再就職手当の書類は郵送でも受け付けしている!書き方や注意点
2018.2.20
再就職手当の受給申請をしたくても新しい仕事が始まると書類をハローワークまで持って行く時間が無いという人も多いと思います。
そんな時は郵送でも手続きができたらいいのにと思ってしまいますよね。再就職手当の申請は郵送でも受け付けてくれますが、期限などに注意が必要です。
再就職手当の書類の提出期限や書き方、注意点などをまとめました。
この記事の目次
再就職手当申請の書類は郵送でも受け付けてくれる?
再就職手当の請求の書類は郵送でも受け付けてくれます。
必要な部分を記入して漏れが無ければ郵送するだけで、再就職手当の申請手続きが完了します。
大切な書類ですし、記入漏れや誤りがある場合はその場で訂正出来るので直接提出しに行けるのが一番良い方法だと思います。しかし、仕事が始まってしまうとハローワークに行く時間がないという人も多いので、郵送でも受け付けているのです。
郵送で送る場合は特に期限に注意してください。再就職手当を申請するためには書類の提出期限があります。その期限に間に合うように郵送しなければいけません。
期限は再就職した翌日から1ヶ月以内と決まっています。期限までに再就職手当支給申請書に署名捺印を貰って、雇用保険受給資格者証を添えて郵送しなければなりません。
事業主が遅れたことが理由の場合は証明書を添付すると期限後でも認可される可能性もあるそうです。また、祝祭日などで雇用を開始した日と実際働きだした日にズレがある人は計算間違いをしないように注意しましょう。
また、郵送で書類に不備があるとハローワークから電話があるので、訂正して再送付する必要があるため、その分の時間も考慮するようにしましょう。
再就職手当の書類の手続きとは?郵送と持参どっちがいい?
再就職手当を貰うなら手続きをしなければ支給されません。最後の失業認定日に手続きをする場合は、内定をもらったら急いで書類の手配をしましょう。
内定をもらったらハローワークに行って「再就職手当支給申請書」を貰います。就職先の事業主に確かに採用したという記入を貰う必要があるので「再就職手当支給申請書」と受給資格者のしおりについている「採用証明書」に記入捺印してもらいます。
最後の失業認定日に手続きする時は、再就職手当支給申請書・採用証明書の他に、受給資格者証と失業認定申告書、ハンコを持って行きましょう。
最後の失業認定日に手続き出来るのがベストだと思いますが、色々と都合もあり書類がそろわない場合は、就職日の1ヶ月以内なら持参でも郵送でも手続き可能です。
最後の失業認定日に再就職手当支給申請書を貰った場合は、再就職手当支給申請書と採用証明書を管轄のハローワークに郵送します。大切な書類なので配達状況を追える郵送方法で送るのをおすすめします。
なお、郵送で期限ぎりぎりに提出し、不備があって訂正が間に合わないと支給されない場合もあるので注意しましょう。
再就職手当の書類を郵送するときの書き方は?
再就職手当の書類には事業主に記入してもらう箇所と自分で記入する箇所があります。
再就職手当ての書類を自分で記入する箇所
名前・郵便番号・申請者の住所・電話番号・3年間における就職についての再就職手当または常用就職支度手当の受給の有無
再就職手当ての書類を事業主が記入する箇所
事業名称・事業番号・所在地・電話番号・事業の種類・雇入年月日・採用内定年月日・職種・1週間の所定労働時間・賃金月額・雇用期間・署名
特に難しいことはないと思いますが、自分で記入する箇所で「3年間における就職についての再就職手当または常用就職支度手当の受給の有無」など「これってどういうこと?」と思う場合や日付など注意した方が良い箇所もあります。記入の仕方で分からないところがあったら、そのまま提出するのではなく必ずハローワークに問い合わせて漏れや誤りがないようにしましょう。
記載内容に不備があると支給が遅くなったり、提出期限が過ぎて受給できなくなる場合もあります。
なお、書類を取りに行く時間がない場合は、ハローワークのホームページからダウンロードする方法もあります。
再就職手当の書類を申請する場合の注意点
ハローワークに就職の届出をしてから申請する
まずはハローワークに内定をもらったことを報告していなければ、再就職手当の手続きは出来ません。
不用意に折り曲げたり汚くしない、枠内に綺麗に記入する
申請書は機械で読み取るため、書類に必要以上に折り目がついていたり汚れていたりするとうまく読み取り出来ません。また、文字が汚かったり枠外にはみ出しているのも読み取りできませんので、履歴書を書くようなつもりできれいに記入し丁寧に扱いましょう。
提出期限を守る
提出期限は雇入年月日の翌日から1ヶ月以内です。期限を過ぎると受付してもらえません。直接行けない時は期間内なら郵送でも受け付けしています。
嘘は書かない
申請書に虚偽が見つかると詐欺罪に問われる可能性もあります。再就職手当が支給された後に見つかると、支給額の倍近い金額を賠償しなければいけない事もあります。
空欄が無いように提出前に見直す
記入漏れや誤りがあると受給できない可能性もあります。空欄が無いように埋めて、提出前には見直しをしてみましょう。
再就職手当を受給できる日はいつ頃?
再就職手当を申請するとすぐに貰えると思っている人もいますが、支給されるのは書類提出から最短でも2か月後です。
再就職手当の支給を受けるには、入社の前日に失業給付の申請に行くことになっています。これに行くと、職員から申請から支給まで一通り説明を受けることが出来ます。
入社後はすぐに人事に書類を渡して事業主に記入してもらえるようにお願いしましょう。記入済みの書類が戻ってきたら、提出期限までにハローワークに提出します。
勿論、自分で記入する箇所もあるので、漏れがないように注意して下さい。書類に不備がある場合は、支給を受けられない場合もあります。
再就職手当の申請が受理されると、1~2か月後にハローワークから職場に在籍確認の連絡が入ります。確認方法は電話連絡が多いようです。
この在籍確認の時に、1年以上の雇用を認められれば、その半月後位に支給決定通知書が郵送されてきます。支給決定通知書が届いた後7~10日後に再就職手当が支給されることになります。
長い人だと申請から支給まで「3ヶ月以上後」という人もいます。そのため給付金を目当てにするのはやめておいた方が良いでしょう。
もしも、申請後1~2ヶ月しても在籍確認の連絡がない場合はハローワークに確認してみると良いと思います。