自転車が車道を走っていて危ないと感じるのはみんな同じです
2018.4.4
通勤や通学や、買い物やちょっとした用事などで自転車を使う機会はありますよね。
自転車に乗っていると、気を付けていても事故に巻き込まれてしまう事ってありませんか?
2015年6月に道路交通法が改正されましたが、自転車に乗る人のマナーはどうなっているのでしょうか。
自転車が車道を走ることで、危ない!と感じることが多くありました。
この記事の目次
自転車が車道を走るのは危ない?
2015年6月に道路交通法が改正され、歩道を走行する自転車に対しての取り締まりが強化されました。そうして車道を走る自転車が一気に増えたのです。
法律としては自転車は車道を走るものとされている一方、危険だと感じる人が多いのも事実です。車を運転している側からしても、車道を走る自転車にはヒヤヒヤします。また自転車を運転している側からしても、猛スピードで横を通り過ぎていく車にヒヤヒヤしているのです。
現に、車道を走行していた自転車が車との事故に巻き込まれてしまったというケースもあるのです。
以前から、自転車は車両にあたることから、車道を走るのが正しいとされていました。しかし昭和40年頃になると車の交通量も増え、自動車との事故が急増したことによって歩行者での走行も許されるようになったのです。そうして徐々に、自転車は歩道を走るものとして定着していきました。
そうすると、次は自転車と歩行者の事故が増えてしまったのです。死亡事故に繋がってしまうこともあり、高額な賠償金が発生したケースもあります。
こういったことから、再び自転車は車道を走るという規則が強化されるようになったのです。
自転車が車道を走っている・・・危ないと感じること
自転車が車道を走るのは危ない!
自転車が車道を走っている光景をよく目にしますが、どうしても危ないと感じてしまいます。車を運転している人からしても、自転車を運転している人からしても危険と言えるでしょう。
もし車と自転車で事故にあってしまった時、重傷になるのは明らかに自転車を運転していた方です。そして責任が重くなるのは、車を運転していた人になることが多いでしょう。
自転車が車道を走っている時には、色々な障害物と出会います。路肩に駐車している車がいる場合なんかは大変で、追い越す為に車道の中央の方へ行かなくてはならないのです。追い越している最中に追い越してくる車もいますから怖いですよね。
自転車が歩道を走るのも危ない!
自転車が車道を走らなくてはいけないのは、そもそも自転車が歩道を走るのも危ないとされたからです。確かに、歩行者からするとスピードのある自転車というのは怖いんですよね。自転車と歩行者が事故に遭った時には、歩行者の方がより重症になるでしょう。実際に死亡事故も発生しているのです。
車道を走る自転車は運転者からみても危ないと感じます
車の運転手からすると、車道を走る自転車って怖いんですよね。そして同じように、車道を走る自転車も車を怖いと感じています。
車道というのは、車の車幅に対してそこまで大きく作られているものでもありません。その狭いスペースに自転車が入ってくるのですから、追い抜きたい時は追い越し車線に一度車線変更しなくてはいけないのです。
道路が空いていればなんら問題が無いのですが、混雑している時はなかなか追い越すことが出来ずに自転車のスピードに合わせて運転しなくてはいけないことがあるのです。これって結構ストレスになんですよね・・・。
自転車は歩道を走っても車道を走っても嫌な顔をされる・・・じゃあどうすればいいんだ?っていう感じですよね。
ところで、自転車だけ走る事が出来る自転車専用通行帯はどうなったのでしょうか?安全に快適に自転車が走行する為に、自動車専用通行帯の整備を進めるはずだったはずです。実際、自分はそのようなものほとんど見たことがありません。
車道を走る自転車について思うこと
車道を走る自転車に乗ってる側の声
- 車道を走る車に申し訳ないな・・・という気持ちになりながら、いつも車道を走らせてもらってます。
- 車道よりも、歩道の方が危険なんだと実感することが出来ました。
- 道路の端はコンクリートになっているのですが、金属の蓋などがあります。その隙間が大きかったりして、危険を感じることがあります。自転車は車道の端を走行すれと言うのであれば、車道の端の方まできちんと舗装してもらいたいものです。
車道を歩く歩行者側の声
- 私の意見としては、自転車が歩道を走るのは大反対です。
- 歩行者に対してベルを鳴らす自転車がいるけど、あれは車が歩行者に対してクラクションを鳴らす行為と同じだと思う。自分が迷惑行為をしていることにも気づいていない、自転車の運転手が多い気がします。
- どうして自転車が歩道を走っているのでしょうか。歩行者としては、危険を感じています。
車道を走行中に正面から逆走してくる自転車は危険!
自転車は車道を走り、左側を走行するということが道路交通法で決められています。しかし、実際にはそのルールを守らずに自転車を運転している人をしょっちゅう見かけます。自転車運転手は、ちょっとやそっとのことでは捕まらないとでも思っているのでしょう。平気な顔をして右側走行をする自転車に出会うこともあります。
なぜ、彼らは右側走行をするのでしょうか?左側走行を知らなかったという人は少なく、他の理由があるようです。
まず、右に曲がりたいから早めに右側に寄っておくという理由が挙げられます。右に行くのだから、渡れるうちに右に寄っておこうという考えらしいです。
そして、わざと右を選んで走っているという自転車もいることがわかりました。車と逆走をすることで前から来る車がよく見え、後ろから来る音だけしか聞こえない見えない車と一緒に走るよりは、安全だと考えているようです。
しかし、路上駐車している車の陰に隠れてしまった場合なんかは、車から見落とされてしまったり、最悪の場合正面衝突をして大事故に繋がる危険性だってあります。
本人にとっては良い方法なのかもしれませんが、周りからすると迷惑な行為でしかありませんので、注意しましょう。
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