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車のクラクションを挨拶代わりに使うのは違反!正しい使い方とは

2018.4.5

挨拶代わりに車のクラクションを鳴らす人がいますが、実はあれは道路交通法違反にあたるってご存知でしたか?

では、どういう時にクラクションは使うべきなのでしょうか?

車のクラクションの使い方について、知っておきたい情報をお届けします。

挨拶代わりにする車のクラクションは違反です!

あなたは、どのような時に車のクラクションを鳴らしますか?

すれ違いができないような狭い道で、道を譲ってもらった時?
それとも、街中ですれ違った友達に?

送ってあげた友達とのバイバイの意味で?
信号が変わったのに、進まない前の車に対して早く行けって?

このような時にクラクションを鳴らすのは・・・実は道路交通法に違反します。

法令上は、危険防止のため、やむを得ない時以外にクラクションを鳴らしていいのは、警笛鳴らせの規制標識がある場所と、その標識の区間内のみです。

なので、道を譲ってもらってクラクションを鳴らす事も、送ってあげた友達にバイバイの意味でクラクションを鳴らす事も、違反行為となってしまうのです。

気をつけてください、警察がどこで見てるかわかりませんよ・・・「友達に挨拶しただけ!」なんて言っても言い訳になりませんよ。

車のクラクションを鳴らして違反になる場合とならない場合

車のクラクションの鳴らす場合、違法にならない場合と、違法になってしまう場合があります。

まず、違法にならないのは、警笛鳴らせ標識がある場合です。
この標識があると、クラクションを鳴らさなければいけないのです。警笛鳴らせの標識がある場所には、クラクションを鳴らさないのも違法になってしまうので必ず鳴らすようにしましょう。

しかし鳴らすべき場所以外での使用は、原則として認められていません。
もし、危険な車がいてクラクションを鳴らしても違反にはならないのですが、トラブルになってしまう恐れもあるので、気をつけましょう。

次は違法になるクラクションの使い方ですが、先程も言いましたが、狭い道を譲ってもらった時のお礼のつもりで・・・とか、信号が変わったのに、進まない前の車に対して鳴らす事です。

私は車を運転していてクラクションを鳴らす事はあまりないのですが、これからは違法行為をしないように気をつけたいと思います。

車のクラクションで違反をすると、検挙されてしまう?

「クラクションを鳴らすべき場所」でクラクションを鳴らさなかったら・・・警察の取り締まりで検挙される・・・?

クラクションを鳴らすべき場所とは、警笛鳴らせの標識がある場所です。この標識はとても少なく、クラクションを鳴らさなかった事で事故発展したなんて事がない限り、違反になってしまう事はない思います。

クラクションは、危険を防止するためにやむを得ない時に鳴らしますが、警察も違反を立証するのは簡単な事ではないでしょう。

しかし、ルールをきちんと守って通行している歩行者に対してわざとクラクションを鳴らしたり、煽り運転を行うなどしたら、警察に悪質と判断されて検挙されてしまう事もあります。一般の方の交通を妨害してはいけませんよね?これは絶対にしてはいけない行為です。

クラクションを鳴らすべき所を確認して運転してくださいね。

車のクラクションは、軽く押しても強く押しても音の大きさは変わらない!?

あなたはクラクションを押す時、力の加減で音に違いがあると思っていませんか?

周囲の人に迷惑になるかも・・・と思ったら、軽くクラクションをおしてみたりしてませんか?

そんなあなたには、ちょっと残念なお知らせですが、クラクションは軽く押しても、強く押しても、音量は変わりはないのです。
計測した結果も、押し方で、音量に差がないとでました。
(弱く押した時は110.3デシベル、強く押した時は110.0デシベルでした。)

クラクションの音量は、押し方に関係はないのです。一定の音量がでるように定められていて、音量を調節する機能はないのです。

でも、なんかやっぱり押し方でクラクションの音の大きさが違うような気がする・・・と感じているのは、音の大きさではなくて「音の長さ」なのです。

押す力ではなくて、押している時間の長さですよ!
これからはこの事に注意してみてください。

車のクラクション以外でも、こんな運転は違反です

いままでは、クラクションについて紹介してきましたが、ここではクラクション以外の違反について紹介します。

安全を確認しないでドアと開けるのは交通違反です。

車を降車する時、後方を確認しないでドアを開けたりするのは、道路交通法違反を問われますよ。

視界が悪いときの長時間のハイビームも交通違反です。

夜間、そしてトンネルや濃霧がかかっている場合、そして暗い場所ではライトをつけて走行しなくてはいけません。その時、他の車両とすれ違う時や、他の車両の交通の妨げになるおそれがある場合は、光度を減じる、または、ハイビームをロービームにしなくてはいけません。忘れてハイビームになったままの車・・・いますよね・・・

運転中のながら運転は交通違反です。

運転中に携帯電話で通話したり、メールを見るために画面に注視したるするのがながら運転です。これは禁止されていますよ!
この運転は運転操作が安定しません。携帯電話に気を撮られて、瞬時の状況判断ができなくなるでしょう。
危険ですので、絶対にしないでください。

この記事の編集者

INTELIVIA

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