車の運転で苦手なクランクを克服するコツを伝授します!
2018.4.5
車の運転がどうも苦手・・・と言う人も多いのでは?特にクランクを上手くできないという方もいると思います。
そこで今回は、苦手なクランクを克服するコツをご紹介します!
ポイントは目線です。教習所や自動車学校の期間・期限について注意しておきたいことも合わせてどうぞ!
この記事の目次
車の運転で苦手なクランク、コツは視線!?
教習所でクランクコースを通過するためのコツは、「速度」と「視線」と「車体感覚」の3つです。
まず速度。自分が確実に曲がれる・通り抜けられる速度で走行する速度を保つことです。
AT車ならブレーキから足を話しただけでクリープ現象でゆっくり前に進みますから、ブレーキでスピードを調節しましょう。
MT車の場合は、半クラッチとアクセルを使って適度な速度を保つことが大切になります。
そして意外と重要なのが「視線」です。
車を操作していると運転者が意識した方向(視線を向けた方向)に向かって進むものです。
クランクの角にあるポールばかり見ていると、ポールにぶつかってしまいます。
逆にぶつかることを意識し過ぎて、ハンドルを切るのが早すぎると脱輪してコース外に。
視線は曲がった先の出口を意識して進みましょう。
内輪差をイメージしたハンドル操作ができるようになれば、クランクはスイスイ通れるようになります。
車のクランクはコツを掴めば簡単!
車のクランクはとにかく「タイヤの位置」を正しくイメージ
車によってタイヤの位置は微妙に違います。教習車でも、これから自分の車に乗ることになってもきちんと運転できるようにするには、タイヤの位置関係を把握することが大切です。
教習車として使われる車の場合、多くは前輪の位置が運転席から見て1メートルほど前。
運転席側の前輪ならともかく、助手席がわのタイヤは目視できませんから、確実に位置を把握しておきたいところです。
車のクランクでは、ついつい見てしまう車の先端に注意しよう
まだまだ運転操作に慣れていない状況だと、クランクに入りながら視線はクランクの角や車の鼻先ばかり見てしまうもの。
平均的に教習車の幅は約1.7メートルで、クランクの道幅は約3.5メートル。運転席から目視確認はできません。
実際には車の進む先を見ながら運転します。
車のクランクでミスを防ぐコツは?
ハンドルを大きく切るときには、内輪差があるので道幅の狭い市街地や、駐車場での操作は慣れないと難しいものです。
その動作を練習するのが教習所のS字やクランク。
内輪差を理解していないと、後輪が縁石に乗り上げたり、側溝にハマってしまうなどのトラブルにあうこともあります。
教習所のS字・クランクで脱輪するなどの失敗をした場合、慌てずにハンドルはそのままの状態でゆっくりバックします。
教習所を卒業してから市街地でこのような失敗をしても、基本は同じなので「ハンドルはそのままの状態でバックする」ということを覚えておきましょう。
たとえば、左折で目測を誤り電柱などに車体をこすってしまったとします。
異音に気づいて止まったものの、抜け出そうと慌てて直進してしまえば、さらに傷を広げてしまいます。
そんな場合もハンドルはキープしてバックしましょう。
車のクランクやS字は目線の位置でハンドル位置もまちまちになってしまう
始めてS字やクランクのコースに入ると、足元のどこに道があるのかわからなくなります。
初心者ドライバーは視野が狭い(周囲が見えていない)と言われます。
その原因の一つは「近くだけを見てしまう」から。
そして、もう一つの原因は行先はカーブや曲がり角の先なのに、視線は正面ばかり見ているからです。
S字やクランクではカーブや曲がり角の狭い道で、視線はすぐ近い場所しか見ていないため、自分がどこを走っているのか、走ればいいのかを見失いハンドルの切り方もめちゃくちゃになってしまうのです。
S字コースであれば、小さな円をイメージして内側に入り込み過ぎるのを避けるために、「大回りしよう」と思いながら通る方が上手くいきます。
S字の外側のカーブに注目しながらハンドル操作をすると、自分の位置もわかりやすくなるでしょう。
運転のコツを掴んで免許取得を目指したい!卒業検定の期限にも注意!
教習でしっかり学んで公道に出たときに困らないようにしておこう!
そう思うのは賢明ですが、教習所や自動車学校には在籍できる期間が決まっています。
- 通いの教習期限は9ヵ月
通いの場合は、学科の1番(先行学科)を受けてから9ヵ月以内で全ての教習を終えなければなりません。(卒業検定は、この期限を過ぎても良い)
- 「仮免許技能検定」の有効期限は3ヵ月
第1段階の教習が終わると、仮免許を取るために学科と技能の修了検定があります。
技能検定に合格後3ヵ月以内に学科の検定にも合格しなければなりません。
もし3ヵ月を過ぎてしまうと、技能検定も再度受け直さなければならなくなります。
- 「仮免許」の有効期限は6ヵ月
路上教習のために必要な仮免許は有効期限が6ヵ月です。この間に第2段階の教習を修了し卒業検定に合格しなければなりません。
- 「卒業検定」の期限は、教習終了から3ヵ月
教習を全て修了した時点で、教習期限から検定期限に替わります。
教習にかかった期間に関係なく、「教習を終えた日」から3ヵ月の期間中に卒業検定に合格しなければなりません。
- 「卒業証明書」の有効期限は1年間
卒業検定の合格によって卒業証明書がされ、試験場などでの技能試験が免除されることになります。
この卒業証明書は1年で失効してしまうので、それまでの間に学科試験をパスしなければなりません。