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弓道の大会で緊張したときの対処方法や克服方法

2018.3.30

弓道の練習のときとは変わり、大会ではどんな人でも緊張してしまうものだと思います。
しかし、その緊張がほどよければいつもと同じような力を発揮することができるでしょう。

自分の射を行う時や大会などで緊張した時は、どんな対処をとればいいのでしょうか?

練習で意識する事とは?緊張したときの対処方法や克服方法などを紹介します。

弓道の大会で緊張したときはどうしたらいい?心落ち着かせるには?

弓道の大会で緊張したときはどうしたらいいのでしょうか?

顧問の先生に聞いてみると、試合で負けたからと言って責任を自分1人が負うことはない、なんて言われた人もいるのではないでしょうか。

確かに一年生なんかだと、逆にそれほど気にしなくてもいいような気もしてきますよね。

そして、ライバルが弓矢を引くときには、つい「外れろ!」なんて心で叫んで、相手のミスを願ってしまうものです。

でも、これってその時点で自分はマイナスの戦いを始めてしまっているのと同じです。

ですから、いつも前向きな行動や発言を心がけるのが大切です。

このように常にプラス思考でいることは、いざというときにも心を落ち着かせてくれますよ。

また、自分が毎回行うルーティンのようなものを決めておくといいでしょう。

大会でもいつもと同じルーティンを行うことで、体がいつもと同じだと反応して、いつも通りのパフォーマンスをすることができますよ。

ぜひ心がけてくださいね。

弓道の大会では緊張しすぎるのもしなさすぎるのもNG?

弓道の大会など、試合や審査といった場面で緊張してしまうことってありますよね。

そのような緊張は、数をこなして、その場に慣れて経験を積んでいくことで、だんだん緩和されるものです。

逆に、何も緊張しないのであれば、それではまるで集中力も上がりませんよ。

緊張をすることは、ある意味集中する場面では必要なことだからです。

緊張をしていると、人は呼吸が浅くなってしまいます。

そして、息を止めてしまうこともあるようです。

弓道では、この呼吸を意識することも大切です。

例えば、鼻から息を吸ったらお腹を膨らまし、一気にお腹をへこまして息を吐くような腹式呼吸はリラックス効果もあります。

弓道の場合、練習からこの呼吸を意識して行うといいでしょう。

腹式呼吸に意識して行えば、動作にも集中することもできますよ。

緊張を克服できるようになりましょう。

弓道の大会で緊張してしまうときには自分を他人と思う!?

弓道の大会で緊張してしまうときには、自分のことを自分で実況してみてはいかがでしょうか。

落ち着けと言ったからって、簡単に落ち着いたりはできませんよね。

だから、今自分がどんな状況にいるのかを客観的に実況することで、緊張をほぐすことができるのです。

まるで、テレビ中継に自分が出ているかのように、自分の行動ひとつひとつに心の中で実況してみましょう。

そうすると、自分が今いる大会の状況もなんだか客観的に見えてくるでしょう。

それに、冷静に自分の行動をみることができるため、心が落ち着いていくはずです。

きっといつも通りの自分の結果を出せるはずですよ。

むしろ、それ以上かもしれませんね。

もしかしたら、意外な自分の発見に気づくこともあるかも・・・

なので、弓道の大会で緊張してしまうときには、ぜひ自分のことを自分で実況してみてくださいね。

きっと大会も楽しんで参加できますよ!

弓道の大会で緊張して震えてしまうときの対処方法

弓道の大会で緊張して震えてしまうという人もいるでしょう。

この震えは、単に緊張からくるものもあれば、自分に合った弓を使っていないことによっても起きたりするのです。

震えがあると、的中率は下がってしまいますよね。

ですから、はやめに改善することが望ましいです。

もしも緊張によって震えが止まらないときには、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。

丹田を意識してなるべくゆっくりと大きく呼吸を続けます。

呼吸法というのは、緊張を落ち着かせるときにも有効ですよ。

ぜひ練習のときからも取り入れてくださいね。

そうすることで、緊張による震えもきっと改善されるでしょう。

毎日の練習でも、このような緊張をコントロールできるようになトレーニングを取り入れるといいですね。

弓道の大会で緊張の他にも注意するポイントとは?

弓道の大会では緊張の対策の他にも注意するべきポイントがあります。

それは、試合中に錯覚を起こすことで狙いがずれてしまうことです。

これは、普段練習している場所ではないことにより、錯覚を起こしてしまうからです。

そして、景色によっても錯覚は起こるため、狙いの付け方が変わってしまいます。

それは、日の光や情景の色によっても距離感が変わってきてしまうからです。

安土の色が練習している道場と試合会場でも違いますしね。

しかし、この錯覚によって的中率が下がってしまうのは残念ですよね。

ですから、試合の前には、きっちりと高さや狙いを定めるようにしましょう。

これを厳密に行うことで、きっと試合のときでも対処することができるようになりますよ。

大会でもいつもの自分の実力を出せるようになりましょう。

この記事の編集者

INTELIVIA

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