したり制限してきたりしますよね?
ですが、親が決めたとおりに動くことしかできなければ、年齢を重ねても大人にはなれません。
過保護や過干渉で親のレールを歩いている子どもは、窮屈さを感じながらも守られている安心感があるのです。
安心で安全な人生はありません。
自分の足でしっかりと歩いていける人間になりましょう。
この記事の目次
親が過保護の大学生は生活的自立をいつまでたっても果たせない。
子どもが大学生になったら、親は子を保護する姿勢から見守る姿勢にシフトチェンジする必要があるでしょう。
自立は大きく分けて3つあり、生活的自立、精神的自立、経済的自立となります。
自分の身の回りの整理整頓を始め、身だしなみを整えたり、生活リズムを整えることが生活的自立になります。
自分のことは自分で考えて決定し、行動できることが精神的自立です。
経済的自立は、親に依存することなく自分自身が生きていくために働くことを言います。
子どもが大学生になったら、この3つの自立を支援してあげることが大切です。
大学生とはいえ、子どもは子どもといってサークルや部活の先輩に親が挨拶をしに行くのは止めましょう。一人暮らしの子どものマンションに足しげく通うのも考え物です。
子どもの履修登録の内容にまで手出し口出しをする親御さんもいるようですが、子どもの成長を思うのであればやみくもに手助けしないことが自立へと繋がります。
親が過保護な大学生は、門限がありますよ。
大学生になれば、友達同士の遊びや学校・サークルの行事など遅くまで外出する機会が増えるでしょう。
一人暮らしであれば門限は関係ないですが実家の場合は、大学生であっても門限がある人もいるのではないでしょうか?
女子大生に門限があるかどうか聞いてみたところ、ある人は全体の3割となりました。意外と門限がある家庭は少ないと言えます。
女の子だから心配という親御さんの気持ちもあるかと思いますが、寮などの場合も門限があり11時までに帰らないと鍵がかかるというところもあるそうです。
あまりに厳しい門限も考え物ですが、大学生なのだから連絡のひとつもできるでしょう。連絡をするのが面倒であれば、前もって言っておくだけでも親御さんの心配は減るはずです。
お互いに、心配をしすぎない、かけないように配慮することが大切と言えるでしょう。
大学生男子は、門限のある女子に惹かれることもあるようなのでたまには門限があるふりをして帰るのもいいかもしれませんね。
親の過保護を許しているのは子ども?大学生になっても自立できない人の特徴とは?
大学生の自立を考えているのであれば、子どもの意志を尊重することが大切ですが自立できない事と仲が良いというのは似ていてまったく違うものとなります。
例えば、母親と買い物や旅行に行った場合に子どもの好きなように選んだり決めたりできていればいいのですがほとんどのことを母親が決めいるのであれば、自立は難しいかもしれません。
もちろん、アドバイス的に意見するのはいいでしょう。
しかし、お互いがおかしいと思うまでは親が決めることが当たり前となってしまいます。買い物に行くときには子どもの行きたい場所やお店を聞いてみましょう。
なかなか自立できない人の特徴で、母親が買ってきた服を着ていることがあげられます。
この場合、年齢より幼い服を着ているケースが多いです。たまには、お友達と一緒に服を買いに行ってもらったり一人で買わせるようにしましょう。
仲の良い親子は増えていますが、それがただの親のエゴであったり甘やかしているだけであったりすることもあるので大学生になったからこそお互いの距離感をもう一度見つめ直すことも大切です。
親はよかれと思ってやっている。子供の意識が変わらなければ親の過干渉からは逃れられない
親の過干渉は、正しいと思ってやっているためなかなか気がつくことができません。子どものほうも傷つけたくない、自分のことを想ってしてくれているとわかっているので言い出しにくい部分はあるでしょう。
しかし、そこはハッキリ伝えましょう。
ハッキリ言っても伝わらないかもしれません。伝わらない場合は、親自身が気づくまでほっときましょう。
そして、親を変えることは難しいのであなたが徐々にフェードアウトして行きましょう。家族だから仲良くしなくちゃいけないわけではありません。親子であっても個人です。娘や息子は自分の一番の理解者であり、いつまでも自分のものであると過干渉の親は思っているかもしれません。
とにかく、一番いいのは距離をおくことです。大学生になったのであれば、1人暮らしもできるでしょう。まずは、アルバイトをしてお金を貯めましょう。経済的自立を見せることで、親の見かたも少し変わるかもしれません。
親に守られていればラクだという自分を捨てよう。
親離れしたいと思っていても、なんでもしてくれるからついついまかせてはいませんか?
自分のことは、自分でしましょう。ご飯を作ってもらい、掃除、洗濯などすべてをしてもらっているうちはあなた自身が親離れしていないと言えるでしょう。
親は子どものためであれば、頑張ってしまうものです。
夫にはそこまで手をかけていなくとも、子どものことになるとはりきってしまう生き物なんです。もちろん、個人差はありますよ。
私は、実家にいるときはほとんどのことを母にしてもらっていました。そしてそれを当たり前だと思っていました。しかし、それは当たり前のことではないと一人で暮らすようになってから気がつきました。
実家にいてもできることは自分でしましょう。自分でできることをどんどん増やしていけば、それが親離れ、子離れの第一歩となるでしょう。
まだまだ、手がかかると親に思われているうちは先が長いかもしれませんね。