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生活保護を受けても基本的にペットの処分は強要されません

2018.3.2

経済的な問題で生活保護を受ける場合、贅沢品は持てないというのは知られていますよね。

では、ペットも「贅沢」とみなされて処分する必要があるのでしょうか?もしそうなら、暮らしは厳しくても我慢しようと考える飼い主がいるかもしれません。

でも、よほど飼育環境が特殊でないかぎりペットの飼育は認められています。ただし、住環境にもよるので、まずは担当者に相談してみましょう。

生活保護受給者だからといってペットを処分しなくてもいい

生活保護を受けているのに猫の飼育は贅沢?

まったくそのようなことはありません。稀にこのようなことを言う方がいますが、まったく問題はありません。生活保護で猫を飼っていても何も悪くはありません。もちろん、猫を飼っていることで、他の人に迷惑をかけている場合は、それは生活保護とは関係のない別の問題になります。そのことは改善しましょう。普通に猫を飼う分には問題はないので気にしないで勇気をもちましょう。

なんとなく、世間的に生活保護を受けながら、ペットを飼うなんて贅沢だと言う人もいます。そのようなことは全然気にすることはありません。実際生活保護を受けながらペットを飼っている人は沢山います。ペットを飼う事と生活保護とは関係ないのです。

世間には色々な人がいて、偏見を持っている人もいます。気にするだけ損です。とにかく、生活保護を受けながらペットを飼っている人は沢山いると言う事を理解しましょう。猫を飼うことは贅沢ではありません。もちろん生活保護費の中で猫を飼う事が条件です。猫の場合さほどお金もかかりません。お金がかかるとすれば犬の方です。しかし犬を飼っている生活保護の方もたくさんいます。

生活保護受給者がペットを飼えない場合とは?処分の強制はない

生活保護を受けていてもペットを飼うことは出来ます。しかしまれにペット(猫、犬)が飼えない場合もあります。

生活保護受給者がペットを変えないのはエサ代がとても高い場合

例えば、小型犬ではなく大型犬3匹を飼っていてエサ代がとても高く生活保護費で生活できない場合はペットを飼うことを注意されます。

生活保護の扶助よりも家賃が高い場合

ペットを飼うことになり、今の自宅がペット禁止のため転居を考えます。しかしペットを飼育できる部屋の家賃が高すぎる場合は、ペットを飼えない場合もあります。生活保護費の中で生活しないと、生活保護課から注意されます。

近所迷惑になる場合

生活保護受給者は国から援助されています。近所の人に迷惑をかける事を生活保護担当者は嫌がります。あなたのペットが近所の人に迷惑をかけている場合はペットを飼う事を注意される可能性が高くなります。

生活保護を受けるならペットは処分ではなく、引き取り手を探そう

生活保護の支給はケースに応じ個別に判断されるので、最終判断は担当福祉が認めるかどうかになります。どうしても飼いたいなら、担当福祉の人を納得させる必要があります。
まず犬の存在が自分にとってかけがえのない存在であること。老犬なので引き取りてを探すことが難しいこと。新しいペットを飼わない事。犬の飼育費用は生活費から出すことを交渉してみましょう。

犬を飼うためにどのくらいのお金がかかっているのか明らかにしましょう。場合によっては「犬がいなければ、支給の必要がないお金」と思われてしまうかもしれません。

持ち家ならいいですが、今の住まいが賃貸の時は、家賃の安い物件への引っ越しを求めらえれる場合もあり、そのなるとペットの存在がネックになります。

もし飼育が出来ても、生活保護をもらっているのに、ペットまでいると好ましく思わない人が出てくるでしょう。「犬が病気になってもお金が無いので病院に行けない」と言う事も考えられます。

生活保護でもペットは可。ただし今後の住環境が難しい

生活保護制度の趣旨

生活保護制度は、生活に困窮する人に対して、困窮の程度に応じ必要な保護をし、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長することを目的としています。

生活保護は最低限の生活を保障するためのもので、贅沢品にペットは入らないようです

今は持ち家ですか?持ち家の場合保護は受けられません。自分以外の身内名義の場合、家族からの支援があるとみなされ申請が却下されます。

賃貸の場合今よりも安い所に引っ越すように言われることがあります。多くは市営住宅もしくは格安アパートになり、ペットを飼える物件は少ないでしょう。

生活保護を受給してもペットや趣味の物を全て処分するわけではない

生活保護を受給する場合、車は当然手放すことになりますが、その代わり売ったお金で電動自転車を購入し、前に言われた通りに所持金が1500円になったら、市役所に行き無事に保護申請が受理されました。

自宅にケースワーカーさんが訪問してきた時に、売るように言われると心配していたパソコンやテレビ、エアコンなどの生活に必要な物は一切処分しなくて済みました。

 

「売っても大した金額にならないし、又働くときに必要だから」と言われたそうです。趣味のマンガやCD、ペットについても何も言われなかったそうです。

生活保護を受けると家財道具など全部なくなりそうなイメージがありますが、生活が苦しければ助けを求めるようにしましょう。

この記事の編集者

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