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車を運転中に野生の動物と事故にあった時の対処法

2018.2.24

自動車を運転中、目の前に突然現れる動物にヒヤッとした経験を持つ人は多いのではないでしょうか?

犬や猫以外にも「動物注意」の標識が立っている地域の場合、鹿や熊に遭遇することもあります。

もし動物と衝突してしまったら、どのようにしたらいいのでしょうか?車と動物の事故の対処法についてまとめてみました。

自動車と動物の事故は地域によって異なる!

動物が出現する危険性のある道路には、標識が設けられています。

それはベースが黄色で縁が黒いひし形の形の標識で「警戒標識」と呼ばれているものです。
この動物に警戒するという意味合いの標識は全部で27種類もあるそうです。
私の住む地域は野生動物がよく出現する地域ですが27種類もある事には驚きです。

私が見たことがあるのはせいぜい「熊」「キツネ」「鹿」「リス」くらいです。

 

全国各地にあるこの警戒標識には、その土地ならではの動物が表されており、中には「ヤンバルクイナ」や「ヤドカリ」、「いのしし」「クラゲ」などの珍しいものもあります。

各地へ旅行へ出かけた際には、こういった道路標識に目を向けてみるのも楽しみの一つになるでしょう。

また、運転中こういった標識のある道路ではしっかりと速度を出しすぎないよう注意して運転しなければいけません。

中には飛び出してくる野生動物もいるので、回避しようと急ブレーキや急ハンドルを切るような時には大きな事故になってしまう事もあるからです。

動物と車が接触する事の無いように十分警戒して運転していきましょう。

車を運転中に野生の動物と事故を起こしてしまったら?

もし野生動物と車が接触してしまった場合どうするべきか知っていますか?
そんな時はまず事故を起こしてしまったことを警察へ連絡します。
けが人がいるときなどもこの時に伝えるようにしましょう。

また任意保険を使う時には、警察が発行する事故証明が必ず必要になります。
そのため、必ず警察には連絡しましょう。

そしてぶつかってしまった動物に息がある場合は、できれば保護して動物病院や保護施設へ連れていく事が望ましいです。

この時、素手で触れないように注意してください。
それは衛生面もありますが人間の匂いをつけないことも野生動物にとっては大切な事だからです。

また大きかったり、暴れて保護が難しい場合は動物病院などへ連絡しアドバイスをもらうと良いでしょう。
この時、野生動物の治療にかかる費用は運転手さんが支払う事になります。

この逆で動物が息を引き取っている場合には、素手で触れないようにして路肩へ移動させておきます。

この動物は道路管理者や自治体が処理を引き受けてくれます。

車を運転中に野生の動物と事故をおこしたら罪に問われる?

もし動物を避け切れずに車で轢いてしまったとしても、運転手が罪に問われるという事はありません。

ですが轢いてしまった後は、そのまま逃げるのではなく適切な処置をするべきでしょう。もし轢いてしまった動物がペットとして飼われている動物なら「器物損壊」を問われることもあります。

轢いてしまった動物が死んでしまっている時は2次被害を防ぐために、素手で触れないように道路わきに移動させる必要があります。

そして一般道の場合は警察や保健所へ、国道や県道は、管理している土木事務所へ、高速道路はネクスコへ連絡を入れます。

 

その道路がどこの管轄なのか判断がつかない時は、「#9910」に掛けてみて下さい。
こちらは道路緊急サービスで国土交通省が管理しているサービスで音声ガイドに従って操作する事になります。

また、動物が生きていてもケガを負ってしまっている場合はできれば動物病院や保護施設へ連れていくのが良いですが、保護が難しい場合には連絡をするだけでも良いので放置しないようにしましょう。

車と野生動物との接触事故を起こした時は保険は支払われる?

動物を轢いてしまった時、車が損害を受けることは少なくありません。

例えば北海道ではエゾシカが急に車の目の前を飛び出してくることがあります。
エゾ鹿のような大きな動物と接触してしまった車は、もうべこべこの傷だらけです。

野生動物とぶつかって傷ついてしまった場合、それは単独事故として処理されます。
それは野生動物は責任者がいませんから、損害を請求する相手がいないという理由からです。

 

ですが野生動物ではなく、ペットといて飼われている犬や猫、ヤギや馬などを轢いてしまったらまた話は変わってきます。

動物が加害者となり飼い主が管理責任を問われる場合や、その逆で飼い主に器物損壊で損害賠償を請求されることもあります。

 

また保険によっては動物との接触事故では車両保険が適用されないものもあります。
ですから一度補償範囲がどの程度の保険なのかよく確認しておくべきでしょう。

動物の飛び出しが原因で交通事故になった場合の過失は?

動物が急に車の前に飛び出して来て回避しても、後続車が追突してきた場合は後続車の方が過失割合は高くなります。

それは動物の飛び出しに関わらず、車の運転には車間距離を十分にとらないといけないという決まりがあるからです。

車間距離をしっかり保っていれば、後続車が追突することなく回避できるという理屈からそうなっています。

 

後続車が追突した場合は通常「2:8」となることが多いですが動物が飛び出してきた場合は酌量が加えられ前車両の割合がもう少し高くなるかもしれません。

車の運転中はつい車間をつめて走行しがちですが、なにかあった時に安全に回避できるよう日頃から車間距離を十分とるよう心がけて運転して欲しいものです。

この記事の編集者

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