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スキー検定1級はどのくらいのレベル?スキー検定について

2018.6.2

スキー検定というものがあるのを知っていますか?スキー検定では自分のスキーがどのくらいのレベルなのかわかりますし、評価を受ける事で目標を持つこともできます。

スキー指導者になるためには最低でもスキー検定1級を持っていないといけないのですが、このスキー検定1級はどのくらいのレベルなのでしょうか?

また、さらに上の検定もあるようです。上達するために出来る事なども合わせてご紹介していきます。

スキー検定1級をとろう!自分のレベルが分かり目標になります!

冬にスキーを楽しんでいる人も多いと思いますが、スキーにも検定があるのをご存知でしょうか?

広く知られている試験が、スキー連盟が主催しているスキー検定です。合格するとバッジが貰えるのでバッジテストとも言われます。

検定には1から5級あり、公認の検定員がジャッジし規定のポイント以上をとることができれば合格となります。

検定を受ける事で自分のレベルが分かりますしまた目標を設定することもできます。

検定を目標とせずに自分の上達具合を見る検定にすることもできます。ある程度滑れるようになってくるとさらに技術を高めたいという思いが出てくると思います。

検定に合格することによって自分の滑りを評価された喜びを感じる事ができますし、たとえ合格ではなかったとしても自分の苦手な部分が見つかりこれからの課題ができます。

上達するためにモチベーションもさらに上がりますし、ただ滑るよりも刺激を感じながら滑ることができるようになりますよ。

スキー検定1級のレベルはどのくらい?

スキーの検定にはジュニアテストと級別テストというものがあります。

ジュニアテストは12歳以下、小学生以下が受ける事ができる試験になります。

級別試験は、1級を受ける事ができるのは2級を取得している人となります。5級から2級までは年齢に制限はなく誰でも受ける事ができます。

5級から4級は、整地や緩斜面、緩中斜面をプルークボーゲンやリズム変化を評価して100点満点中の50%以上で合格することができます。

3級は、整地や中斜面、ナチュラル中、急斜面をシュテムターンやパラレルターン小回りと大回りを評価します。200点満点の60%で合格となります。

2級になると公認検定員が3人で3級と同じ内容を評価し能力を確認されます。300点満点中65%以上で合格になります。

1級になるとナチュラル急斜面や不整地中、急斜面を横滑りや基礎的な滑り、パラレルターン小回りと大回りを評価されます。400点満点中70%で合格することができます。

スキー検定1級はレベルが高い!受ける時には下見しよう

ババッチテストとも言われるスキーの検定ですが、どのくらいの難易度なのかわかりませんよね。

本人の実力によって異なりますが、1級というのはかなり難しくなります。

試験を受けたことがない人は受験する前にテストの様子を見学しておくといいですよ。見学をしていないとテストの雰囲気に圧倒され実力を出すことができないなんてこともあります。

雰囲気に慣れておくことも大切なのです。バッチテストの2級から1級を受けるのには大きな壁があると言います。頑張った人しかうかりません。

試験会場によっても異なるとは思いますが、試験が始まる前に指導員が滑り、そのあと受験番号順にテストを受けて行きます。

受験番号と名前を声に出していい、行きます!なんか声をかけてから始めます。どのような流れでテストが始まるのか会場によって違うと思うので見学が大切なのです。

スキー指導者になるなら1級は必要!さらに上のレベルもあります!

スキーの指導者になるためにはバッチテスト1級に合格していることが必要になります。

先ほども説明しましたが1級を受けるためには2級に合格している必要があり、1級受験者は1単位につき2時間以上の事前講習を受けなければいけません。

1級に合格し、スキー連盟公認のスキークラブに所属すると準指導員の受験資格を得ることができ、資格獲得後3年たつと正指導員の受験資格を得る事が出来るのです。

そして、さらに技術を磨きたい人は1級の上の「プライズテスト」というものがあります。

プライズテストにはテクニカルプライズとクラウンプライズという2種類があります。

テクニカルプライズはバッジテスト1級を合格していないと受ける事ができないテストです。そしてクラウンプライズはさらに上のレベルになり、テクニカルプライズを合格していないと受ける事が出来ないのです。

受験は13歳以上でなければ受ける事が出来ず、受験するためには事前に講習を受ける必要があります。

スキー検定1級を受ける!上達するために出来る事!

バッジテスト2級を合格すると、自分はうまいんだと思い込んでしまう人が多くいます。ですが、先ほども説明しましたが2級と1級では大きな壁があります。さらに上を目指すためには自分の技術をもっともっと磨いていかなければいけません。

その為に出来る事は、自分の滑りを知ることです。ビデオなどで撮って確認してみましょう。思ったように滑れていない事も多く自分の事をしっかり把握することができると思います。

滑りがうまくなってくるとどんな滑りが上手でどんな滑り方が下手なのか見分けがつくようになります。

リフトに乗っている時なども他人の滑りを見てあの人は1級かな?2級かな?と見分けれるように目を慣らしていきましょう。

そうすることで自分の滑りをビデオでみたときに欠点を見つけやすくなり上達も早くなりますよ。

この記事の編集者

INTELIVIA

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