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手の小さい人でもピアノは上達することが出来る!練習方法とは

2018.2.25

手が小さい人はピアノを弾くことが不利だと思っているかもしれません。

しかし、調べてみると実際に手が小さくても一流と呼ばれるピアニストはいるようです。

また、手が小さい人でも練習方法や手の小ささをカバーする方法があることが分かりました。

手が小さい人のためのピアノ上達のヒントやポイントをご紹介します!

手が小さいとピアノの上級者になるのは不利?

手が小さい人はピアノを弾くことには不利に感じますが、克服する方法はないのでしょうか?

手が小さく、指も細い人の場合、1オクターブの連打が続くような曲を練習するのは大変なことでしょう。手への負担も大きいので、腱鞘炎になってしまうかもしれません。

しかし、ピアノを習っている人がみな良い条件の手を持っているとは限りません。いろいろなことで欠点をカバーしているのではないでしょうか?

 

とはいえ、手が大きい人がすぐできることを手が小さい人がしようとすると、倍の時間がかかるでしょう。それでも上達したいのであれば、いろいろな方法を試しながら練習するしかないのです。

ある曲で弾けない箇所が見つかった場合、次の曲に取り組む時にはどうしたらよいのかわかるようになるでしょう。

 

重要なことは「運指」です。楽譜に書かれている運指は考えず、自分で弾いてみて書きこむようにしましょう。何日もかかるかもしれませんが、自分の手にあった運指を探すのです。

どうしてもピアニストになりたいと思うのであれば、かなり険しい道を歩まなくてはいけないでしょう。

もしピアノの先生になりたいのであれば、自分と同じように手の小さい生徒に良い指導ができるのではないでしょうか?

手が小さい人でもピアノで一流になれる人はいる!

手が大きい人の方がピアノを弾くためには有利だと考えられているのは、オクターブより広い範囲の音を弾くことが簡単だからでしょう。そのためショパンやリストの曲のように音域の広い曲であれば、手の小さい人よりも有利です。

しかし、それ以外の面では手が小さいことは不利にはならないでしょう。トレーニングすることによって手を広げることが可能だからです。

 

手が小さいと弾くことができる曲が少ないとあきらめてしまっていませんか?手が小さいから弾くことができないのではなく、手が広がっていないことが原因の場合だってあるのです。

手の大きさよりも、手が硬いか柔らかいかどうかがキーポイントです。手が小さくても手を広げることができれば、今までより弾ける曲が増えるでしょう。

実際に手が小さいピアニストはたくさんいるのです。

手が小さい事をカバーしてピアノを上手く弾く練習方法は?

クラシックの曲を練習する場合、片方の手がもう片方の手をカバーするようにしてみましょう。あくまでも譜面通りの演奏は崩しません。クラシックであれば譜面通りの演奏が必要だからです。

片方の手でカバーできる曲であれば、この方法で練習してみましょう。

他には、小指ではなく薬指や中指を使って練習する方法もあります。

オクターブ押さえる場合、親指と小指を使って抑えますが、届かないのであれば親指と中指又は薬指でやってみるのです。

 

それでも届かない場合は、音を省略するしかありません。しかし、メロディを構成している音とベース音は省略しないようにしましょう。

この2点に気を付ければ、音を省略して演奏しても違和感がないでしょう。

あとは先ほども述べましたが、手を広げる練習をしましょう。

手が小さいとピアノで○○は出来ないと思うのは思い込み!?

手が小さいとオクターブ連打などはできない・・・そんな先入観を持っていませんか?

ある姉妹は二人ともピアノを習っていましたが、姉は手が小さいことにコンプレックスを抱き、大した練習もせずに途中でピアノを習うことを辞めてしまいました。

しかし妹はずっとピアノを練習し、高校生になった頃にはショパンの曲も弾けるようになっていたといいます。

それを見ていた姉はまたピアノを習い始めました。

 

ある日妹と手の大きさを比較してみると、同じ大きさだったことに気づいたといいます。てっきり妹の方が手が大きいからオクターブ連打のある曲でも弾けるんだと考えていたようですが、違ったのです。

一生懸命練習し、手を広げることによって、オクターブ連打ができるようになったのです。

手が小さいからといってあきらめることはないのです。練習次第で手が小さくてもいろいろな曲が弾けるようになるのです。

手の小さい人は手の小さいピアニストの曲を参考にしてみよう

一流と言われるピアニストの中にも手が小さい人がいます。手が小さい人はそんなピアニストが弾く曲を参考に曲を選ぶと良いでしょう。

調べてみると、やはりリストやラフマニノフの曲はあまり弾いていないかもしれません。モーツァルトとかバッハの曲が多いのではないでしょうか?

 

しかし、自分で実際に弾いてみないとわからないでしょう。いくら手の小さいピアニストが弾いている曲であっても自分にとっては弾きにくいということだってあります。

ショパンのノクターンは弾きやすいと言われていますが、手の小さい私は無理でした。

手が小さいからといって無理に曲を選ぶ必要はないかもしれません。大好きな曲で自分が弾きたいと思って練習すれば、その方が弾けるかもしれません。

曲によっては難しすぎてあきらめてしまうかもしれませんが、努力と工夫でチャレンジしてみませんか?

この記事の編集者

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