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実母についイライラしたり、合わないと感じる人へ

2018.2.23

実母に思わずイライラしてしまうことや、合わないと感じることは、多くの人が経験しているのではないでしょうか。

特に、産後や子育ての場面では考え方の違いにより衝突してしまうことも多いかもしれません。

そこでここでは、実母にイライラしてしまう理由や対処法、子供を追い詰めてしまう母親についてまとめてみました。

実母だからこそついイライラしたり、合わないと感じる人は多数

嫁姑問題はいつの時代もありますが、実母と娘の間でも様々な問題が起こることがあります。よくあるのは、娘が子供を生んで孫が出来た時なんかです。それをきっかけに実母と娘の関係が悪くなることも珍しいことではありません。

もし相手が義母であれば「他人なんだから、意見に違いがあっても仕方ない」と思い、遠慮や気遣いもしなくてはいけないことから、ある程度自分自身をコントロールすることは出来るでしょう。

 

しかし実母となると甘えや期待もあり、つい本音でぶつかってしまうことがあるのです。そして一度関係が崩れると歯止めがきかなくなってしまい、関係修復が難しいところまで行ってしまう場合もあるのです。

義母のことであれば、夫に愚痴を言ってスッキリ!で済むこともありますよね。でも実母となると誰に相談すれば良いのかもわからず、ストレスも発散出来ずに鬱憤が溜まってしまうことがあります。

実際に実母と合わないと感じた人は、こんな体験をしたようです。

 

「家に遊びにくる度、家具の配置や冷蔵庫の中身、子供が遊んでいるおもちゃなど・・・とにかく色々なことに口を挟んできます。」

「私は専業主婦なのですが『働けば?』と言われました。じゃあ幼稚園のお迎えなどお願いしても良いのかと聞くと、それは無理だと。それだけでなく、とにかくその時の気分で言うことが変わるのでとても不快です。」

「同居している実母に、娘のことで役所にクレームをいれられたのです・・・。母はいつも勝手な行動をするので、本当に困っています。」

産後、実母の干渉にイライラ。実母と合わないことで悩むママたち

産後のママは、とてもナイーブになっています。里帰り出産をして嫌な思いをしたという人は結構いるんですよ。それは育児が大変だからということでなく、実母との関係が良くなかったからという理由でです。

産後はホルモンバランスも乱れていることに加え、赤ちゃんを守ろうという母性本能によって周りの様々なことに過敏になってしまいます。そんな時に、例え実母であったとしても土足でズカズカと入ってこられると、娘も悩んでしまうんですよね・・・。

 

そんな私も、諸事情により産後3ヶ月の今でも実家でお世話になっている状況です。実母とは本当に毎日のように喧嘩していて、父は母の味方に付くのでいつも2対1です。

そして毎回言われるのが「勝手にしろ!そんなに嫌ならアパートに帰れ!」と。両親も私も我が強いタイプなので喧嘩に発展してしまうんですよね。でも100%私だけが悪いという言い方をされるので、それは納得できないといつも思っています。

人によっては、里帰り中に実母と大喧嘩して帰宅を早めた人なんかもいます。もし里帰りする前から実母との関係に心配があるのであれば、里帰りしない方が良いという意見も・・・。里帰りを後悔した人もいるみたいですよ。

実母にイライラ、合わないと感じるときの対処法

実母にイライラしたときは他人だと思ってみる

いっそのこと、一度他人だと思ってみてはいかがでしょうか?家族となるとどこかに甘えがあることで、すぐイライラしたり喧嘩に発展してしまうことがあると思うんです。

お互いに甘えをなくす為にも、他人だと思って行動してみて下さい。簡単なことではありませんが、一旦距離を置いてみることも大事です。

イラッとした瞬間に切り替えるのは難しいかとは思いますが、一呼吸置いた時に「他人、他人・・・」と考えみましょう。これ、意外と効果ありますよ。

実母にイライラしたときは自分が大人になってあげる

子どもというのは、大人よりも頭が柔らかいです。そう考えると、実母よりも自分の方が考え方を切り替えられると思いませんか?

ここは一つ大人になり「親も年取ったな~」「自分は大人になったな~」なんて考えて、心を落ち着かせてみてはいかがでしょうか?

イライラするのは仕方のないことです。自分のことを褒めてあげながら、上手に気持ちをコントロールしましょう。

実母とうまくいかない理由とは

実母との関係が上手くいかないのは、干渉や依存がスゴイからという意見があるようです。実際にはどのようなことが起こっているのでしょうか?

 

「結婚した時から母には『週に一度は会いたい』『出来れば同居したい』『近くには住んで、老後は介護をお願いしたい』と言われています。常に母を意識していて欲しいみたいです・・・。」

「私の母はお金にだらしなく、何かにつけてお金をせがんできます。でもうちにだって小さな子供がいて、お金に余裕があるわけでもないのに・・・。正直、こんな実母ならいない方が良いのにと思ってしまうことがあります。」

「出産後の母の干渉は本当にすごかったです。孫ができて嬉しいのはわかりますが、必要以上にお世話をしようとしたり、大丈夫だと言っても子供を取り上げようとしてきたり・・・大変でした。」

きっとお母さまも母親としての先輩であることもあって、つい自分のことのように思ってしまうのでしょう。「自分が良いと思うことは、娘にとっても良い」と思い込んでしまうことがあるみたいです。

こんな母親が子供を追い詰める

「これはあなたのためなの」
「あなたのことを一番よくわかっているのが私なの」
「あなたは私がいないとダメなの」

 

こういった言葉は一見、子供の為を思って言っているように聞こえますが、実際は母親自身が満足感を得るために言っていることがあります。子供の心を追い詰めて支配するのです。これは、心の虐待ということも出来るでしょう。

虐待と言えば殴ったり蹴ったりという身体的なものを想像する方が多いと思いますが、言葉による虐待というものも実際にはあります。

 

しかし、そのことに本人たちが気づいていないことが多いのです。母親から子供へする行為というのは、全て「愛情」だと勘違いしてしまいます。子供自身もそれを虐待だと思わなければ、母親自身も思っていません。

子供がその行為に対して疑問に思った場合でも、「お母さんが虐待をするはずがない」「そんなことを考えてしまう私は悪い子だ」という風に罪悪感さえ抱いてしまいます。

この記事の編集者

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