名前が面白い動物はこんなにいました!虫や植物にもありますよ
2018.3.24
「トゲアリトゲナシトゲトゲ」って言えますか?早口言葉のようですが、実は動物の名前なんです。
他にも「えっ?ホント?」と思わず疑いたくなるような名前の動物がたくさんいました。
「タコイカ」や「ハチクマ」などどっちなの!と突っ込みたくなるような名前もあります。
他にも珍しい名前の恐竜や、面白い名前の植物を紹介します。
名前が面白い動物を知りたい!
私が知っている、ちょっと面白い名前の動物をいくつか紹介していきますね。
まずは”アベコベガエル”!あべこべって何が?と思いますよね。普通生き物は小さい姿から大きく成長していくものです。でもこのカエルは逆なんです。大きいおたまじゃくしから成長するにつれて小さなカエルになるんです。不思議!
おたまじゃくしがどれほど大きいと思いますか?その答えは25センチです。大きいですね~それがカエルになると7センチの可愛らし姿になるんです。
アベコベガエルがなぜ小さく成長するのか、その理由はまだ解明されていないそうです。
そうしてもう一つが”ドウガネブイブイ”もう何の動物なのか名前だけでは不明ですよね。
これは動物の分類ではないのです。虫です!日本(関東)でも見ることができるコガネムシなんです。広葉樹が好きでブドウや梅の葉っぱも食べてしまうちょっと困った虫です。
名前だけ見るととてもかわいいですよね。
名前が面白い動物はまだいます!
名前が面白い動物の中にはどっちなの?ややこしい!と思ってしまう名前の動物がいますので紹介していきます。
まずは”トゲアリトゲナシトゲトゲ”です。なんてややこしい名前なんでしょう。
こちらはトゲトゲと呼ばれていたハムシの事で、トゲがついているハムシもいればトゲが無いハムシもいるという事でこのような名前が付けられました。
同じ種類でどちらもいるのならば名前にすべてを押し込むほか、良い名前が思いつかなかったのでしょうか。
また他にも”タコイカ”という生き物がいます。通常タコとイカは足が似ているだけで別物ですよね。このタコイカは頭はイカで足がタコになっています。
タコイカはイカの仲間ですがなぜそのような名前が付けられたのかというと、通常イカの足は10本です。
でもタコイカの足はタコと同じく8本しかないため、タコイカと命名されました。
日本では日本海や釧路などで生存が確認されています。
あまりとれることがないので珍しい生き物になっています。
名前が面白い動物~恐竜編~
名前が面白い恐竜「ノトサウルス」
この名前の由来は「見せかけの爬虫類」です。なんだか切ない名前ですね。まるで偽者と言われているようなネーミングです。
このノトサウルスは後に首長竜になったと言われています。
名前が面白い恐竜「ティラノサウルス」
恐竜で一番知られているであろうティラノサウルス。名前の意味は「暴君のトカゲ」らしいです。それを知るとティラノサウルスはとても気性の荒い恐竜であったのだろうと想像できますね。
名前が面白い恐竜「タルキア」
タルキアは草食の恐竜で体長8メートルもある大きな恐竜です。
タルキアはすごく大きな頭蓋骨だったので頭が良いと推測されたのでしょう。モンゴル語で賢いという意味の名前が付けられました。
名前が面白い生き物はほかにもいます
ここからは、発音しづらいくらいの変わった名前を紹介します。
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ
何を伝えたいのかわかりづらい名前ですね。こちらはゴミムシダマシ科の昆虫の名前です。
モモチョッキリゾウムシ
これはゾウムシの仲間。桃の実の茎をチョッキリしてしまうそうです。なんだか可愛い名前ですね。
アオバタアリガタハネカクシ
ハネカクシという昆虫のお仲間です。アリガタは「ありがたい」が由来ではないです。残念!アリガタはアリの事を指すようです。
リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ
長い!いろんなことを伝えたいのでしょうがもっと簡潔な名前でも良いような気がしますね。
こちらはアマモという海藻の一種です。カタカナよりも漢字で書くと覚えやすいかもしれません。「竜宮の乙姫の元結の切り外し」です。
ゴエモンコシオリエビ
これは深海生物のエビで、深海の中でも熱湯が噴き出す噴出孔のそばで暮らしていることが由来です。
熱湯を五右衛門と命名するのが絶妙ですね。またエビ自体は真っ白な色をしている珍しいエビです。
ゴエモンコシオリエビには毛が生えており、その毛についたバクテリアを食べていきています。
名前が面白いのは植物にもありました
名前が面白い植物「アクマノツメ」
すごいネーミングですね。この花はうす紫色の変わった形の花を咲かせる珍しい高山植物なのです。
それもイタリア北部の限られた地域でしか見ることができないと言われる貴重な花なのです。
名前が面白い植物「キソウテンガイ」
こちらも珍しい植物で、カールした葉っぱを伸ばし続けて砂漠地帯で生息する植物です。絶滅危惧種にも指定され大切に保護されています。
寿命がとても長く1000年生きるものもいると言われている植物です。
名前が面白い植物「ナンジャモンジャ」
こちらは日本の対馬と木曽川沿いでだけ見ることができる「ヒトツバタゴ」です。
意味は何だこれ?と言ったところでしょうか。
花はひとつの花びらが裂けてまるで4枚の花びらになっている様に見えます。
遠くからこの木を眺めてみると、まるで粉雪が降り積もっているかのように見えるところが特徴です。