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数学が得意な人が向いている職業は?理数系に強い人の特徴

2018.3.1

数学の難しい問題を解いている時に、「こんな難しいこと、将来何の役に立つんだろう…」なんて考えたことはありませんか?

しかし、直接的には使わなくても数学的な考え方が役に立つことはあります。

そして、理数系が得意な人というのは、考え方も特徴があるようです。

そんな数学が得意な人が向いている職業をご紹介します。

職業に得意な数学を生かしたい!おすすめの職種は?

数学が得意なら、やっぱり学校の先生や塾の講師になることをお勧めします!
学校の先生と言っても、小学生から、中学・高校まであります。
同様に、塾の講師と言っても、小学生を対象として学習塾から、受験予備校まで多種多様な形で子供たちに算数・数学を教えることができます。

家庭教師や、小さな学習塾なら、教員免許がなくとも就職が可能です。

数学を追求したいと考えているなら、やはり研究職でしょう。

数字や数学を扱うなら『数学者』と言うイメージですが、経済学や統計学も数字を活かし研究できる分野ですね。

『数学』に直結する仕事は、数学を人に教える仕事ではないのでしょうか?

数学な得意な方には、こんな職業も

アドレナリン全開で数学に関わりたいのなら、証券会社や銀行など、お金に関わる職業はいかがですか?
いかにして資産運用すべきかをコンサルティングしたり、お金の流れを読み資産形成に対するアドバイスをおこなったりします。

また、近年注目されているのが「ハッカー」です。
これは、攻撃するハッカーではなく、外敵からの攻撃を守るための「ホワイトハッカー」です。
マルウエアやウイルスからパソコンを守り、暗号や防御システムを取り扱うウイルス対策会社などに就職すると、自分の持つ数学力をいかんなく発揮することができるでしょう。数学のスペシャリストでなくとも、仕事をする上では「数字」は欠かせません。
売り上げ目標、経費節減、生産管理。
全てにおいて数字により管理されます。

どんな部門の職業であれ、数字に強ければ自分の強みになることは間違えありませんね。

数学な得意な人の職業…ゲームプログラマー

数学が得意で、突き詰めていきたいのなら、ゲームのプログラマーもオススメです。

企画したゲームの構成や演出をプログラムに変換し構築していく仕事です。
キャラクターをどう動かすのか。
どのようにゲームを進めるのか。
どのような操作方法によりゲームをプレイさせるのか。
などなど、「ゲームで遊ぶ」ためのプログラミングをします。

「ゲームとしての形」を作るためには、プログラミングを通して機械に指示を与えなければなりません。
この指示を「プログラム」するのが「ゲームプログラマー」のお仕事になります。

プログラミングのことが全く分からない人には、数字の羅列がどのようにしてゲームになるのかは理解不能ですよね?
このような作業をおこなえるのも、まれな能力の一つだと言えますから、是非仕事に活かして欲しいものです。

得意な数学が仕事に与える良い影響は

理系で数学が得意な人は、どのような情報もグラフや表にして、物事を考える傾向にあります。

理数系が得意な人の思考回路は、事実の因果関係を整理することから始まります。

また、仕事は感覚ではなく、理論的な裏付けの元に話を進めたり、問題点を数学的思考で順序立て解釈し、解決方法を見つけたりします。

それから、法則や規則に従って物事を進めるので、成果主義であることが多いです。
他には、言葉や用語を脳内で記号として変換させていることがあります。
いわゆるロジカルシンキングですね。

これらを総合すると、会計事務所や税理士などにも向いていますね。

将来の仕事で数学的な考えは必要

『因数分解』が人生において役立ったことありますか?

実際に因数分解でお給料がいただけるのは、数学教師や塾の講師位でしょう。

ですが、どんな仕事にも「因数分解」は必要です。
例えば、販売業。
売り上げ目標を達成するには、どうしたらよいのでしょうか?
「売って売りまくる!」と言う目標だけでは、売り上げ目標を達成させることはできないでしょう。
気合や気持ちだけで売り上げが上がるのなら、誰も苦労はしません。

売り上げ目標を達成するため、具体的にはどのような考え方に基づいて仕事を進めるべきなのでしょうか?
そこで「因数分解」が登場します。

例えば、お店の売り上げは、商品が売れた数です。
何人のお客さんが、何をいくら買ってくれたのか?

これを因数分解していくと…

  • 来店数を増やす
  • 来店されてお客様の購買率を上げる
  • 来店された購入されたお客様の客単価を上げる
  • 販売利益の高い商品と、売れ筋商品の販売比率を上げる

など、「売上」一つにしても、どのような形でどのように売れるのか。
どのようなお客さんが、いくらくらいの買い物をしてくれるのか。
お客さんが購入する商品の利益率はどの位なのか。
売上を増やすために、販売利益は少なくても売れる商品を仕入れるのか。

売上に対して因数分解していきます。

そうすることによって、戦略的に売り上げを伸ばすためには、どうすればよいのかを導き出すことができるでしょう。

売上は増えても、赤字なら商売になりません。

商品を売って、販売利益を出し、そこから経費を算出しなければなりません。

100円のモノを仕入れて、200円で販売したとしても、経費が300円かかれば赤字です。

どのような仕事にも、数学的な思考は必要になります。

この記事の編集者

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