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在職中に転職活動をして懲戒処分になる場合と成功する方法

2018.2.21

在職中に転職活動をして再就職をしようと考える方も多いのではないでしょうか。しかし在職中の転職活動は、注意しないと懲戒処分や懲戒解雇になってしまう危険性もあります。

在職中の転職活動で懲戒処分になることは?在職中に転職活動のために会社の物を使うと懲戒解雇の可能性もある?

在職中に転職活動を行うコツも合わせて解説します!

在職中の転職活動で懲戒処分になることは?

今の会社を辞めたいと考えた時、在職中に転職活動をしてしまおうと思う人も多いかと思います。そんな時、内緒で転職活動をした場合に、懲戒処分になることはあるのでしょうか?

会社によっては、在職中の転職活動は違反と耳にすることもありますが、まず、確認すべきことは会社の就業規則を確認しておく必要があります。

どうして就業規則を確認するかの理由については、転職活動が禁止になるかどうかは、会社によって異なるからなのです。

 

会社によっては、禁止であると定められているところもあれば、決められてない企業もあります。きちんと確認しておくことによって、定められていなければ問題ないと言う事になるのです。

もし上司に転職活動をしていることが耳に入り、注意されたとしても社内では就業規則が基本となるので、在職中でも転職活動をしても懲戒処分になることはありません。

在職中に転職活動のために会社の物を使うと懲戒解雇の可能性もある?

在職中に転職活動するにあたり、就業規則には書かれていなくても現在の会社の物を使用して転職活動をするのはNGです。

電話やパソコン、会社携帯電話など、会社から貸与されたものを使うことは窃盗罪にあたるとされ、実際にそれが裁判となり解雇を有効とした判例もあるのです。

 

転職活動をする際に気をつけたい大きな注意点は、会社から貸与されたものを使うことは避けないと、すべてが会社に筒抜状態になっていると認識しておこう。

どこにどれだけの回数でアクセスしたかの情報は調べれば、一目瞭然でわかることで、すぐに証拠を掴かまれ解雇されるケースは多いのだそう。

なので、在職中に転職活動のために会社の物や、備品などを使うと懲戒解雇の可能性もあるので、注意が必要です。

懲戒処分を避けて在職中の転職活動を成功させるには?

在職中の転職活動を成功させるのは、なかなか難しいと言われています。
それは「時間に余裕がなく忙しい」と言った理由が1番なのではないでしょうか。

まして内緒で転職活動をする場合には、転職先の企業から電話がある場合などはさりげなく会社をを抜け出して対応するなどの工夫も必要になってきます。

また、辞める時には引継ぎも必要になりますので、引継ぎ書類を作る為の作業も時間に余裕がないと作ることもできません。

なので、転職を考えた時には繁忙期や年度末は絶対に避け、⾃分の時間を確実に確保できる時期に行うようにするのが、会社に迷惑をかけない為の最低限のルールであり、社会人としてのマナーとも言えるでしょう。

在職中に転職活動を行うために気をつけなければいけないこと

先ほども書きましたが、現在の仕事と併行して転職活動を行うため、多忙になることは覚悟する必要があります。情報収集や書類作成に充分な時間をとることが難しく、面接のスケジュール調整も難しくなります。応募先の企業の面接が平日のみの場合は、有給休暇を取ったり、他の人に業務を引き継ぐなどの対策が必要になります。

職場の混乱を招かないため、同僚や上司には自分が転職活動中であることを知られないように細心の注意を払わなければなりません。

めでたく採用が決まっても、現在の職場を退職するには仕事の引継ぎが必要不可欠です。特に、重要なポジションについていたり、一人で多くの業務を抱えていたりすると、引継ぎにかなりの時間がかかってしまいます。

 

そのため、面接で「いつから出社できますか」と聞かれても即答できない場合もあります。数ヶ月待ってもらえる場合もありますが、急募の場合はそうもいきません。スムーズに現職場を退職できるよう、段取りを考えておきましょう。

在職中に転職活動を行うコツとは?

在職中に転職活動を行うのであれば、繁忙期や年度末の時期は避け、仕事が比較的落ち着いた時期を考えて、有給休暇や半休を使って対応するのが一番良いでしょう、

勤務時間中に面接に行くのは、途中急ぎの要件などの問い合わせが来て電話に出ないなどの対応は、勤務している会社に迷惑をかけてしまいますし、こういったことが続くと今の会社からも不信感を感じられてしまい、バレてしまう可能性が大きくなってしまいます。

 

どうせ辞めるんだし・・・と言う気持ちではなく、きちんと有給休暇や半休を使って対応するのがマナーです。その方が気持ちよく面接に行けますし、後ろめたい気持ちにもなりません。

仕事があるのに、休みを取るのは後ろめたいと感じる方もいると思いますが、きちんとした休みや半休を摂ることは、悪いことではありまんし、むしろ勤務中に面接に行く方がルール違反になってしまいますから、きちんとした対応して面接に行く方が、気持ちが良いものです。

 

もし、有給休暇の理由に悩む時には、無難に自分の体調不良や家族の病気などの理由が一番良いです。あと数ヶ月で退職する会社ですから、そこは嘘も方便です。

こういった社会人としてのルールやマナーなどを踏まえて、在職中に転職活動を上手に行っていきましょう!

この記事の編集者

INTELIVIA

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