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米を炊くのに失敗!固い・パサパサ・柔らかい時の原因と対処法

2018.3.20

毎日のようにお米を炊いている主婦でもお米を炊くのに失敗してしまうことってありますよね。

お米の品種を変えたり炊飯器を変えたりしたときは特にいつもと違う炊き上がりになってしまう事が多いようです。

お米が固い時や柔らかい時の原因はなんとなく想像出来ますが、ちゃんとやっているつもりなのにパサパサに炊き上がる時もあります。

お米を炊くのに失敗してしまった時の原因と対処方法をご紹介します!

米を炊くのに失敗して固くなる原因とすぐにしたい応急処置は?

お米を炊いたら失敗!炊き上がりが固くなる原因は?

  • 水の量が少なかった
  • 水の量はあっていても浸す時間が足りなかった
  • 蒸らす時間が短かった
  • 古米を使った
  • お米の種類を変えた

新米と古米では適切な水分量が違います。お米の種類によっても特徴があるので、その特徴を掴むまでは水分量を調整しなければなりません。

とはいえ、炊き上がったお米が固いとそのまま食べる気にならないですよね。そこで、少しでもお米を柔らかくする方法をご紹介します。

使うのはお酒です。炊き上がったお米がどれくらい固いかにもよりますが、2~3合のお米にお酒大さじ1杯程度で充分です。

炊き上がり直後や蒸らし直後などお米がまだ熱い場合は、直接お米にお酒を振りかけた後よく混ぜてから5~10分程もう一度蒸らすだけです。

お米が冷めている時は温めなおしてから同じようにするだけです。この程度の量ならお酒の臭いが付くこともないし、再蒸らしでアルコールも飛びます。

お米を炊くのを失敗して固くなった場合はこんな救済方法もある!

芯が残って固いお米は蒸すと固さが無くなります。

炊飯器の場合はお湯を加えて5分程再炊飯します。再炊飯の方法は、お湯を加えた後に炊飯器の炊飯スイッチを押すだけです。

ただし、炊飯スイッチを押した後、炊き上がるのを待つわけではありません。炊飯スイッチを押したら5分後位には止めてください。

なお、加える水の量は、炊飯の時に足りなかったと思われる量を加えます。少しの量でもふっくらしますので、いきなりバシャバシャお湯を加えないようにしましょう。

芯のある固いご飯を冷凍した場合は、レンジで解凍する前に水を掛けます。通常、冷凍したご飯を温めるときは、蒸気が出れば十分ですが、芯の固さを取りたいときは水を掛けているので1~2分長めに加熱します。

 

米を炊くのを失敗した?パサパサのごはんになる原因

米を炊くのに失敗するのは研ぎ方が足りないから

お米を研ぐときに研ぎ方が足りないと糠が取り切れず、艶のないパサパサしたご飯になってしまいます。研いだ後、水を張った時に水があまり濁らなくなる程度を目安にすると良いでしょう。

米を炊くのに失敗するのは水分不足だから

単純に、お米の量に対して水の量が少ないとパサパサになります。水が足りない事でお米の酵素反応が十分ではなくなってしまうからです。

尚、ちゃんとお釜の中の目盛を見て水を入れてるのにパサパサになってしまうという場合は、水の表面張力が関係しているかもしれません。

お釜の中に水を入れると表面張力の影響で、実際の水位より目盛部分で縁の部分が少し盛り上がってしまいます。そのため、ちゃんと合わせているつもりが水分不足になってしまうのです。

お米を水に浸している時間が短い

お米を炊く前にはお水に浸します。お米に水分を十分に吸収させる事がふっくら炊き上がるポイントになるのですが、これを軽視している人が多いです。

浸す時間が短いとパサパサした炊き上がりになってしまうので、新米でも30分程度は浸けておきます。古米や精米してから1週間以上たっている場合は、1~2時間つけて置きましょう。

また、炊き上がりがなんだか糠臭いと思う場合も、浸水時間が短いのが原因の場合があります。

保温が長い

炊飯器での保温は1時間程度にします。それ以上すると、ご飯の水分が失われてくるため、パサパサした食感やにおいが強くなってきます。

炊くのを失敗した固い、パサパサのお米はチャーハンにしよう!

固いご飯を美味しく食べるなら、チャーハンにするのがおすすめです!しかも、固いご飯で作ると家庭でも簡単にパラパラのチャーハンを作る事が出来ます。

家庭で作るチャーハンがべたべたするのはごはんの水分量やでんぷん質が一因になっています。そこで、パラパラチャーハンを上手に作る方法として、かたいご飯を使うのがポイントです。炊飯に失敗したときはぜひともチャーハンを作ってみてください。

そして、玉子を投入するタイミングも大切です。家庭では溶いた玉子とお米は同じタイミングでフライパンに投入しましょう。

入れたら後は一気に混ぜます。まだ固まり切っていない玉子液がご飯に絡まってお米の粒をコーティングするので、お米同士がくっつかずにパラパラに仕上がります。玉子でお米をコーディングすることで、適度にお米の水分も残してくれます。

お米を炊くのに失敗してご飯が柔らかくなりすぎた原因と対処方法は?

ごはんが柔らかすぎて失敗する原因は?

米を炊くのに失敗するのは水分量が多いから

この原因は単純に水加減を間違ってしまった場合です。水加減を見るときは、お釜を水平の場所に置き、目線も出来るだけ水平な位置から確認します。お釜の目盛が2箇所付いている場合は、両側の水位が同じか確認してみましょう。

新米なのにいつも通りの水加減にした

新米は古米に比べてお米自体の水分量が多いので、いつもと同じ水分量で炊くと柔らかくなりすぎてしまいます。水分量を少し少なめにしてあげるのがポイントです。

浸水時間が長すぎる

3時間以上水に浸けていたか、お米を研いだ後長時間ザル等にあげてお米が乾燥してしまうのも柔らかく炊き上がる原因になります。3時間以上の浸水の場合は、予約炊飯がおすすめです。ただし、柔らかめの炊き上がりにはなってしまいます。

炊飯器の特徴

新しい炊飯器で今まで通りに炊くと柔らかくなってしまう場合もあります。その場合は、水分量を減らすのではなく「かため」や「しゃっきり」などの炊飯設定がおすすめです。

応急処置

お米が柔らかくなってしまった時は、食べる分だけ耐熱皿でラップを掛けずに加熱します。お茶碗1杯分だと電子レンジで1分半~2分ほどです。それでも改善しない時は、諦めて雑炊などにして食べましょう。

この記事の編集者

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