春雨の炒め物の名前や簡単美味しいレシピも紹介します
2018.6.7
「春雨」は炒め物やスープなど、色んな料理に使えて便利ですね。
春雨を使った料理で代表的なメニューの名前といえば、「マーボー春雨」でしょうか?
韓国では「チャプチェ」という家庭料理も人気がありますよ。
春雨にはどんな栄養価があるのでしょうか?実は炭水化物が豊富なんです!似ている食材、ビーフンとの違いにも注目です!
この記事の目次
春雨を使った炒め物の名前といえばマーボー春雨
春雨を使った定番料理と言えば、麻婆春雨です。
豚肉の旨味と、ネギやニンニクの風味が春雨にしっかりとしみ込み美味しいですよね。
春雨を使った炒め物!麻婆春雨
【材料】1人分
- 春雨…50g
- 豚ひき肉…100g
- にんにく…1かけ
- ねぎ…1/2本
- 豆板醤…小さじ1
- サラダ油…大さじ1
- ごま油…小さじ1
煮汁
- 水…1/2カップ
- 鶏ガラスープの素…小さじ1
- しょうゆ…大さじ1
- 酒…大さじ1
- こしょう…少々
【作り方】
- 春雨を熱湯にいれて約2分間浸し、しんなりしたら水気をきり食べやすい長さに切る。
- にんにくとねぎはみじん切りにする。煮汁の材料を合わせておく。
- フライパンにサラダ油をひき、中火で熱しにんにくとねぎを炒める。香りが上がってきたらひき肉を加える。
- ひき肉がパラパラになったら、豆板醤を入れる。煮汁も加え、春雨を入れる。
- 3~4分くらい春雨に味が染み込むまで煮る。最後に風味付けのごま油をまわしかければ完成。
春雨の炒め物の名前、韓国ではチャプチェ
春雨の炒め物は、韓国ではチャプチェと呼ばれます。
しっかりとした味付けは、ご飯が進み、お弁当のおかずにもぴったりです。
簡単に作れる本格的な韓国の味です。
春雨を使った韓国料理!チャプチェ
【材料】3人分
- 春雨…90g
- にら…1束
- もやし…1袋
- にんじん…2/3本
- たまねぎ…1/2個
- しめじ…1/2パック
- 白ごま…適量
調味料
- 水…2カップ
- しょう油…大さじ3
- 砂糖…大さじ1
- ごま油…小さじ2
- コチュジャン…小さじ1
【作り方】
- にらを2~3センチの長さに切り、にんじんは短冊切り、たまねぎは薄切り、しめじはほぐしておきます。
- フライパンに調味料の材料を合わせ、にんじんと玉ねぎを入れて火にかけます。
- 煮立ったら、乾燥した状態の春雨を加え、中火で水分がなくなるまで煮込みます。
- にらともやしを加え、火が通ったら器に盛り、白ごまをかければ完成です。
春雨は乾燥した状態で使うと、味がより染み込みやすくなります。戻す手間もないので、一石二鳥ですね。
春雨を使ったレシピ!その名前は中華の炒め物
春雨を使ったお手軽レシピで、辛さ調整もできるのでお子様のいる家庭にもおすすめです。
春雨とひき肉の中華炒め
【材料】2人分
- 豚ひき肉…150g
- 春雨…100g
材料1
- ねぎ(みじん切り)…大さじ1
- しょうが(みじん切り)…小さじ1
- にんにく(みじん切り)…小さじ1
- しょう油…大さじ1
- 片栗粉…小さじ2
- 料理酒…小さじ1
材料2
- しょう油…大さじ1
- 豆板醤…大さじ1.5
- 水…大さじ3
【作り方】
- 春雨を茹でて戻し、ザルに上げておきます。
- ひき肉と材料1をよく混ぜて、フライパンで火が通るまで炒めます。
- 2の中に春雨を混ぜて炒め、混ざったら材料2の材料を加えます。
- 全体に調味料が馴染んだら完成です。
しょうがとにんにくは、チューブ入りのものを使ってもよいですが、やはり生の方が風味が良くなります。
辛さは豆板醤の量で調節できます。お子様のいるご家庭では控えめに、辛いのがお好きな方は量を増やしても大丈夫です。
簡単にできるのに、ボリュームもある1品になります。
春雨の栄養について
春雨は炭水化物の食品になります。炭水化物は体内に入ると糖に変化し、脳を働かせるための大切なエネルギー源になります。炭水化物を過度に控えてしまうと脳の中が栄養不足になり、記憶力の低下や判断力が鈍ってしまうこともあります。
逆に、取り過ぎるとご存知の通り肥満の原因になることもあるので、適量を摂取することが大切です。
春雨にはカルシウムも含まれています。カルシウムは健康な骨と歯に、欠かせない栄養素です。
子供の成長期にも必要ですが、大人にも欠かせないものです。カルシウムが不足すると骨がスカスカの状態になってしまいます。
カルシウムはビタミンDと一緒に摂取すると吸収率が良くなります。
春雨とビーフンは似ている?その違いは?
春雨と似た食材でビーフンがありますが、このビーフンと春雨の違いとはどのようなことがあるのでしょうか。
この春雨とビーフンは、原料が違うのです。
春雨の原料は、緑豆やじゃがいもなどのデンプンです。さつまいものデンプンを使うこともあり、もちもちとした食感が美味しいですよね。
緑豆を原料にした春雨は、少しコリコリとした食感で、歯ごたえを楽しめます。
春雨の製造は、でんぷんと水を混ぜて細い麺状にします。それを熱湯で茹でて、冷凍・乾燥へ進み、規定の長さにカットされ袋に詰められます。
ビーフンの原料は、うるち米の米粉のでんぷんになります。
ただ、最近のビーフンは、調理しやすいようにと、コーンスターチなどその他のでんぷんも配合され、使いやすいように改良されているようです。製造方法にも違いがあります。
ビーフンは、水に浸けた米を挽いて液状にします。それを濾過してとったでんぷんを加熱して生地を作ります。その後ひも状にして乾燥させたり、茹でてからカットするという方法で作られます。